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Love&Teeth

藤島歯科の治療室ダイアリー。インプラント治療や審美治療。趣味や日常の出来事を紹介します。

知覚過敏

2015-09-11 12:00:11 | 歯科

 

知覚過敏とは「髄液の移動による一過性の鋭い痛み」のことで、

歯の表面はエナメル質という固い層で覆われているのですが

歯茎が下がったり、エナメル質に穴が開いて中の象牙質が露出することにより、

冷たいものや熱いものがしみたり、歯ブラシの先があたったときに痛みを感じたりします。

 

原因としては

間違ったブラッシングや日常におけるストレスなどが挙げられ、

原因は様々ですが国内では年間500万症例以上もあるといわれています。

 

•酸っぱいものや甘いもの、冷たいものや熱いものを飲食した時に歯がしみる

•冷たい風にあたったとき歯がしみる

•歯ブラシを当てたときや、うがいをしたとき歯が痛む

•歯茎が下がって歯の根っこが見えている

•歯ぎしりをしている

以上の項目にチェックがひとつでもある方は歯科医への受診をお勧めします。

 

また、知覚過敏と診断された方は以下のことに気をつけましょう。

•歯ブラシは毛先が柔らかめのものをお勧めします

•ブラッシングは力を入れすぎず、優しくおこないましょう

•酸が強い食品の食べ過ぎや飲み過ぎに注意しましょう

•定期的に歯科健診を受けましょう

 

 


歯周病予防

2015-09-09 11:03:16 | 歯科

 

歯周病とは名前の通り歯の周りの病気で

細菌の感染などにより歯茎が炎症を起こすことをいいます。

 

歯周ポケット(歯歯茎の溝)のお掃除が行き届いていないと

細菌がたまり、歯肉の周りが赤く腫れてきます。

そのまま放置しておくと歯周ポケットはどんどん深くなり

歯を支えている骨も溶けていってしまい、最後には歯を抜かなくてはならなくなります。

 

そんな歯周病に効果的であると近年注目されているのがクロルヘキシジンです。

じつはクロルヘキシジンとは30~40年前から手指消毒に使われてきたもので、

皆さんの中にもご存知である方が多い、オロナインH軟膏にも含まれているのです。

 

クロルヘキシジンは口腔内の細菌(口腔内常在菌)に良く効き、

ポルトガルのDr.MaloやオーストリアのDr.Kunzをはじめ

インプラント、歯周病治療専門の先生方も第一選択として使われています。 

 

  

 

そんなクロルヘキシジンが含まれている

マウスウォッシュと歯磨きジェル、コンクールFとジェルコートFを当院でも使用しています。

 

  


上顎洞炎

2015-08-22 11:57:30 | 歯科

 

鼻の周りには副鼻腔(両鼻の脇)、前頭洞(おでこの中)、篩骨洞、蝶骨洞と沢山の空洞があり、

これらのことを副鼻腔とよびます。

副鼻腔が炎症を起こしたものを副鼻腔炎といいます。

上顎洞炎は上顎臼歯の上に有ります。

 

虫歯や歯周炎からの細菌が上顎洞に入り炎症が起きる事を歯性上顎洞炎といいます。

症状としては、鼻がつまる、黄色い鼻水が出る、歯が重い感じがするなどが挙げられます。

また、階段の上り下りで響く場合も有ります。

 

写真は上顎洞炎になった方のCT画像です。

左上顎洞は黒く空洞のままで正常なのに対し、右上顎洞は灰色で炎症を起こしているのがわかります。

 

もし上顎洞炎らしい症状がでたら早めに医院への受診をおすすめします。

 

 


歯科用CT

2015-08-12 16:29:58 | 歯科

 

歯科用CTとは専用のコンピュータソフトでお口の中を3次元的にみることができ、

コーンビーム方式を用いていることからコーンビームCTとも呼ばれています。

 

精密な あらゆる角度からの断面画像や立体画像で

デンタルやパノラマ写真では判別できない症状やその原因についても詳しく診査する事ができます。

そして、一般的な医科用CTとは違い、放射線量も少なく安全です。

 

 

また、当院のCTには顎関節専用カメラを搭載しておりますので

顎関節症についても詳しく調べることができます。

パノラマで二次元的に、CTで三次元的に、両方から診察可能です。

 

 


