願成就院は、1189年、頼朝の奥州藤原氏成敗の戦勝を祈願して、北条時政公が建立しました。吾妻鑑には、時政公が大伽藍と南塔を建立、二代義時公が南新御堂、そして、三代泰時公が北条御堂と北塔を建立したことが書かれています。
北条時政公は、1160年、14歳で配流となった源頼朝を監視する役職にいたが、娘:政子が頼朝に嫁ぎ、1180年に頼朝が源氏再興の旗を揚げると平家目代の山本兼隆を攻め、以降、平家打倒、鎌倉幕府樹立に大いに活躍しました。頼朝亡き後、鎌倉幕府初代執権として働きました。享年:78歳
北条時政公墓
足利茶々丸公(堀越御所2代目)の墓もあります。
北条時政公
北条家系図
願成就院
願成就院入り口 奥に見える鳥居は守山八幡宮
願成就院跡
運慶作五仏 胎内銘札四枚は国宝
守山八幡宮(願成就院の隣にあります)
願成就院を守護する神社
願成就院の地図(韮山駅から15分くらいです)