「作ったらできるだけ走らせる」というお題目通り、生産馬は今のところ1頭残らず競走馬デビューさせているのだが、調教に関しては「自分で調教」7割、「おまかせ」3割ぐらいだ。ただ、最近はさすがに管理馬が多くなりすぎてきたため、「自分調教」の馬のうち、「ピークを過ぎた」とか「底が割れた」と判断した馬は「おまかせ」にスイッチするようにしている。
ところが自分の相馬眼がアテにならないってのは実際の競馬もゲー . . . 本文を読む
前回「どうでもいいはずの馬」が予想外の勝ちをおさめたことを書いたが、連勝しちまったぞ。この馬。
前回は出遅れが幸いしてハイペースを差し切った、みたいな恵まれた勝利ってな雰囲気があったのだが、今回は中団につけて満を持しての抜出(に見えた)。単勝配当は前回の6000円丁度から大幅に下がって、それでも1800円。特筆すべきはここまで5戦まったく無印だったのだが、今回は待望の印がついた。△が1コだけだが . . . 本文を読む
短距離では敵無しのウチのエースが、マイルチャンピオンシップの後も調子が絶好調のままだったので、試しに有馬記念に出してみました。人気はオペラーの2番人気、鞍上は勿論岡部。道中は絶好の手応えで、中団につけて3角から徐々に進出し出した途端に、まるでサクラスターオーのように(って年がバレますが)ずるずる下がっていきました。
「昔のように12月3週目にスプリンターズSがあったらそっちに出したよ」とか、「9 . . . 本文を読む
「負」と「勝」を上手に1回ごとに繰り返して来た馬ですが、今回は骨折明けで「勝」の番なので難しいかなぁ。と思っていましたが、上手いこと勝ってくれました。
実は骨折明けの調整に万全を期したのですが、がんばって仕上げすぎて調子が一回りしてしまいました。おかげで放牧明けから復帰戦まで5ヶ月も開いてしまいましたが、レースは重馬場の府中の直線を最後方からの差し切り勝ちと、中々のレースっぷりでした。
が、次 . . . 本文を読む
春に安田記念を勝ったウチの短距離のエースが、秋初戦のセントウルSを楽々と抜出してスプリンターズSへと向かった。
自分でレースを作るとどうしても末が甘くなる馬だけに、岡部にはここでも「差し」をオーダー。道中は前にタイキシャトルとアグネスワールド、後ろにはブラックホークがいて、ウチの馬は丁度中団辺り。3角からマイネルラブが積極的に動いて直線入り口ではやくも先頭に立ち、それをアグネスワールドがいい脚で . . . 本文を読む
ちょっと前に『古馬に混じって関屋記念2着』とか、『「負・勝・負・勝・負・勝」を繰り返して準OPまで来た馬』ってなことを書いたのだが、古馬に混じって関屋記念2着した馬は、その関屋記念以来重賞でずっと連対を続け、古馬になって安田記念に勝ってしまった。京阪杯・中山金杯を勝った時は殿から追込んでギリギリ差し切りってな感じだったのだが、以後中山記念は先行抜出し、産経大阪杯・京王杯SCは先行して2着と、追込み . . . 本文を読む
8月7日のエントリーで2歳時のソエが長引いて、調整がおくれたあげく、1勝馬の身でアネモネSで1番人気となり、レース中に「大変なことになりました」といわれてしまい、早熟なので繁殖入りも考えたが悔しいので現役続行! ってな馬のことを書いた。かなりの重傷だったが、アネモネSから丸1年、ようやく復帰戦を迎えることができた。
1年前は桜花賞に間に合わせようとして重め残りで出した未勝利戦で2着に敗れて予定 . . . 本文を読む
ただ今44年度が終了したところなのだが、今年は2歳戦を7戦未勝利で終えた馬ってのがいた。成績欄の追いきりコメントが空欄なのはおまかせ調教だからなのだが、やるな秋野厩舎という感じ。早熟でもない馬を7月1週目にデビューさせているのはいいとして(いいのか?)、そこで調子落ちのあと、9月1週目からは中1週/中2週/中1週/中3週/中1週ですよ。しかも11着/7着から変わり身を見せて3戦目の芝1800で2着 . . . 本文を読む
秋華賞で2頭出ししたら3連複38万8060円という大穴が出た。2頭出しなのでちょっと色気を持って競馬場にいったのだが、フタを明けると12番人気と13番人気、印も2頭合わせて△1つだけだったので「こりゃアカン」と思いつつ、お約束の大逃げ狙いと行くことにした。一応、赤松賞で大逃げの前科のある方を選び、岡部に「逃げ」をオーダー。
フルゲートの14番ワクだったが、ダッシュ良く飛び出して向正面では無事大逃 . . . 本文を読む
昨日思いの他ソエが長引いてローテーションが狂ったと書いた馬だが、結局1勝馬の身で出走したアネモネSは堂々の1番人気で臨むこととなった。スタート互角から中山のおむすび型のコースの2角から徐々に進出して「よし行ける!」と思ったら3角で岡部が立ちあがって手綱を引いている。「あれあれ?」と思うまもなく、4角ではズルズルと下がっていき無情にもアナウンサーの大変なことになりましたとの言葉・・・。今となってみれ . . . 本文を読む
現在41年産まれの世代が44年度のクラシックシーズン目前なのだが、2月4週目・3月1週目と未勝利勝ち上がりが続き、コレでこの世代は7頭全部が未勝利脱出となった。ま、ダビスタならこの時期まで進んだ牧場から未勝利のまま引退する馬はそうそう出ないか。ちなみに2月4週目に勝ち上がった馬は8月の新馬戦10着の翌週にソエを発症し、放牧に出したのだが、ソエが完治したのが何と1月2週目。4ヶ月半も牧場で無為に過ご . . . 本文を読む
多分よろこばしいことなだが、牡馬では初めてとなるG1勝ち馬が誕生した。レースがジャパンCダートというのが中途半端ではあるが。しかしレース自体はスタートそこそこから向正面から捲って先頭に立ち、直線入り口では後続を大きく離し、結局9馬身差をつけての圧勝、となかなかのもの。
02年の有馬記念の時のタップダンスシチーがそのまま逃げ切ってしまったようなレースと言えば分かりやすいか。タイムも2.11.2ならま . . . 本文を読む
Blogのタイトルには「できるだけ走らせる」とあるが、どっちかというと貧乏性で「走る馬だったらどうしよう」とか「まだ走らないと言いきれないし・・・」と思うと引退に踏み切れないってな馬もいる。
たとえばこの黒鹿毛のサクラユタカオー産駒。もともと太島師のおまかせ調教だったのだが、あまり向きそうに無いダート戦を使ってきた。基本的におまかせの場合レース選択に口を突っ込まない主義なのだが「おいおいそれは無 . . . 本文を読む