パノラマX線写真

2015-08-10 16:14:38 | 歯科

 

パノラマX線写真とは、顎と歯、お口のなかの全体を

二次元的に1枚の写真でみる事が出来るレントゲン写真です。

昔はフィルムのものでしたが最近はデジタル化され、

被爆量も少なくなりましたし、環境にも優しいものとなりました。

 

     

 

顎までの全体像を写す事によって

全部の歯の状態はもちろん、おおきな顎の病気や骨折までみることができます。

 


デンタル写真

2015-08-08 16:54:53 | 歯科

 

デンタル写真(歯科用X線標準写真)とは

2~3本の歯が写る部分的なレントゲン写真のことをいい、歯科治療にはかかせないものです。

小さな虫歯や、根っこの先の病巣まで調べる事ができます。

 

また、神経をとったりお薬を入れたりなどの処置をする際も

神経の長さをみたり、お薬がきちんと入っているか確認したりと

デンタルを撮ることで細部まで把握し、治療ができるのです。

 

   

 


歯科に用いるレントゲン写真

2015-08-07 15:27:42 | 歯科

 

歯科用X線標準写真・・・小さなレントゲン写真 通称デンタルと呼ばれ、多くの歯科医で頻用されています

パノラマ写真    ・・・大きなレントゲン写真 お口の中全体を1枚の写真で見る事ができます

歯科用CT     ・・・3次元的なX線撮影   専用コンピューターソフトで診査することができます

 

放射線量としては

デンタルが0.01~0.03

パノラマが0.02~0.03

CT撮影は0.2程となっています。(単位:ミリシーベルト)

 

胃X線集団検診では1回につき0.6ミリシーベルト、

脳外科などで使用される頭部CT撮影では2.0ミリシーベルトという数値になっており、

歯科で用いられるレントゲンは非常に少ない放射線量です。

 

また、レントゲン写真等を撮影する際には鉛の入ったエプロンを着用します。

そうすることによって撮影時に浴びる臓器への放射線量はほぼ0にすることができます。

 


集団歯科検診

2015-08-06 15:49:55 | 歯科

 

学校や企業での集団歯科検診を終え、

虫歯は0本であると診断されたにも関わらず

数ヶ月も経たないうちに痛みを覚えて来院される患者さんが ちらほらおいでます。

 

歯科医院ではなく学校などで行われる検診というのは

暗い照明のなかで大勢の人数を診るので

見逃しや見間違いというのが結構あるものです。

異常はないと診断されても

一度歯科医院を受診されることをお勧めします。

 

 

 


小児治療

2015-08-05 14:19:15 | 歯科

 

虫歯を治す事はもちろんですが

綺麗な永久歯が正しい位置に生えてくるようにするためにも

小児治療は大切です。

 

当院の方針として

急性症状がある場合を除いて押さえつけない、

無理のない治療というのがあります。

一度恐怖心を抱いてしまうと、トラウマになり

大きくなってからも歯医者嫌いになる可能性があるからです。

 

まずは何度かスタッフと遊ぶ事で院内の雰囲気に慣れてもらい、

徐々に治療を進めていきます。

 

また、当院では治療が必要になる前からの小さな患者さんも大歓迎です。

早い時期での診察をすることで

お子様に合った適切な治療をしていきます。

 

 

 

 

 


口腔がん予防について

2015-08-05 11:53:28 | 歯科

 

がんを防ぐための12か条(国立がんセンター)

1)バランスのとれた栄養をとる(好き嫌いや偏食をつつしむ)

2)毎日変化のある食生活を(同じ食品ばかり食べない)

3)食べ過ぎをさけ、脂肪は控えめに

4)お酒はほどほどに(強い酒や飲酒中のタバコは極力控える)

5)たばこは吸わないように(受動喫煙は危険)

6)食べ物から適量のビタミンと食物繊維をとる(自然の食品からしっかりとる)

7)塩辛いものは少なめに、あまり熱いものは冷ましてから

8)こげた部位はさける

9)かびの生えたものに注意(ピーナッツやトウモロコシに要注意)

10)日光に当たりすぎない

11)適度に運動する(ストレスに注意)

12)体を清潔に

 

なかなか治らないしこりや腫れ、

粘膜が赤や白くなっているところがあれば早めに歯科医を受診しましょう。

 

 


写真

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