ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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富士登山:ご来光を観に行こう:ひとりで反省会・・・

2012-08-03 00:18:45 | 旅行記

以前のブログ「富士登山:ご来光を観に行こう:前篇~宿までは問題ないね・・・」「富士登山:ご来光を観に行こう:後篇~苦戦の末の登頂、そしてご来光・・・」のとおり、7月25日、26日にかけて富士山に登り、めでたくご来光を拝むことができました。これもひとえにわたくしを受け入れてくれた浅羽由紀さんはじめ、みなさんの力をもらって頂上までたどり着けた、と思っております。ありがとうございます。

ただし、これらのブログにも書いているとおり、当日わたくしは高山病の初期症状なのか、はたまたほかの原因なのか、頭痛と息苦しさに悩まされながらの登頂となりました。また、それ以外にも、自身の準備不足、過信等の理由により、多少なりとも自分の首を絞める結果となった点がいくつか思い当ります。

次にどんな機会があるかは今はわかりませんが、今回は「ひとり反省会」と称して、「こうしてればもう少し楽にいけたはず」とか「次の機会があったらこうすべきだな・・・」とか、そんなことを1つ1つ考えてみたいと思います。

1:自分の体力とペース配分

最初からわかっていたことかもしれませんが、ぢろーらも自身が一番恐れていたのは「過信」でした。そう、なまじっか「自分は体力がある」と思ってしまって、体力にまかせて登ってしまう、ということです。また、普通の人に比べると体の柔軟性もあり膝もあがるので、最初の登りが比較的楽に感じたので、それにまかせてあがってしまった、という点はあります。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E7%97%85 にもあるように、ペース配分を間違えると、体力がある人でも高山病になるケースもあるようです。つまり、一番の「アンチパターン」なんですね

一応、その懸念があるのもわかっていたので、あえてペース配分は他の人にまかせ、自分は一番うしろにつく、ということをしていましたが、じっくりじっくり進むというのではなく、意図的に体をあたためるために、少し止まってはあとで早めのペース(駆け足気味)に追いかける、というのを繰り返していました。

まあ、筑波山(別に「空気が薄い」というほどでもない)くらいであればそれでも全然よかったんですけど、富士山だとそうはいきませんよね

「宿で少し寝た後に頭が痛くなり、呼吸も苦しくなった」という直接の原因がこれだったのか、というと、正直なところよくわかりません。由紀さんの忠告通り、寝るときに呼吸が浅くなったことによって酸素の取り込みが普段どおりいかなくなったことはあったのかもしれません。このため、頂上までの道のりはけっこう頭がぼーっとした状態になりました。

ただ、どちらかというと「ちょっと息苦しいな・・・これ以上とばしたらやばそうだな・・・」というのを感じていたのと「やっぱり眠いな・・・」と、感じてはいましたが、体力的にはまだ余裕はありました。前のブログのとおり、頂上までの道のりは、早いほうの列で十分ついていくことができました

また、下山後宿で2時間ほど睡眠をとったあとは頭の痛みなどもほぼ回復し、途中くだりで足を滑らせて転ぶ場面はありましたが、それでも体力的な辛さを感じることも、足の痛みを感じることもありませんでした。しかも、ぢろーらもは意識してなかったのですが、妻なおによると、5合目に下山したあと、ぢろーらもには階段を駆け上がる体力も残っていたようです。まあ、翌日多少筋肉痛にはなりましたが・・・

現在はフィットネスクラブには通ってはいないのですが、それでも仕事のあととかにジョギングとかをして、10km~15km程度であればそれほど苦も無く走ることができるくらいの体力は維持していますそれを考えると、眠気さえなければ「これだけの時間でこれだけの距離を移動する/走る」という体力的な部分は不足はなかったのかな、とも思います。

そう考えると、走ったりする体力的なものと、高山病とは、必ずしも直接関係あるものでもないように思えてきました。確かに「体力にまかせて登る若者のほうが高山病にかかりやすい」ってこともありますしね・・・。

今思うと「どのくらいの頭の痛さ、息苦しさならまだいけるのか?」というのが、そのときは全く判断ができませんでした。「我慢できない苦しさ」に悩まされたのではなく「あとどのくらい無理をしても大丈夫なのか?」が全くわからなかった、という不安のほうが大きかったですね。もう一度行った場合には「このくらいなら平気かな?」というのが判断はできたかもしれません。

まあ、このあと書くとおり、ぢろーらもは「寝ないとダメな子(?)」なので、多分お鉢巡りまでは無理だっただろうな・・・。

2:高山病対策

これについては「一応保険のために酸素ボンベ買っておくか・・・」くらいに考え、酸素ボンベを一本持つ以外は、特に「高山病になった場合の対策」については調べていませんでした。まあ、それもよくなかったんですけどね・・・。もちろん、「のどがかわいたらちょっとずつ水分をとる」とか「苦しくなったら酸素を吸う」というのは普通に考えてやっていました。

