ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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合唱団:もしかして女性合唱?アルトぢろーらも

2011-01-14 00:17:36 | 音楽

高校を卒業し大学にはいり、大学のサークルも高校と同じ音楽部(合唱部)にはいることにしました。工学系の大学で大学での男女比も10:1ないしは女性はそれよりも少なかったので、大学でのサークルは男性合唱でした。一応、提携している(?)女子大と混成合唱をやることもあるようですが、それもあまりなかったかな・・・。

ぢろーらもが所属したサークルでは、普段は学生指揮者が指導をし、プロの先生が来るのは演奏会前の2,3回、ボイストレーナーの先生もいるけど、前期後期で一回ずつ、という感じです。しかも部には高校時代からの経験者がほとんどおらず、ぢろーらもを除くほぼ全員が大学からはじめた人でした。そうすると、経験年数からすると大学4年生といっしょのぢろーらも、やはり物足りなさを感じます。実際ここは半年で辞めてしまいましたけど・・・。

それと並行して、大学のサークルにはいった直後、「これではあまり実力が伸びないな・・・」と思い大学とは別にもう1つ合唱団に所属しました。ただ、いろいろあって(?)そこでのぢろーらものパートは「アルト(女声の低音のほうのパート)」だったのです。

もともとの話は高校3年のころ、部活の2年後輩の女の子が、「これは勧誘なんだけどさー、ぢろーらもちゃん、もし大学にはいって時間あったら、うち(その子が学校の部活以外で所属する地元の合唱団)に来ない?」と、何の気なしにぢろーらもに話を振ってきました。

(注:うちの部活は上下関係が相当緩く、上級生相手でもタメ口が普通でした)

そのときは聞き流していたのですが、大学のサークルにはいって「もっとレベル高いところでやりたいな・・・」と思っていたので、高校2年に上がったその子を訪ねて高校まで足を運び、紹介してもらうことになりました。

ただ、そのときになってわかったのが、「そこの合唱団は女性とこどもの合唱団」ということでした。はい??

そっか、だから、いざ「やってみたい」といったときに、その子がちょっと戸惑ってたのかな・・・。じゃあ、なんで誘ったんだい?まあ、とりあえず行ってみるか・・・。

普段は子供チームと大人(中学生以上?)チームと別れて練習していて、発表するときは(曲によっては)いっしょにやる、みたいな感じのようです。

パートはソプラノ、メゾ、アルトに分かれています。さすがにぢろーらもはファルセット使ってもソプラノの音域はでませんので、やっぱりアルトですわね・・・。

まわりの女性陣はというと、みな子供のころから合唱をやっているようです。そうでない人もどうやら、音大から勧誘してきた女の子のようです。ピアノ科の子とかもいたかな・・・。そんなわけなんで、ハーモニーもきれいだし、ア・カペラやってもずっと正確なピッチです。もしかして彼女らは、ヘルツ単位であわせてくるのかな・・・。まさに「ぢろーらもが知らない世界」です

やる曲はというと、基本的にはア・カペラ。子供たちといっしょの曲は日本語ですが、我々だけでやる曲はハンガリー語です。わたくしには読めないんですけど・・・。とりあえず読み方聞いてカナふってなんとかしてましたが・・・。

もともとぢろーらもが得意なのは「声量を活かしてとにかくガンガン歌う感じの伴奏入りの曲」ですが、ここで求められるのはそれとはまったく違います。それこそ、フォルテで歌う部分はあまりなく、ひたすらハーモニーを聴かせる曲が多かったように思います。ずーっとファルセットで、しかも絶えずメゾピアノ、やピアノ、ピアニッシモで歌わなくてはいけないので、けっこうもやもやはしてましたけどねぇ・・・

それはそうと、ぢろーらもア・カペラ苦手なんだよね・・・。特に何が嫌かって、「大学で所属してた合唱団とかだと、きちんとピッチを保てる人が少なく、歌い始めと歌い終わりで調が半音ずれるのはざら。それが気持ち悪くて仕方ない」というのが一番大きいでしょうかね・・・。ただ、この合唱団であれば、その心配はありません。普段は「音程保たなきゃ・・・」と躍起になって、最後に「やっぱりみんなずれたらそっちにあわせるしかないよね・・・」と落胆するぢろーらもも、ここならばただまわりに乗っかってさえいればずれずに済むので、その点は楽でした

こちらの合唱団、ハーモニーはとにかくきれいなのですが、パンチがある力強い歌い方ができるか、というとそうではないのかもしれません。ういう曲を選択しないだけなのかもしれませんが。

合唱コンクールに出ると審査員の先生によって意見がわかれ、結果的にあまり上には行けなかったようです。このときすでにぢろーらもはこのグループにはいませんでしたが、確か5人いる先生のうち2人が1位をつけたにも関わらず、あと3人の先生があまりいい点数をつけなかったので、結果銀賞となり、(金賞ではないため)そのあとの関東予選には進めなかった、というのを見ましたね・・・。それ、どうなんだろう・・・。

で、ぢろーらもはこの合唱団でどうだったか・・・なんですけど、やっぱり浮いてました。そりゃそうですね(笑)。女の子の中にぢろーらもひとり男子ですもんね・・・

先生は割とほめ上手。ぢろーらもが発声しただけで「いきなり来てすぐにこの子たち(合唱団の他の女の子)の声に合わせられるのはすごい!」だとか、練習する中でも「(ファルセットで音程はあわせているけど)みんなと若干違う声質とピッチだから、(いい意味で)音に幅が出る」といってもらったり、何かと気にはかけてもらってました。

でも、実際はあまり戦力にはなってなかったようです。ま、そりゃそうですよね・・・。結局は「みんなのピッチにはあわせられなかった」ということですかねぇ・・・そもそも最初から無理があるねぇ・・・。

で、結局ぢろーらもはどうなったかというと、「入団2ヶ月後、同じ先生が面倒を見ている、同じ地域にある別の社会人男声合唱団に移籍になった」というわけです。こちらは平均年齢が自分の親の世代の、いわゆる社会人の合唱団です。もちろん学生での合唱経験がある人は多かったですが、音大卒など特に音楽を専門的にやっていた人はいなかったようです。先生いうように、確かにこっちのほうが貢献はできたかもしれません。その後、移籍後の合唱団には3年間お世話になりました。(そのときのエピソードの一部を「現代音楽の合唱??」に書いています)

何はともあれその2ヶ月間の「アルト生活(?)」、特に自分が苦手な部分に関してはいい勉強、いいトレーニングにはなったのかな・・・そう思うことにしましょう・・・。


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