怒りに対して怒りで対抗すれば終わりがありません・・・

ビンラディン氏が殺害されましたね。私は今までのアメリカとのいきさつの歴史が分からないので、どちらがどうとも言えませんが、お互いに怒りは怒りで対抗してきた結果テロも起こり、殺害もおこったのだと思います。冷静に考えますと、他国において殺害してしまうというのも、犯罪者とは言え、武装もしていない状況のようでしたので、何だか恐ろしい気がします。何が正義なの理解に苦しみます。

話は全く変わりますが、何かの本で読んだ記憶がありますが、イチロウ選手がデッドボールを受けたときに、全く相手の顔も見ず、ポーカーフェイスで一塁まで行き、素知らぬ顔でピッチャーに対して何事もなかったかのようにしているそうです。これはイチロウの一流の戦略です。相手のピッチャーは、にらみ返されたり、何らかのリアクションをしてくれたほうが、そこで、そのことに対する償いが終わるのですが、イチロウ選手のようにやられると、いつまでも気持ちが釈然としないんですね。イチロウ選手はそこのところの心理をうまくついて、沈黙により、相手にダメージを与えます。これは効きますね。