越後駒ケ岳 駒の小屋の直下の岩場は登りにはきつく苦しい急登だ。
足元の安全を確かめながら息を切らせての登りでは周りに咲く草花にまで目が届きにくい。
だが東南を向いて春の雪融けが早い急斜面は咲く花の種類も多いので もっと楽しみたい場所だ。
夏 この斜面に咲く タカネサギソウ は稜線のお花畑などでは見られない花だ。草丈(10cmほど)の割に大きな花をつけ 数本づつまとまって咲いている。
jokichi は頭でっかち のその姿を見ると 小びと みたいにカワイイ花だといつも思う。他の草は勿論 苔も生えないような岩の割れ目に根を張って強烈な紫外線にも耐えている。
年によって花付きのいい年と悪い年があるようだ。ことしは いい年だった。