また、上に上がるにつれば、ぢろーらもは「自分の脈拍が速くなっているな・・・」というのを感じていたので、深呼吸する、特に「めいっぱい吐いて一気に吸う」というのを何度もやって、「そうそう、まだ呼吸はそれほど浅くない。頑張ればまだ40秒くらい吐き続けられる・・・」なんて確かめていました。これも下山してから知りましたが、結果的にはよかったんですね

ちなみに、熊氏からも「本格的にきつくなると、お酒を飲み過ぎて酔ったみたいな感じで、吐き気とかがひどくなる」というのを聞いていました。由紀さんに「無理しないで。無理そうだったら下山して。」と言われていたぢろーらもが「これならいける!」と判断した大きな理由は「頭はちょっと痛いけど、呼吸が落ち着けば多少楽になる。吐き気は全くない」でした。きっと、吐き気がひどくてどうしようもなかったら、ぢろーらもも迷わず諦めていたことでしょう。

3:眠気対策

なんだかんだでぢろーらもは「寝ないとダメな子(?)」です生まれてこの方、徹夜、というのはほとんど経験がありません。そうですね、なんとか起きていても若いころでも限界は「朝の8時」でした。多分、今はもっとだめだろうな・・・ライブのあとの打ち上げにいっても、日付またいだあとの3次会とかはほぼ毎回落ちてます・・・。

ご来光を観た後、ぢろーらもはお鉢巡りを諦め宿に戻って休むことにしました。その際、いっしょに下山した椛島恵美さん経由で、T-1さんから「高山病の症状がひどいようなら宿で休まずに下山したほうがいい。」というアドバイスがありました。

確かに、一旦高山病の症状がある程度進んでしまうと、高地にある宿で休んでも逆効果、下山するしか回復させる方法がない(外国にあるもっと高い山とかで、もっと深刻な状況になった場合には集中治療もありうるようです)というのは理解していました。もちろん、前の晩に寝たあとでちょっときつくなったこともあるので、「昨晩寝て調子が悪くなったのと同じ宿で寝る」というのは多少なりともリスクがあることもわかっていました。的確なアドバイスだと思いますし、本当にやばそうだったらぢろーらももそうしていました。

しかしながら、自分の体調と相談した上でぢろーらもがとった判断は「やっぱりそれでも一回寝てみたい」でした。

こちらは結果論になりますが、ぢろーらもはしばらく睡眠をとることにより、体力をほぼ回復させることができました

・・・。

あれ?そうすると、単なる「寝不足」が原因???

逆にいうと、「このスケジュールでご来光を目指そうとする限り、ぢろーらもは何回登っても同じ苦しみを味わう」ということになりうるんだけどなぁ・・・

もしかして、しばらく昼夜逆転させて、夜中に5合目を出発して一気に山頂を目指す、とかのほうが大丈夫だったりして・・・

4:寒さ対策

今回の失敗の中で「これは事前に対策できただろう?」と一番思うのはこちら、「寒さ対策」でした。

てっちゃんからは事前に「夜の山頂は真冬を外で過ごすようなイメージで」というアドバイスを受けていました。確かに気温的にはそんな感じです。ただ、富士山は未経験のぢろーらも、しかも今は夏で毎日寝苦しい夜を過ごしていました。その中で「真冬をイメージする」、という想像力がたりなかったようです

もちろん、それなりに寒いかな・・・とは思ったので、パーカーを着たり雨具を着っぱなしにしたいはしてましたが、みんながご来光を目指して宿でももひきやタイツを身に着け始めたとき「あ、ぢろーらもは準備不足だったかも・・・」と痛感しました。やっぱりこの季節、普段30度越えの中で過ごすと、「寒かったときのこと」が想像しにくい、ってのはありますね

深夜に出発したときの気温は多分2、3℃とかだったと思います。あとで聞いた話だと「例年よりも寒かった」ようではあります。歩いているときはあまり感じませんでしたが、山頂までの「渋滞」の中で先に進めずに止まっている時間は非常に寒かったのを覚えています

でも、この日、中は晴れていて風もあまりなかったのが幸いでした。これで雨風ひどかったら完全にアウトでした。体感温度にして10℃とか違うでしょうからね。多分諦めてました・・・。

そうね、スキーウェアとか用意してれば多分耐えられたと思いますけど、そうするとなると、あのリュック(20リットル~25リットルくらい?)ではだめだな・・・もっと大きいのを買う必要がありそうです。

そういえば、翌日会社に出社した際、会社の方は「この季節だから暑かったでしょ?」とけっこう聞かれました。まあ、予備知識がないとそんなもんなのかもしれません。ぢろーらもも登らない立場だったらそんな質問してたかもしれません。もちろんぢろーらもが印象に残っているのは「寒かった」です

5:ヘッドライト

「ベルトなど体を締め付けるもの」というのも、高山病の原因になり得ます。これも山の上ではあまり冷静な判断ができなかったのですが、よくよく考えたら夜の間につけていたヘッドライドがけっこう頭を締め付けていたようです

ご来光を観に行ったわけなので、下山するころにはまわりは明るかったわけですが、ヘッドライトを外したのは宿につく直前、時間にして朝の7時ごろでした。外した瞬間「あ、すごい楽かも・・・」と感じたのを覚えています・・・。もしかして、つけなかったらもっと楽だったのかなぁ???

