源平の史跡を訪ねて

全国いたるところにある源氏と平家の史跡を訪ねています。少しだけ源氏物語の史跡も紹介しています。

源頼朝の史跡巡り9 成福寺 成願寺

2017-07-26 02:24:34 | 頼朝史跡

頼朝政権の誕生から鎌倉幕府を支えてきた北条氏の史跡が多く残っているのが伊豆の国市韮山です。
今回は、史跡巡りの最後になり、北条氏に関連のある成福寺、頼朝と関連のある成願寺、武田家とつながりのある信光寺です。

 

成福寺(じょうふくじ)
1289年、八代北条時宗の子:政宗が両親の遺骨の一部を鎌倉より持ち帰り、成福寺を建立してそこに墓を造り弔いました。歴代:北条氏の菩提を弔っています。
この場所は、北条家の館のあった所です。時宗が政子と頼朝の新居を造ったのもこの辺りだったと言われています。


本堂







  





成願寺(じょうがんじ)
頼朝が三嶋大社にお参りしたとき、老婆が餅を献上したと言われ、後年、頼朝がお礼はなにがいいかと尋ねたら、寺を建立してほしいと答えたので建てたお寺がこの成願寺と言われています。
静岡県伊豆の国市原木158(韮山駅から北へ約1k)



信光寺
武田五郎信光公の開基で、公は尼将軍(北条政子)の時代に伊豆の国に住んだとの記述があります。後の武田信玄は子孫になります。









史跡地図


成願寺は、韮山駅北へ約1Kのところにあります。