95年シーズン暮れの大一番、グランプリ有馬記念。当牧場の現役のG1ホース5頭中4頭が揃ってゲートインとなった。ちなみに未出走の1頭は阪神JFを勝ったばかりの来年のウオッカ3杯目候補(933)なので、さすがに有馬記念には出走できない。というわけで、今年の有馬記念は、きりん牧場の現役の一線級が勢揃いと言ってもいいだろう。あいにく全部牝馬だけど。
この秋、期待の牡馬がいないワケではなかった。春G1戦線 . . . 本文を読む
父クリームキャスト(693)に続いて、逃げ切りでの凱旋門賞父娘制覇を目指した大逃げ牝馬(895)だったが、テンの行き脚がつかず、後ろからのレースとなった。
結局、後方のまま14頭立ての12着でフィニッシュ。逃げ馬ではあるが、実は入厩前のスピードコメントが出なかったオク手の彼女(895)。さすがに凱旋門賞のスピードについていくのは難しかったようだ。帰国後は中々体調がもどらず、暮れの有馬記念は3連覇 . . . 本文を読む
前回の更新からもうすぐ1ヶ月。ウチのダビスタの中では、前回更新94年の有馬記念から半年以上たち、夏競馬真っ盛り。久々に新馬勝ちの馬(932)が出ました。無論、95年の春競馬も無事終了。クラシック路線はとうとうG1出走馬が出ませんでした。唯一オープンまで上がったのが、オークストライアルを逃げ切ったミスターシービーの牝馬(922)。フサイチエアデールに6馬身差をつけての逃げ切りだけに本番でも勝負になる . . . 本文を読む
昨年の有馬記念を逃げ切った後に三度目の屈腱炎を発症した牝馬(895)が帰厩したのは8月後半。京都大賞典が9ヶ月ぶりのレースで12着に惨敗。復調した秋の天皇賞では3着に好走したけど、長期休養明けなので念のためにココで一旦放牧して暮れのグランプリへ。
で、その天皇賞で勝ったのが姉の方のダービー馬(894)。宝塚2着以来の毎日王冠が14着と、デビュー以来初めての惨敗となり、そろそろ衰えが見られるのかな . . . 本文を読む
姉(894)の時と同じく一番人気はウオッカの父タニノギムレット。サイレンススズカが逃げる展開も同じ。違うのは姉(894)が絶好調だったのに対し、妹(918)は調子が落ち始めだった点。そして姉(894)が内ワクを利してラチ沿いを回り万全の体制で直線抜出したのに対し、妹(918)は外々を回り3角からかなり強引に捲って上がっていかざるを得なかった点。
でも勝っちゃいました、しかも勝ちタイムは姉より1秒 . . . 本文を読む
桜花賞のゲートが開く。外目13番枠から2歳牝馬チャンピオン(915)が前へ行こうとするが、阪神が改装前のままのダビスタ04の桜花賞のこと。2コーナーまでに馬群の前に出られず、そもまま外々を回るレースを余儀なくされる。
人気薄の「母=白毛」の娘(914)は中団、堅実派の彼女(912)は外ワクの今回は後方からの競馬に徹する。スタート直後に下げて後ろからの競馬はダービー馬の妹(918)も同じ。だが、巧 . . . 本文を読む
2007年の有馬記念は伏兵の勝利で波乱となったが、我がダビスタワールドの93年度も、有馬記念でオク手の牝馬(895)が逃げ切って波乱の幕切れとなった。
で、当の波乱の主役(895)は有馬記念後に疲れが出て放牧、帰厩直後に三回目の屈腱炎発症と、何かと波乱万丈な競走馬人生。一方、有馬記念で惜敗した牝馬のダービー馬(894)はというと、2歳以来のダート戦となるフォブラリーSこそ2着だが、続く阪神大賞典 . . . 本文を読む
