みなさん、こんにちは。
今回はReader's Digest 2004年(!!)2月号に載っていた一言ジョークより
使える表現をご紹介します♪
ところで、引用元の発行年数が2004年とは(^-^;)情報として大丈夫かい?と
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ニュース記事でしたらその内容は時とともに古くなりますが、
いい英語表現、そして使われる基本の表現は時を経ても変わりませんのでご安心下さい。
ちなみにこのReader's Digestは私の好きな英文雑誌の一つで、
昔、英検1級の勉強をしていた頃、表現力を付けるためによく読んでいました。
今でも気になる話題が特集されている時には、たまーに買って楽しんでいます。
THE WORLD ALMANAC FOR KIDS同様に、細切れ時間に”つまみ読み”するのがオススメです。
ですが、この雑誌、すべての内容を100%理解しながら読む読み方では、文化的な背景もあり、
難しいところもありますので、独学の教材としては、
読み方のさじ加減が少し見え始めたupper-intermediate(中上級)以上の方に
特にオススメの雑誌です。
さて、前置きはこの辺にして、本題に入ります。
今回の引用文(引用ジョーク?)がこちらです♪
"That sounds expensive. Is there any way you could ship it without handling it?"
どうでしょう??
パソコンはあまり得意ではありませんので、いつも写真は載せていませんが、
今回は、イラストとともに見て頂いたほうが想像もできていいかな?と思い、
ちょっと載せてみました(^-^)
このジョークのキーポイントは
①That sounds expensive.
※soundは「聞こえる」「(聞こえた感じ)~な感じがする」
※話を聞いて「~な風に思う」と言う時に使います。ちなみに、目で見て「~な風に思う」はlookを使います。
例えば見るからに高そうな車を見て「それ高そうね」と言う時はThat looks expensive.
人から食べ物の話を聞いて「美味しそうね」はThat sounds good.
写真などをその食べ物を見て「美味しそうね」はThat looks good.
②ship
※名詞では「船」ですが、動詞になると「送る」「発送する」という意味で使われれます。
③without handling it
※without 〈前置詞〉の後に続く語は必ず【名詞】というルールがあります。
動詞を続ける時には~ingの形にして【動名詞】にします。
handlingを元の形に戻すとhandle(取り扱う)という意味です。
※without~ で「~なしで」
つまりここでは「それを取り扱うことなしで」となっています。
ここまで見たところで、ship とhandlingが一緒の流れで使われている時に『あ』と気付けるように
知っていたら便利な表現があります。それがこちら↓
shipping and handling
二つ合わせて「発送手数料」という意味で何か商品を送ったり送られたりする際によく使われる表現です。
ここでもう一度本文を♪
"That sounds expensive. Is there any way you could ship it without handling it?"
いかがでしょう?じわじわ、クスッときましたか???
念のため、訳してみます♪
「それは高いわね。触らずに(handlingせずに)送ってくれませんか?」
このご婦人が何かを注文した後に、お店の人(電話の相手)からshipping and handling cost(発送手数料)を
伝えられた時に、え?そんなに値段が変わるの?とびっくりしてとっさに出た一言のシーンのような気がします。
商品に触れずに送る、
・・・・・・・・
そりゃ無茶ですよ!!
参考までに、他のページに載っていた人形の通販の広告には小さい字で
Total price of $163.97 includes $13.98 shipping and handling. と書かれていました。
※includeは「含む」