ナエバキスミレ は オオバキスミレ の 高山型と説明されている。そのことは理解できる。
両種の具体的な相違点は 茎の色で ナエバキスミレ 茎は茶色だ・・・・と最初に教わった。
それが刷り込まれていた jokichi のアタマは途中から変になってしまった。
越後駒ケ岳では登山口から茎は茶色だがそれ以外は間違いなく オオバキスミレ の花が咲いている。途中には どう見ても両者の中間と言える花が咲いている。山頂稜線まで行くと これは オオバキスミレ ではなく ナエバキスミレ だと思える花になる。どこで線を引いて両種を分ければいいのか判断に迷ってしまう。
人に聞かれた時は登山口から道行山までは オオバキスミレ と言って、そこから百草ノ池までは
「中間種のようですね」などと言い、百草ノ池を過ぎると「 ナエバキスミレ のようですね」と
言ってお茶を濁している。「 ナエバキスミレ です」と言うのは小屋を過ぎてからにしている。