実際、懐中電灯タイプのものがよかったかなぁ・・・まあ、宿から山頂までの道のりはライトなくても他の人が照らしてくれるから・・・ってのはありますけど、あまり他力本願なのもよくないかなぁ・・・

6:杖、ストック

ぢろーらもは今回、杖やストックを一切使わずに登山/下山しました。やはり体力を消耗することになったのでしょうか。でも、頂上付近の岩場のところは、逆にあっても邪魔なので、その点はよかったです。むしろあったほうがよかったのは下りでしたかね。どうしても速く歩こうとするとバランス崩しますしね・・・。

判断は迷うところですが、ぢろーらもの場合、「特にストックが必要だったか?」というと、必ずしもそうだとも思えませんでした。

7:携帯などの充電機

山小屋では電気どころか水も貴重な資源です。トイレすら有料です。まして携帯やデジカメの充電なんぞできません。電池用を買わなきゃ意味ないですね。

ぢろーらもは携帯とデジカメの充電機を持っていたのですが、無駄な荷物でした。まあ、大して重くもないしスペースもとらないものではありましたが、それでも無駄だったなぁ・・・。

8:お酒

お酒に関しては、五合目で(登山はせずお酒めぐりをすることを決定していた)妻なおのビールをちょこっともらいましたただ、がっつり飲む、ではなく「口をつけた」という程度です。

宿ではてっちゃんがビールを飲んでいましたが、これは並外れた身体能力のてっちゃんだから可能だったのかもしれません。

ぢろーらもも「もしかして一杯飲んでさっと寝てしまったほうが楽かなぁ?」と思い、飲むかどうか迷いましたが、由紀さんにはとめられました。その後、飲まなかったにも関わらず調子が悪くなったことを考えると、結果的には飲まなくてよかったんだと思います。由紀さんありがとう・・・。

・・・。

ここまで書きましたが、結局ぢろーらもの場合、何が一番問題だったのだろうか・・・?正直なところよくわかりません

おまけ:雨男対策??

今回、ざっくりわけると(?)浅羽由紀さんは雨女、高橋涼子さんは晴れ女、だったかと思います。で、しかも今回、ぢろーらもも「雨男」だったんですよね・・・

今回は「どっちが強いか?」の対決だったわけです(笑)。

結果的にどうなったか・・・なんですが・・・。

もしかすると、涼子さんの力が大きかったのかな・・・なんて思う出来事がありました。

すでにみなさんがブログであげているように、みなさんご来光を拝むことができました。これは「晴れ女」の勝ちなわけです

下りのみちのり、最初ぢろーらもは涼子さんともいっしょに下山していましたが、諸事情により涼子さんが先に下山することになりました。結果的には数十分差が付くことになりました。

涼子さんらは雨に降られることもなく先に5合目についたようですが、ちょうどその直後に雨が降り始めたようです。そう、我々は「あとちょっとでゴール」というところ・・・。恵美さんのブログにもあるように、残された我々は見事に(?)びしょ濡れになりました・・・

・・・。

涼子さんの晴れ女パワーはここまでだったのか、それとも、五合目到着直後に宇宙人Bにさらわれたので、晴れ女の効力が切れてしまったのか・・・それは謎のままです・・・(あぽーん)。


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富士登山:ご来光を観に行こう:後篇~苦戦の末の登頂、そしてご来光・・・

2012-07-29 11:27:42 | 旅行記

1時には起床したものの、準備とかいろいろあって出発はなんだかんだで2時近くになりました。この時点で明らかに調子が悪そうな熊氏は登頂を断念していました。

ぢろーらもも頭痛はするのですが、なにぶん未経験なもので、これが「けっこう誰でもなるくらいのもの」なのか、「これ以上無理をすべきでない明らかな高山病」なのかの区別がつきません。

浅羽由紀さんからは「無理しないでくださいね」と言われたぢろーらも、改めて「どうしようかな・・・」と考えます。

そういえば、熊氏からは「少し頭が痛いくらいならば大丈夫だけど、これがひどくなると吐き気なんかがしてきて本格的に高山病になる。だから、早めに酸素を吸うとか対策が必要」ということを前に聞いていました。そうですね、気圧か酸素の影響か、確かに頭は痛いですし、呼吸も浅い気がしますが、幸いなことに吐き気は全くありません。