きりん牧場の自家種牡馬産駒5頭出しの有馬記念のゲートが開いた。先手を取るのはペリエ鞍上の3歳牝馬[帽色:橙](901)。控えると思われた高松宮記念馬[赤](893)がスピードの違いでコレにつづく。本来逃げ馬の中舘の4歳牝馬[桃](895)もスタート直後は押して行こうとするが、大外枠のため一旦引いて3番手。4番手エアグルーブの内側やや後方にきさらぎ賞勝ちの3歳牡馬[白](902)。中団ウチから2頭目 . . . 本文を読む
「兄妹が凱旋門賞挑戦を賭けて激突!」のハズだった宝塚記念が、兄3着、妹6着に終わり、我がダビスタワールドはテンションが上がりきらないまま夏を過ぎ、なんとなく秋競馬に突入。兄(884)はオールカマー2着、天皇賞2着と決め手に翳りが見えてきた様子で、調子落ちのジャパンカップも6着。結局有馬記念は回避した。ダービー馬である妹(894)は京都大賞典1着のあと、エリザベス女王杯を貫禄勝ちして有馬記念へ向かう . . . 本文を読む
昨日のジャパンカップ(あ、現実の方のですが)、前走を回避したダービー馬ウオッカは、折合に専念しすぎたのか、直線良く伸びるも届ず4着。ま、順調でなかった分だけ慎重すぎたとも言えますが、ルドルフが3着、ディープインパクトが回避した3歳秋のジャパンカップですからね。ま、立派な結果と言えるのではないでしょうか。ただ、このままだと、最優秀3歳牝馬タイトルが微妙ですね。64年振りの牝馬のダービー馬だけどタイト . . . 本文を読む
桜花賞を楽々と制した妹(894)の活躍を受けて、凱旋門賞を狙う兄(884)も負けてはいられない。年明け緒戦になんの気まぐれかフェブラリーSを使って惨敗した時には前途多難に思われたが<071001参照>、この惨敗がために次走でシャドーロールが着いたこともあってか、産経大阪杯は重馬場を力任せに追い込んでの快勝。
その後の調子落ちと馬体減が心配だったが、フタを明けて見たら春の天皇賞も見事な . . . 本文を読む
母に続いて、一番人気での桜花賞制覇を目指す3歳牝馬(894)は順調な仕上がりで4月3週目を迎えた。新馬5着の後、ここまでG1阪神JFを含めて重賞4勝は、もちろんダントツの成績。未勝利、函館2歳Sは好ワクから悠々と先行抜出し。4戦目のファンタジーSは真ん中あたりのワク順からポーンとハナを切って逃げてぶっちぎり。阪神JFと前走の桜花賞TRは外ワクのため控えて、でも4角から大外を回って差し切り。正直、何 . . . 本文を読む
このところ更新するほどのトピックが無くかったのだけど、これからクラシックに向かうに当たって「ちょっとすごいかも」ってな馬(894)が出たので取り上げておく。牝馬だけどネ。
父は当ブログではおなじみの初代凱旋門賞馬(693)、母は3歳時に桜花賞・秋華賞・女王杯・有馬記念とG1を4勝した名牝(734)。母の半弟には凱旋門賞2着馬(821)もいる。母系はミッドナイトRT(A11)から連なるきりん牧場の . . . 本文を読む
春のクラシックを共に一番人気ながら、無冠に終わった3歳最強のハズの彼(884)は、秋緒戦の神戸新聞杯を調整途上ながら快勝。菊にも一番人気で臨むことになった。
正直「郷原、降ろした方が良いかなぁ」と思ってたのだけど、前走結果を出しただけに降ろしづらい。セイウンスカイをすんなりと逃がしたくないので、二頭出しのもう一方の馬(881)の善臣には逃げを指示。郷原には追い込みを指示。
郷原の馬(884)は . . . 本文を読む
画像は現在の我が家のテレビに写っているものです。白毛の種牡馬(703)にとって、唯一の白毛の産駒だった、白い肌馬(815)が、今朝、亡くなりました。というか、今夜ですけど。
実は、父の白毛クン(703)は今年の種付で1頭も止まらず、7月付けで種牡馬を引退したばかりでした。
でもG1を勝つような白毛の孝行娘(815)が出たし、栗毛だけどクラシックホース(873)まで出たし、「まぁ血脈は遺せそうだ . . . 本文を読む