杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

慰安婦問題は南京問題の前哨戦!

2007-04-09 09:46:52 | Weblog
慰安婦は南京の前哨戦!

 国内の旅行を一週間したことがきっかけでブログをお休みしたら、怠け癖が就いて今日までサボッテしまった。新聞は読んでいたがあまり面白い題材がなく、あってもこれまでの繰り返しでしかないこともあった。

 これから書くことも繰り返しではあるのだが、もう一度言っておきたい。私が間違っているかも知れない事を、後日確認するためにも!

 今年はアメリカを中心として反日勢力が南京虐殺を大々的に宣伝し直すようであり、そのために数本の映画が予定されている。そしてそれが中国本国との深い関わりを持つ団体により行われており、もっと言えば中国からの支持・支援によるものと考えても間違いはないようである。

 日本側も民間ベースではあるが、アメリカで南京事件を扱う虐殺を否定する書籍の発行やら、年末にかけてリリース予定の映画「南京の真実」の製作に取り掛かっている。これが今後どのような影響力を発揮するのかは分からないが充分とは言えず、日本政府としてもこの捏造事件への反論を行わねばならない恐らく最後の機会と思われる。

 私が心配していることは、この時期に中国が日米の離反を図るべく宣伝活動に打って出てきたという認識であり、慰安婦は南京とセットという戦略を中国がとっていると想像できることである。

 そしてその一番の狙いはこれまで中国がカネで篭絡してきている米国民主党から来年の大統領を出すことであり、同時に民主党を通じて日米を離反させることを図っているに違いないということである。

 そしてその前哨戦として慰安婦問題があると思って間違いない。なぜなら慰安婦問題は朝鮮系ではなく中国系政治団体により誘導されているからである。

 巷では、今回の慰安婦問題を北朝鮮の拉致問題と関連付ける見方が多いが、確かにそういう面も否定はできないが、私は中国による南京問題を再燃させて日本を悪者にして米国民主党を通じて日米を離反させるためであるというのが本筋だとみている。
 反日容共は米国民主党の伝統でもあり、これを活用しての中国の宣伝活動である。日本にとり誠に好ましからざる現象であるが、これもアメリカと考えて対策をとる必要がある。

 我々日本人は拉致問題を通じて核もミサイルも北朝鮮との問題だとつい思いがちだが、何度も言うが中国の核、ミサイルそして国際的な謀略宣伝の方が余程大きな問題であると考えている。そのためには中国同様、多額の資金をかけてでもの情報戦を仕掛けてゆかざるを得ない。

 勿論、慰安婦問題も拉致問題にも政府の慎重な対応が必要であることには間違いないが、其の先で中国が考えているであろう事を認識し、その準備を怠っては成らない。

 今回のイージス資料の漏洩問題にしても安倍訪米前を計ったように、中国人妻が自ら不法滞在を名乗り出るなどということは普通では考えられないことであり、米国国務省のみならず、日本の支援者でもある米国国防総省との関係を破壊しようという意図が無ければありえない話と読める。

 ニューズウィークの日本版4月11日号(米国NEWS WEEKでは先週版)にて加瀬英明氏は「利用され、悪用される歴史」というオピニオンのなかで慰安婦問題を主題としながらも、日本において近年南京虐殺への疑問が大きく湧き上がってきており、次の問題に成りつつあることを記述されているが、私にとってはこの記述すら充分ではないが、これ以外にはメディアがこの2件を関連付けた報道をまだ見ていない。

 安倍政権は今、まさに日本の将来の生殺与奪の鍵を握っているといって間違いなかろう。

 なんとか、踏ん張って中国の謀略に対抗し、難局を是非とも乗り切ってもらいたい。