京都インプラント再生センターの井上先生主催の勉強会がありました。今回は特別講師で招待されました。上顎洞に迷入したインプラントを除去する、当院で考案した新しい手術法等を発表させてもらいました。従来は結構大きく骨を開いて除去したので、痛みや腫れが残りやすかったです。また、徳島出身のリスボンで一緒に勉強した安田先生も補綴の発表をしました。PC はmac book proでソフトもKey Note スタイリッシュなプレゼンを見せてもらいました。井上先生のNobelGuideの設計はイミーディエット・インプラントを使用し、確実な治療法を目的としたものでした。当院の治療も井上先生と同じで、即時負荷ばかりを追求せず、永く使えるインプラント治療を目指しております。
今回は連休にも関わらず、近畿・中国・四国・北陸とインプラントの専門医の先生や技工師さんが出席していました。会の終了後も盛んなディスカッションで盛り上がりました。懇親会では、色々な治療のアプローチの仕方等を遅くまで話しあいました。
会の前日、京都の街は祇園祭の最後の夜で、遅くまでにぎわっていました。横目で見ながらホテルで予行演習。実り有る勉強会でした。

今回は連休にも関わらず、近畿・中国・四国・北陸とインプラントの専門医の先生や技工師さんが出席していました。会の終了後も盛んなディスカッションで盛り上がりました。懇親会では、色々な治療のアプローチの仕方等を遅くまで話しあいました。
会の前日、京都の街は祇園祭の最後の夜で、遅くまでにぎわっていました。横目で見ながらホテルで予行演習。実り有る勉強会でした。



対合歯の隙間が通常のアバットメントでセメント固定では脱落しやすい場合、又、骨の厚みの関係でインプラントの方向がそろわない場合等では補綴物をスクリュー(ネジ)で固定します。ただし複数の物を連結する場合は技工が精密な模型を必要とします。インプラント模型のインプラント間の角度が1度違っても、距離が0,2ミリ違っても出来上がりの補綴物は入りませんし、調整できません。all-on-4やall-on-6もネジ止めで本数が多いため、精密な型を採るのが非常に難しいものです。骨があるとセメント固定が出来やすく、優しい治療になります。予後不良の歯を抜くのは骨を守るためであり、しいては難しい治療をしないためでもあります。写真でのネジ穴の方向からインプラントの相対的な位置がよくわかります。 




先週の3人のインプラント治療のうち一人はNobel Guideを使用しました。年末に新しくバージョンアップされたものを使用しました。このsoftwareは因縁がありまして、、、。実は一昨年スェーデンのヨーテボリ大学の研修の後、Nobel Biocareの本社を訪問した際無理を言って、このsoftを作った方と直接お話しする機会を頂きました。内容はsoft使用の際,との方向が実際と違う事を指摘しました。ご理解いただいたものの会議で承認を得るとの事で、期待はあまりしてませんでした。そんなことも忘れてましたが新しいsoftはこの点を改良してくれていました。ちょっと嬉しい年の初めでした。写真はNobel Biocareのスェーデン本社前。


写真
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