お口のなかに白く苔のように見えるのが白班症です。
白班症のうち5%~10%が癌化すると言われています。
ある一定期間、様子をみて小さくなる傾向が無いときは、
大学病院で組織検査をしていただく場合があります。
口のなかの粘膜病変は、お腹の中(胃や腸、のどの奥など)は、
外からなかなか見えないものです。
内視鏡検査で病気がみつかるときがあります。
お口のなかは、定期検診等でチェックしているので
早期に見つけやすいです。
お口のなかの健康を保つためには
•過度の飲酒、喫煙を避ける
•規則正しい生活をする
•充分な睡眠をとる
•バランスのとれた食事をする
•ストレスをためない
•口腔内を清潔に保つ
•適度な運動
他の病気も、口腔内の病気も皆さんがご存知のように
上記のことに気をつけるとよろしいです。
今回の口腔写真は患者様の御好意により掲載させていただいております。
幸いにも2週間ほどで白斑が消えた状態(右側)です。