ひとまずぢろーらもはこの時点で「行く」という決断をします。

宿の前には人がいっぱいです。「山頂まで行列になるよ」とは聞いていたが、ほんとだね・・・

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うう、外は寒いな・・・山頂のほうは氷点下まではいかないものの、それに近いくらい寒いです。

幸いなのは、この時間、天気がよく、風もあまりなかったことです。これで雨、嵐だったらさすがに断念していたかも・・・

確かこのとき、星がとってもきれいでしたうわぁ、きれいだなぁ・・・とは思いましたが、まじまじと観て自分の記憶に焼き付ける余裕はありませんでした・・・。

登頂を目指すほかのメンバーは皆元気そうでしたが、この中で明らかに調子が悪そうだったのがぢろーらもでした。どうしたものか・・・

8.5合目まで登った時点でも、やっぱり頭痛や息苦しさを感じます。もちろん、酸素を吸ったり水分をとったり、呼吸が浅くなってきたと感じたら深呼吸をしてみたりと対策をとります。

由紀さんからは「ここを過ぎると山小屋もないし、ちゃんと休憩できるような場所もないから、もし無理そうだったら今のうちにやめておいたほうがいい」と言われます。そのときのぢろーらもはそのくらい余裕がないように見えたようです。

でもね、確かにつらいけど、一応やれるだけはやってみたいです。もちろん、「ひどい高山病になってしまったら、あとは下山しない限りよくはならない」ということは聞いていたので、そのときはそのときで考えるつもりです。

それに、まわりを見回すと、特にお子さんとか女性ですけど、けっこう頭の痛みに悩まされている人はちらほら見かけました。それでもなんとか登ろうとしているようです。

少しペースは落ち気味でしたが、少しずつ進んでいきます。

3時半すぎとかでしょうか、空が少しだけ明るくなり、「もう少し頑張ればなんとかなるかな・・・」という気にもなりました

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この時点でほかのメンバーとははぐれてしまいぢろーらもひとりでしたが、もう少しで頂上、という狭い道では、「ペースの速い人はこちら」という右側に行き、そのペースについて行きます症状はあまりかわりませんが、運動能力そのものが落ちているわけではなさそうです。いつのまにか他のメンバーよりも先に頂上についていました・・・

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最後にペースをあげられたのは、他のツアーの案内の方が「まだご来光間に合います」と大きな声でアナウンスしてくれたことかもしれません。ありがとうございますm(_ _)m

頂上で、由紀さんや椛島恵美さんらとも合流することができました。そして、午前4時過ぎ、ご来光を迎えることができましたやったー、ここまできたよー

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あちこちで感嘆の声があがっています。他のツアーの万歳三唱に我々も便乗したりして・・・(笑)。

途中辛かったけどここまで頑張ってよかった・・・きっとぢろーらもにも何かいいことがある、それに、これだけきつい思いしたんだから、今後ちょっとやそっと辛いことがあっても頑張れるぞ・・・

なんて考える余裕はこのときのぢろーらもにはありませんでした(苦笑)。

ご来光を拝んだ7月26日はぢろーらもの誕生日、いやぁ、こんなにきつい誕生日ははじめてですわ・・・

ええと、計画通り(?)、富士山頂路上(?)ライブがはじまりました。こちらは由紀さんの「富士山の風??(原曲はもちろん「藤色の風」)」、途中からみんなバックにまわって手を降り始めます

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恵美さんもこんな感じで路上ライブ、「あなたはそのまま」です。

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高橋涼子さんはメドレーだったかな・・・。うまくとれなかったけど、「高橋涼子」のネームプレート」と、熊のよしこを持っています

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っていうか、みなさん「替え歌」がメインだったし・・・(笑)。

ええと、なんというか、富士山頂、まじで寒いです・・・早く暖をとりたいな・・・。

ひとまず山小屋で暖をとります。まだ頭がぼーっとしています・・・。

「お鉢巡りに行こう」という話になり、みなさん行かれるようですが、ぢろーらもはさすがにこちらは断念・・・ひとまず、仮眠をとるために昨日の宿に向かうことにします・・・。ちなみにこの時点では「お鉢巡り」が何なのかも知らず・・・

ともに下山した恵美さんからは、たびたび「大丈夫ですか?」と心配され、「あと少しですよ」と励まされます。1日目は「私は七合目まででいい!」という恵美さんに対して「頑張ろうよ」と励ますぢろーらもでしたが、ここでは完全に立場逆転ですでも、おかげで頑張れました。本当にありがとう、恵美さん・・・

このときすでに、T-1さんにも「ぢろーらもが調子悪そう」という情報ははいっており、恵美さん経由で「大丈夫なのか?もし高山病だとしたら宿で休まずにそのまま下山したほうがいい」というアドバイスもいただきました。

