兄より強いかも？

母に続いて、一番人気での桜花賞制覇を目指す3歳牝馬(894)は順調な仕上がりで4月3週目を迎えた。新馬5着の後、ここまでG1阪神JFを含めて重賞4勝は、もちろんダントツの成績。未勝利、函館2歳Sは好ワクから悠々と先行抜出し。4戦目のファンタジーSは真ん中あたりのワク順からポーンとハナを切って逃げてぶっちぎり。阪神JFと前走の桜花賞TRは外ワクのため控えて、でも4角から大外を回って差し切り。正直、何やっても勝てる気がするんだけど、どうでしょうねぇ。


桜花賞当日、18頭中15番ワクだったが「後ろから行って外回っても、まぁ勝てるだろう」というワケで、鞍上のノリは「後方待機」の指示通りに殿からレースを進める。


前走、前々走では本当に大外をブン回した横山典弘だったが、今回は巧みに馬群を縫って先団に迫る。


直線に入ったところでは、まだ先頭と差があったが、


そこから一気に行く脚は凄かった。4角で前の方にいた馬は概ねバテずに上位に粘っている。が、それをまとめて面倒見たワケですね。


ゴール板前で、すでにノリが腰を浮かせて手綱を緩めて余裕のゴール。

桜花賞一番人気での優勝は、この馬(894)の母親(814)、コノ記事<070111>の時の彼女(843)に続いて3頭目だ。でも、これまでの中で一番安心して見ていられた。気性が素直だからだろうか。それとも、能力がそれだけズ抜けているのだろうか。

ちょっとダービーに出してみたくなりましたよ。ま、彼女(894)が勝ってもエンディングには近づかないワケですが。

ちなみに兄の方(884)ですが、桜花賞の前週の重馬場の産経大阪杯を差し切りました。空いてるジョッキーが微妙だったので、乗り替わりはひとまず白紙で、郷原を乗せてみたら、見事な騎乗。天皇賞と宝塚を連勝すれば凱旋門挑戦ですが、その鞍上が郷原なら、それはそれで見てみたいカモ。

それから、ゲーム用のモニタをこれまでのブラウン管から、液晶モニタに変えました。写真の発色が自然になった気がします。カメラのセッティングも色々といじって、脚が6本写らないようなピシッとした写真を撮りたいところです。