源平の史跡を訪ねて

全国いたるところにある源氏と平家の史跡を訪ねています。少しだけ源氏物語の史跡も紹介しています。

布引滝の和歌(在原業平、順徳院)

2005-09-04 01:04:39 | 布引の滝と和歌
                     在原 業平の詠んだ歌 (写真)
ぬきみたる 人こそあるらし 白たまの まなくもちるか そての狭きに

六歌仙時代の代表的歌人で、伊勢物語の作者。業平が父の領地芦屋の里にいた時、友人たちと布引の滝見物に来た時に詠んだ歌。滝の水玉が飛び散る様子を詠った。


                     順 徳院の詠んだ歌
たち縫はぬ 紅葉の衣 そめ出でて 何山姫の ゐの引の滝

父と共に北条氏打倒を企てたが事ならず佐渡島に配流の身となる。たち縫はぬ衣は無縫の天衣であり、山姫は山の女神を意味する。
※無縫の天衣とは、「天衣無縫」 天人の着物には縫い目のあとがないの意。

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8 コメント

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天衣無縫 (しずか)
2005-09-04 10:20:56
「縫い目」がある着物・・・たしかに人間っぽいですね。
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Unknown (ラメール)
2005-09-04 23:10:42
しずかさん



ご訪問とコメントありがとう。



天人の着物は「縫い目がない」とゆうことらしいです。

和歌をのせていますが意味はよく和歌っていません。誰か解説してほしいです。



「ダジャレ」

「和歌」を「分かって」いませんにかけてみました。
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ダジャレ (しずか)
2005-09-05 00:18:29
和歌ってましたよ!
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在原業平 (しずか)
2005-09-05 00:43:41
merryさんが「義経記」について触れられていましたが、「義経記」の巻4「義経の都落ち」のところで、「いさり火の むかしの光 ほのみえて 芦屋の里に とぶほたるかな」とむかし在原業平がよんだように・・・と出てきます。
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Unknown (ラメール)
2005-09-05 00:47:51
早速のコメントありがとう。

掛詞もこのくらいしか出来ません。
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Unknown (ラメール)
2005-09-05 01:46:14
芦屋の地名は、そんな昔からあったのですね。
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Unknown (merry)
2005-09-05 07:57:20
ごめんね、しずかさん。探してくださったのね。

一の谷を巡って歩いていた時に、在原行平にちなんだ石碑か何かを見たんです。

行平は須磨とかかわりが深かったようです。

それで私の頭のなかで混線して、義経と行平が同じ舞台に出てきたという訳です。

もう、私の頭・・パニクってます
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義経記 (しずか)
2005-09-06 00:18:00
ちょうどそのあたりを読んだばかりだったのですぐに見つかりましたよ!
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