もちろん、高山病だったとしたら高地で寝てもなおらないでしょうし、むしろ寝ることによって呼吸が浅くなるので、もっとひどくなるかもしれません。あとあと考えると(考えなくても?)ごく当然のアドバイスでした。

ただ、ここでぢろーらもが下した判断は「未だ吐き気などは全くなく、少し頭がぼーっとする程度。頂上から降りてくるにつれて頭痛も多少和らいでいる。もしかすると眠気による疲れもあるのかもしれないので、まずは一旦休みたい」でした。

朝7時すぎには本八合の「本八合目富士山ホテル」さんに戻れました。チェックアウトは10時か・・・まだ少し時間あるな・・・と思い、少し仮眠をとりました

その結果、なんとほぼ完全に回復これなら問題はなさそうです

お鉢巡りを終えた涼子さんらとも合流し、五合目まで下山します。10時すぎとかだったかな・・・。

天気もいいね・・・それに景色もきれい・・・ちょこちょこ小休憩をとりながら、ついでに写真もとったりします

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7月ですが、上のほうはまだ雪が残っているわけですね

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まだ天気もいいし、風もあまりないのですごしやすいです。それに、時間がたつにつれて、下山するにつれて暖かくなるのでだんだんと快適になります

湖も見えますね

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途中で宿でいただいたお弁当を食べたりもし、けっこうゆっくり降りてきたので、案内板にある「目安の時間」よりはだいぶ遅いペースで歩くことになりました。

ぢろーらもは途中足を滑らせて転倒した場面もありましたが、それ以外は比較的元気でした。すでに元気を取り戻しているのでもう少しペース速くてもいけましたが、下りだとスピードを上げ過ぎるのも危険だしな・・・。

さて、もう少しで五合目の駐車場、あと900m・・・というとき、恵美さんのブログにもあるように、雨に降られました・・・。多少の雨なのでこのまま進めばなんとかなるか・・・と思いつつ、雨は強さを増します・・・なんで最後の最後に・・・。

そういえば、この時間、ちょうど前日に出発しようとした時間だ・・・そんなところで「デジャブ」にならなくても・・・

そして、ようやく五合目に到着。14時過ぎだったかな・・・なぜかこの時点で雨が止みます・・・どうしたものか・・・。

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どうも由紀さんたちはしばらく下山まで時間がかかるようなので、ということで、T-1さんからは「(T-1さんが待つので)先に風呂に行ったらどう?ここで待つよりも施設のたたみとかで雑魚寝しながら待つほうがいいでしょ?」と提案を受けます。そうですね、まだ下山までかかるのであれば、そのほうがありがたいな・・・お気遣いありがとうございます

我々は妻なおの運転で鳴沢村にある「ゆらり」さんへ行くことになりましたここから40~50分運転すればつくようです

着きました。風呂、ありがたいなぁ・・・

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普段のツアーでは1時間程度で出なくてはいけないことがいいのですが、今回はかなりゆっくりはいることができます。たっぷりと風水風呂を楽しむことができました

風呂にはいっている途中、ひとりの男性に話しかけられました。ぢろーらもと同年代くらいの方でしょうか・・・「地元の方ですか?」と。

ぢろーらもは「いいえ、今日は富士山登ってきました」と答えます。

よくよく話を聞いてみると、なんとその方も、この日ご来光を観に行っていたのだそうです八合目に泊まっていたから、出発は12時半くらいだった、と聞きます。

その方は奥さん、お子さんとともに北陸からいらしたようですが、前の日は川崎の親戚の家に泊まったそうです。へぇ、近くにいらしたんですね・・・ちなみに、次の日は富士急ハイランドで遊んで帰るそうです

ちなみにその方いわく「(登山中に?)、富士山登頂33回目、というベテランの人と話したんですけど、ここまでご来光がきれいに観えることはそうそうないんだそうですよ」とのこと。

そうなんだ・・・今回ご来光を拝めたのはすごくラッキーだったんだ・・・なんだかうれしくなりました

由紀さんらがいらしたのは18時半過ぎだったかな・・・もちろん我々は雑魚寝中・・・、由紀さんらを待って、家路に向かいます

途中ごはん食べたりして、武蔵小杉についたのはもうすこしで日付がかわる・・・というときでした。みなさんおつかれさました。みんなといっしょに富士山登れて楽しかったです。途中思うように体調コントロールができずに悔しい思いもしましたが、それでもみなさんの励ましがあり、なんとか無事登頂し、ご来光をみることができました。本当にありがとうございますm(_ _)m

・・・。

ええと、次回の記事は富士登山に関する「ひとり反省会」にしてみたいと思います・・・


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富士登山:ご来光を観に行こう:前篇~宿までは問題ないね・・・

