Love&Teeth

藤島歯科の治療室ダイアリー。インプラント治療や審美治療。趣味や日常の出来事を紹介します。

顎咬合学会 症例から考えて

2019-06-29 14:16:59 | 日記

 

 毎年6月に恒例となっている、東京国際フォーラムでの
顎咬合学会に行ってまいりました。 

 メインゲストの南カルフォルニア大学のDr. Bach Le教授
の講演を聴講しました。

 今回のテーマは、骨造成術の長期検証

内容:今回の講演は骨造成の技法やそれに伴って必要な骨補填材について網羅したものです。

インプラント治療では骨がなければ埋入出来ません。

 抜歯や歯周炎で欠損した骨のない部分は自然に治癒し、ボリュームを保つことはできないものです。

 これらに対する骨造成の技法や材料を一つ一つ長期にわたり観察し検証しています。、

そしてそれらの臨床症例をビジュアルで紹介しました。

 治療後1〜2年ではそれほど骨の吸収はわかりにくいですが、5年10年を超えてくると

どの症例も吸収が進んできていました。

インプラント治療では骨がなければ埋入出来ません。

また作った骨は炎症によって吸収が早いものです。

 メインテナンスしにくいもの、メインテナンス出来てないものは炎症も起こり吸収も早いものです。

術前のプラニング、定期検診の大切さ、炎症の早期発見、対応処置などいろいろ考えさせられるテーマでした。

 

 

 


歯周病が及ぼす全身へのリスク

2019-06-10 12:08:06 | 気象

 

お口の中は、体の中でも最も細菌が多いところと言っても過言ではありません。

そして、歯周病は様々な病気の原因になります。

その為、現在進行形で歯周病治療をしており、歯茎に出血が見られる方は

リスクを伴うので献血・輸血はできません。

 

また、術後の誤嚥性肺炎は

口腔ケアをしっかりすることで発症を6割以下まで減らすこともできます。

 

お口の中を清潔に保つことは体の健康につながるのですね。

皆さんも定期的な歯科検診を受け、健康寿命を延ばしましょう。

 


日本顎咬合学会

2019-06-03 12:12:50 | 研修会

 

6月22日(土)23日(日)、東京国際フォーラムにて
顎咬合学会のシンポジウムが行われます。

今回は、南カルフォルニア大学のBACH LE先生をお招きし、
今日よく行われている骨造成術の予知性についての再評価について講演されます。

当院で行っている骨造成術及びインプラント治療法についても
同様の考えがあるのではないかと出席し聴講する予定です。

この学会のため、22日23日24日休診いたします。
 


写真

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f3/07053986c34f94cbe7423568a4c8eb21.jpg