洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

最新作から

2014年11月28日 | 英語表現
英語の勉強には洋書の読書がお勧めです。

とはいっても、かつての私がそうであったように、一人で実践するには、なかなか難しいことがあります。
そのため、私はレッスンで、生徒さんの洋書の読書の助けとなるようにと、話の筋を拾って答える問題と
私の独断と偏見と経験と知識で得たデータ(!)からピックアップした、オススメ表現を集めた
オリジナルの教材を作って、皆さんに取り組んでいただいています。
今日はその教材の最新作からオススメの表現を紹介します。


Flora & Ulysses (KATE DICAMILLO著)より、


気を失っていたユリシーズが少しずつ回復して目が覚めてきたシーンからの一節です。



Flora's face came into view.


~come into view は「~が視界に入る、~が見えてくる」という意味のフレーズです。


したがって、この文章は「フローラの顔が見えてきた」ですね。


この表現は、誰かを案内している時や、自分自身がどこかへ向かっている時に
その目的地が見えてきたよ~と伝える時に使えます♪

進行形にして

It's coming into view. 「見えてきたよ」


みなさんもぜひ使ってみてくださいね♪


ちなみにこのFlora & Ulyssesという作品は、2014年のジョン ニューベリー賞
(毎年、アメリカ合衆国における最も優れた児童文学の著者に与えられる賞)を受賞した作品です♪

私なりのこのお話のあらすじ:
Ulyssesというスーパー掃除機に誤って吸いこまれてしまった後に覚醒し、
詩が書けるようになったリスと、そのリスをその掃除機にちなんでUlysses(ユリシーズ)と名付け、
自分の愛するコミックの主人公のようにそのリスが掃除機に吸いこまれたことでスーパーヒーローに変化したと
信じて疑わないフローラという女の子が2人で色々と体験し、成長していくお話です。
コメント
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