2012-07-29 02:01:54 | 旅行記

すでに浅羽由紀さん高橋涼子さん椛島恵美さんらのブログでも書かれているとおり、7月25日、26日はrapport登山部の富士登山でした。今回はぢろーらもも参加させていただきました。

登山するのはぢろーらも含めて8名、あと、T-1さんとうちの妻なおはドライバーとして同行し、五合目でお酒めぐりでした。(もっとも、T-1さんは夜中からのぼりはじめ、8合目までは行ったそうですが)

7時30分前には武蔵小杉を出発し、特に道路混雑もなく富士山まで向かいますただし、富士山には大変大勢の人が登るため、平日にも関わらず5合目休憩舎近くの駐車場はいっぱいです。駐車場にはいるまでにけっこう待たされます・・・。

ようやく駐車場に入れたのは12時をまわってたかなぁ・・・まずはここまで無事についてよかったです

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駐車場はこんな感じ・・・

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とりあえず、水分としてはなおが1リットルのペットボトルに麦茶を用意してくれましたが、そのほかに500mlの水も買います。200円します。まあ、五合目なのでこんなもの。上に行くともっと高いですよ

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さてと、まずは昼ごはんを食べるか・・・。

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ああ、100円つり銭切れだから、おつりがないようにお金いれないと食券のランプもつかないのか・・・熊氏に教えてもらって気が付きました・・・m(_ _)m

「熔岩ラーメン」なるものをいただきます。なんとかめしにありつける・・・。

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昼食後、各自足りないものを買ったりとかいろいろしていました。

ええと、ソフトクリームを片手に変顔(?)をする由紀さんと恵美さんを発見(笑)。

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さて、そろそろ登るかな・・・おお、小学生諸君も登るのね・・・頑張ってね

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うそーん、登ろうと思ったら雨かい・・・しかもけっこう強い・・・

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14時から登ろうと思っていましたが、雨が弱まるまで少し待ちます。20分くらい待ったかなぁ・・・。

諸事情(?)により、由紀さんとてっちゃんを残し、6人で出発しますさすがに雨具は最初から装着しての出発となりました。

途中少し雨に降られたり、雷鳴が聞こえたりして「嫌だなぁ・・・」と思うこともありましたが、出だしは割と快調です

まあ、ガスってもどうにかなるかな・・・

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そんな中で、涼子さんと恵美さんを撮ってみます

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よしこが倒れています(笑)。

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ちなみに、ぢろーらもは6人の中で一番うしろを歩いていました。「多分、ポジション的にはそこがいいかな・・・」と判断したのは次の理由からです。

・まず、ぢろーらもが登った一番高い山は確か中学のときに行った八ヶ岳(2899m)でした。3000m級は初めてです

・また、現在、フィットネスクラブは退会していますが、外を走るなど普段から運動は続けています。だから、体力的には大丈夫かな・・・という過信が心のどこかにあるのも自覚していました

・だから、多分前のほうに行ってしまうと、勝手にどんどん行ってしまいかねない、他の人のペースにあわせたほうが確実だ、とまた、しばらくは体力が続くはずだから、自分が後ろにいれば遅れ気味の人のフォローもできるかな・・・と考えました

まあ、最初のほうはけっこう余裕でしたね・・・。それこそ「走って登れるんじゃないかなぁ?」って思っていたくらいです。実際、少し止まって他のメンバーと差がついたらかけあがる・・・みたいな登り方もしてました。まあ、あとあと考えると、この最初のある意味「飛ばし過ぎ」なところもよくなかったのかな・・・

八合目についたのが18時半過ぎ、もう19時近かったかな・・・。

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いい感じのお空になってます

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富士山っぽく見える雲もなんか素敵・・・

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今日の宿は「本八合目富士山ホテル」さんです。もうここから見えるな・・・あとちょっとだけど、このペースで行ったら暗くなっちゃうかな・・・。

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多分、このときぢろーらもひとりだったら無理やり明るい時間に着くためにかけあがっていたかもしれませんが、集団行動ですし、もちろんそんな無茶はしません。ヘッドライトを装着し、今までとかわらぬペースで宿を目指します。

ずっと歩いていたのでぢろーらもも多少疲れましたが、どうにか20時前には宿に到着しました

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すでにここで高さは3400mです。

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ついてから熊氏が手続きなどをしてくれました。30~40分遅れくらいで、由紀さんとてっちゃんも到着しました。

その後みんなそろってごはんをいただきます。ハンバーグウインナーカレーです多少がっつり食べれるのはうれしいかも・・・。

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お水とお菓子もついてきます

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おっと、てっちゃんは缶ビール飲んでるぞ・・・高地でのアルコールはすぐまわりますし、翌日の登山にも響きそうですが、てっちゃんにとってはどうってことはなさそうです。さすがだ・・・

