ある日、ぢろーらもが仕事から帰ってくると、妻なおが苦しそうにベッドで寝ていました。あれ?一言もそんなことは言ってなかったんだけどなぁ・・・。でも、あぶら汗をかいている状態なので、ほっといて大丈夫、ということでもなさそうです。
聞いてみると、どうも「腰のあたりが痛い」とのこと。もちろん、本当にやばいようなら救急車呼ぶのですけど、本人いわくまだどうにかなりそうなので、しばらく様子を見ます。これって、内臓の問題なのか、それとも腰の外的な痛みなのか・・・現時点では判断がつきません。
でも、痛いのは嫌でしょうね・・・。翌日、翌々日は妻は仕事なので、救急以外の病院に行ける状況ではなさそうです。どうしようかね・・・。
そういえば、以前妻が痛み止めに買ったロキソニンがあったよね・・・。これで多少痛み止めになるのかなぁ・・・。おお、どうにか効いているようだね・・・15分~30分くらいすると多少楽になるようです。
妻は以前医療事務で働いたことがあるので、多少薬の知識もあります。薬剤師さんからもロキソニンは4時間はあけて飲んでくれ、といわれているので、痛みがまた出てきたら間隔をあけて飲みます。
あれ?そういえば風呂入っているときは大丈夫なんだよね?だとしたら外傷なのかな・・・というなお&ぢろーらもの判断。土日はどうにかロキソニンとお風呂で持ちこたえます。
翌月曜日、妻の休みの日、妻は「風呂はいったら痛みが和らぐから、外傷じゃないかな?」という自己判断のもと、接骨院に行きます。そこで診断されたのは「腰の筋肉が異常にはっている」とのことでした。妻は介護職、多少の腰のガタは職業病のようなものです。お医者様も「これはすごいね・・・」と驚くほどのひどいこりでした。こちらは電気、針、マッサージなどで治療するようです。
針は翌日効いてくるのか・・・確かに、針治療を受けた翌日、妻は多少楽そうでした。
そのあとも、痛かったり和らいだりは波があったようですが、その週の金曜日、「やっぱり痛い。風呂はいったらなおる、みたいな痛みじゃない。これは内傷かもしれない・・・」ということで、出先の帰り道、病院によります。すでに時刻は22時すぎ。当然のことながら時間外の救急です。痛いのは右のわき腹ですか・・・。妻と義父が話している感じでは「もしかしたら盲腸では?」でした。それだと耐えられないくらい痛いようには思うのですが、初期の状態であればそこまでではないようです。
で、病院へ。なんか、看護師さんからは「そんなひどい状態なのになんで昼間に来なかったの?」と半分怒られていたようです。
状況がわからないので精密検査を受けます。妻はCTスキャンにかけられ、さらには点滴もされていました。あとになって「輪切りなお」と自分をネタにしてましたけど・・・(笑)。
「なおさんおご家族の方・・・」と呼ばれると、妻は点滴を受け、診断結果を待っている状態でした。無事ならいいけど、盲腸なら盲腸ではっきりさせて、しっかり治療してくれるといいんだけどね・・・・。
数十分待ち、ようやっと先生がやってきます。どうやら、盲腸にはなっていないようです。なる可能性はあるけど、今のところその様子はないとのこと。
で、先生「なおさん、どーしよっか?」って・・・おいおい、どうしよっか、ってどういうこと???なんだその軽いノリ・・・。患者さんは「この痛みをなんとかしてほしい」に決まっていると思うんだけどさ・・・。
先生の診断としては盲腸ではなく、腸炎ではないか、とのこと。そういえば、前も腸炎かかったことはあったはず。とりあえず抗生物質や整腸剤などが処方されました。ただ、救急なので1日分の処方しか出せないとのこと。しかも翌土曜日も仕事・・・どうにかこれで持ちこたえてもらうしかないかな・・・。
入院は免れ、点滴は途中でやめて、そのまま家に帰ることになりました。
それはそうと、CTスキャンってけっこう高いのね・・・いろいろあって合計で10000円ちょっと払うことになりました・・・。
そういえば妻は、6年前に長野の山で転倒、足の腓骨を骨折し、山からヘリコプターで病院に搬送されたことがあります。でも、そのときに病院から請求されたのって10000円切ってたな・・・ヘリ呼ぶより今回のほうが高いなんて・・・。
(ちなみに、このときのヘリ代は自己負担ありませんでした。もちろん、捜索とかだったらすごい料金になってしまうのですが、そのときは場所が特定できていたのであまり負担もたいしたことなく、しかも県から負担されたようです。そのときにいっしょにいた友人が、当時の田中康夫長野県知事をほめていた記憶があります)
・・・。
運よく、翌週の月曜日は妻の同僚がシフトをかわってくれたので、病院に行くことができました。結局、内傷と外傷のダブルパンチだったようですね・・・でも、外傷のほうはずっと前からだから、実はあまり関係なかったのかもしれません。
腸炎のほうはさらに5日分痛み止めなども含めて処方されていました。
外傷のほうは、やはり長年培った(?)筋肉のはりなので、そう簡単にはなおらないようです。やはり電気や針などでじっくりなおしていくしかない、と・・・。
で、現在、腸炎は多少落ち着きつつあります。
腰・・・だけでなく肩のこりとかもありますが、先生もまれに見るほどのひどいこりのようです・・・。そういえば、ぢろーらもが思いっきり押しても指はいらないしな・・・。
とりあえず、外傷については針、電気、マッサージで気長に治療するようです。ま、今のうちに完全に体なおしてくださいませ・・・。
・・・。
なんか、針にさされるというと「ハリネズミ」をイメージしてしまいます。で、「はりねーずみー♪はりねーずみー♪」と歌ってみたりします・・・あ、これは浅羽由紀さんの「ヤマアラシ」だった・・・
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