昨年秋、天皇賞と有馬記念を連勝した馬が出たことで、この春の古馬戦線最大の課題は、「この馬の宝塚記念制覇&殿堂入り&凱旋門賞挑戦がなるか」 だった。しかし、1月のAJC杯でこの天皇賞&有馬記念馬がウチの牧場産のオークス3着馬に破れたことで、この春は同時に牧場産の現役最強馬決定への戦いということにもなった。
AJC杯後は、前者の芦毛のグランプリホースは阪神大賞典、オークス3着馬は日経賞から始動し、そ . . . 本文を読む
今年もダービー出走馬はナシ。ダービースタリオンなのにダービー出走馬がほとんどいないですな。ウチの牧場。これまでダービーに生産馬が出走したことって何回あったっけ…。と思ってちょっと調べてみたら………。おどろきました。
1度もないぞ。ヲイ。
いやぁ。驚きを通り越して、半ば呆れました。自分のコトながら…。
皐月賞は結構早い時期に出走馬が1頭出たのだわ。桜花賞トライアルを勝ったのに間違えて桜花賞の週を . . . 本文を読む
4歳1月に中山金杯で初重賞勝利を飾った馬が、今度は5歳1月のAJC杯で久々の重賞2勝目を飾った。と書くと結構地味な話なのだが、もしかしてそこそこ強い馬かもしれん。このオークス3着馬。
ま、昨年(この馬の4歳時ね)は中山の金杯で初重賞勝ちを飾って、1番人気でむかえた京都牝馬Sを伸びを欠いて4着に終わったのがシャクで強気に日経賞に出走し惨敗。相手が弱くなって勝てるだろうを思ったオーストラリアトロフィ . . . 本文を読む
まぁ、地味な馬といっても、ウチの牧場の生産馬ってのは基本的にジミな成績ばっかりなんですが、その中でもお気に入り(?)の1頭が見事重賞初制覇か…と思ったら2着に終わってしまったという話。しかも勝った馬がこれまた意外な馬だったわけで…。
その初重賞を逃した地味な馬はこのBlogに6歳にもなって初登場のこんな馬。面代くも見事でも考えてもいない純然たるアウトブリード配合で、コメントも「オク手・スタミナ」 . . . 本文を読む
エリザベス女王杯を3歳~5歳時に3着・3着・2着という馬がいる。実は秋華賞を人気薄で追い込んで勝った馬なのだが、その後なかなか勝ち星が上がれない。スタミナが取り柄で混戦でシブとさを発揮するタイプのようなのだが、反面切れる脚が無いようだ。
6歳時には今度こそと、思ったエリザベス女王杯は、京都大賞典で仕上がりすぎて調子落ちのため回避してしまった。明けて7歳になって初戦は日経新春杯を選んだら運良く武豊 . . . 本文を読む
短距離では敵無しのウチのエースを調子にのって有馬記念に出して故障したことを以前書いたことがある(8月25日エントリー)。
その馬が、5歳時を丸々棒に振って14ヶ月の休養から復帰したのが3月の阪急杯のこと。しかし、1年以上のブランクは大きく、マイラーズC・安田記念・宝塚記念と、強かった時のG前100mだけでまとめて差しきる瞬発力が戻ってこない。しかも、安田記念には3歳のタイキシャトルが出走しており . . . 本文を読む
ウチの牧場の最強牝馬の娘が春の天皇賞を逃切勝ちし、母・娘2代続いての牝馬の天皇賞馬となった。そのこと自体は喜ばしいし、これでエリザベス女王杯に続いてG1も2つ目なので母娘そろっての殿堂入りも狙えるところまできたのも楽しみではある。これでG1レース2勝を含む重賞6連勝で、実際の競馬なら間違い無く「名牝」と呼ばれる存在であろう。
問題なのは6連勝全てが中館を背にした逃切勝ちであることだ。いわゆる大逃 . . . 本文を読む
「おまかせにした途端に重賞2連勝」した馬が、さらにG1を勝ってしまったことを前回書いたのだが、こちらの馬はもともと自分で調教していた馬を途中で「おまかせ」にしたものだった。が、今回、デビュー以来ずーっと「おまかせ」だった馬が(それ故期待もしていなかった馬が)初重賞制覇をG1で飾ってしまいました。
実は前走は条件戦で6着に負けている(ようするにまだ準OP)この馬ですが、当然格上挑戦でのぞんだG1フ . . . 本文を読む
それが1・2・3着となると中々無いので嬉しいことは嬉しいのだが、期待してなかった順に1・2・3着だったりするあたり全てが上手くは行かないなってことで・・・。
ちなみに勝ってしまった一番期待していなかった馬は、前回『おまかせ調教にした途端に重賞2連勝した』と書いた馬で、やはりというか、道中大きく引き離しての逃切勝ち。なんとかなりませんかね、この『大逃げモード』ってやつ。ま、おそらくおまかせにする直 . . . 本文を読む