ぢろーらもも一杯飲んですぐに寝てしまうのがいいのかなぁ・・・と思っていましたが、由紀さんからは「やめたほうがいい」というアドバイス・・・そうですね、そういえばここまであがってきて少しだけ息苦しい感じもしたので、素直にアドバイスに従うことにしました

また、由紀さんからは「寝るときは呼吸が浅くなるので、高山病になりやすい。だから、枕元に
酸素ボンベを置いておき、苦しくなったら吸うといい」とも教えてもらいます。そうね、ちょっと不安があるから、これも従うことにします・・・

ご来光を観るためには翌日午前1時には起きなくてはいけないので、ごはんを食べてすぐに休みます・・・

ん?少し寝れたけど、なんだか頭が痛い・・・さっきより息苦しいぞ・・・、それに、脈も速くなってる・・・ぢろーらもにも高山病の疑い??これは大丈夫なのか???それに、一瞬だけ寒気もしたぞ・・・。

毛布をちゃんと掛けて寝ると、今度は熱いな・・・。でも、さっきよりも頭の痛さは和らいだ気もする・・・。

そうこうしているうちに起床時刻の1時をむかえます。うーん、なんか、飲んだ翌日に二日酔いになったみたいな頭の痛さが残っています深呼吸とかすると、多少和らぐような気もするけど、どうだろう・・・。


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高峰温泉:朝食~展望台~おそば~旧軽井沢寄り道

2012-02-23 00:34:35 | 旅行記

宿の朝は早く起きるのが得ですね。せっかく高峰温泉に来たことだし、朝風呂はいんなきゃ・・・6時台には起きました(^^)。

部屋から外の景色を撮ってみますよ

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朝風呂も2階にはいりました

さてさて、ちょっと休んだからもう8時か・・・朝食の時間ですね

宿の朝食らしい、でも、1つ1つの素材に気を遣ったおいしい朝食でした。温泉たまごとかよかったな・・・

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食べ終わってから、時間があったので1階の「お休み処 朝霧」に行ってきます。おっと、鳥さんもきてますね・・・

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「こんな鳥が見えます」みたいなのも貼ってあるけど、ぢろーらもにはよくわからないな・・・まだまだ勉強不足ですね・・・

チェックアウト前に部屋もちょっと撮影しておきます

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チェックアウトは10時で部屋は引き払わないといけないのですが、そのあともしばらくは宿内にいることができます。お風呂にもはいれますし、昼食も注文できます。それになんといっても、山歩きのイベントとかにも参加できてしまいます

ただ、義父母を連れて山歩きのイベントに参加するのはちょっときびしいかな・・・。ちょっと散歩程度できるところはないか、若旦那に聞いてみます。そうすると、片道15分程度でいける展望台があるようですね

義父は宿で休んでもらって、我々夫婦と義母はスノーシューをはいて出かけますこんな感じのを履きますよ。スキー靴とかでなく運動靴に直接装着できます。ズボンから雪がはいらないようにカバーも貸してくれました。これらすべて追加料金なしです。

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さて、出発だー

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絶対に守らなくていはいけないのは「山の動植物は採取しないこと」ですね。あとは、自分自身で気を付けて歩きましょう、ということかな・・・。

こちらの展望台までの道のり、すでに歩きやすいようになってますね

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展望台着きました。とにかく絶景でございますこんな天気のいい日は寒くても十分に防寒して外を歩くべきですね。

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下山中、若い女性2人とすれ違います。彼女らのほうから我々に「景色よかったですか?私たちこれから行ってきます」と元気よく話しかけてくれました。山に来るとみんな挨拶するのが礼儀ですが、けっこう感じの良い子たちでしたね

下山してまだ時間があったので、1階のお風呂にはいります。ああ、確かに源泉は冷たいわ・・・でも、沸かしたお湯と交互にはいると確かに気持ちいい・・・

さてと、そろそろ食事ですね。昨日のうちに頼んでおいたおそばを食します。長野県はそばが名物ですが、高峰温泉さんのおそばも人気です。宿についたときには頼んでおかないともうないということが多いですね・・・。1人でも多くに・・・ということもあり、大盛りもできませんこれは仕方ないですね・・・。

で、おそばが出てきましたあ、ねぎいれちゃった・・・

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追加で野沢菜の大皿と、おやきを頼みます。おやきはパンみたいな食感ですね。今回は野沢菜いりおやきで、もちろんおいしかったでしたが、かぼちゃのおやきとかもおいしそうだな・・・

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あ、もちろんそば湯はいただきますよー

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とってもよかったです、ごちそうさまでした・・・なんですが・・・。

ぢろーらもにはどうしても心残りなことがございました。それは

「鯉丼を食べたい」

です。1階の「お休み処 朝霧」にいけば食べれるようですね・・・我々が乗る予定の雪上車は13時50分・・・。よし、まだいけるぞ・・・。

ということで、ぢろーらもは鯉丼を注文します。義母は「え?まだ食べるの???」と驚いています・・・ええと、お義母さま、笑い過ぎですよ・・・

でてきました。野沢菜とお茶がついてます

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思ってたよりもつゆが多いです

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長野県は鯉もけっこう有名なのですが、それをから揚げで蒲焼風のたれで食べられるというのもいいですね・・・。ぢろーらもが好きな要素ばっかりですね・・・揚げ物ですけどくどさはなく、それでいて味付けもしっかりしていて、がつがつ食べられますね・・・これはまた頼みたいな・・・おそばのあと(しかも、そのとき食欲がなかった義父の分をだいぶもらっている)ぢろーらもでも全然いけちゃいます

妻はブルーベリーソースのヨーグルトが気になってしまったので、追加注文です。こういうところのヨーグルトって、惹かれますよね。期待通りの味だったようです

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ぢろーらもはくま笹茶をいただいてます。落ち着くな・・・

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さてと、そろそろ雪上車の時間だな・・・。前日に注文しておいた、お土産用の野沢菜を受け取って、雪上車に乗る準備をします。おっと、陽がだいぶかげってきたな・・・。やっぱり前日の夜と当日の朝は運がよかったんだ・・・。

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1泊2日、本当に楽しめました。お世話になりました。ありがとうございますまた行きたいです。今度は野天風呂はいりたい・・・

あさま2000からうちの車に乗り換え、帰路・・・と思いきや、旧軽井沢に寄り道することになりました

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ちなみに、車は近くの町営駐車場にとめます

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やはり軽井沢は「避暑地」のイメージが強いこともあり、特にこの日は平日(ぢろーらも有給中)だったので人足もまばら、しかも、冬季は営業していない店も多いです。

そんな中、我々の目的は、「フランスベーカリー」さんのフランスパンです

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日曜日とかだと午前中で売り切れてしまうこともあるフランスパンですが・・・この日は・・・ありましたほかにもおいしそうなパンがあったので買ってきます

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その後、帰路を目指しました。途中大きな渋滞にはまることもなく、順調に帰れました今回の旅行も楽しかったです


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高峰温泉:お風呂に食事にイベントに満足♪

2012-02-21 00:52:46 | 旅行記

クリスマスプレゼント?軽井沢・プリンスショッピングプラザ~高峰温泉」の続きです。ここでは宿泊先となる「高峰温泉」でのもろもろのことを紹介します。

雪上車でしばらく行くと、高峰温泉につきました

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ちょうどいい時間だったこともあり、スムーズにチェックインできました。本日泊まる部屋の名前は「高峰」です。

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他の部屋も「烏帽子(えぼし)」など、長野近辺にちなんだ名前がつけられています。

この部屋、少し(1000円)高めのお部屋なのですが、何がメリットかと言いますと「部屋からの景色がよい」、ということです夕暮れ時の時間に部屋からの景色を撮ってみます+1000円の価値はありますね

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さてと、ちょっと宿内をみてみるか・・・。この部屋のすぐ近くには源泉を飲める場所があります。

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硫黄の温泉なので臭いはけっこうします。だから、飲みやすくはないんですけど効きそうな気はしますね。ただし、飲みすぎると逆効果のようです。1日最大でも1000mlまでにとどめておきます。

源泉は持って帰れるように、わざわざ空きのペットボトルも用意してくれています。「(ペットボトル)なくなってたらごめんなさい」という、アバウトさ(笑)も高峰温泉さんならではです。そこがまたいいんですけどね・・・。

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いろんな効能がありますよー

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「露天風呂(野天風呂)ができた」ということで楽しみに来ていたのですが、どうも冬季は無理そうですね・・・。この時期は最高気温も氷点下で最低気温は-10℃を下回るので、自然の中に作った露天風呂だとちょっときびしいみたいです・・・まあ、これは冬以外の季節に行ってみることにするか・・・

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長野の地ビール「オラホビール」も売ってます

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高峰温泉さんは「リピーターを増やす」のために、その戦術(?)も徹底しています。その1つが「追加料金なし(厳密には、山の保護の寄付とか登山の保険のために100円単位の出費は発生しえます)で宿主催のさまざまなイベントに(任意で)参加できること」です。我々も星の観測会には参加しましたよ

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さてと、18時の夕食まで時間があるから先にひとっ風呂浴びるか・・・。ああ、気持ちいいな・・・やっぱり硫黄の温泉はいると「温泉、キター!」って感じになりますね

こちら、温泉というよりは「冷泉」になるのかな・・・源泉は26℃とかです。1階のお風呂では沸かしたお風呂のほか、源泉のままのお風呂もはいれます。2階のほうは沸かしたお風呂と、ひと肌に近い温度(37℃ほど)のお風呂ですね。それぞれ交互にはいると効果的です

あと、洗面所とかの蛇口から出る水は「創生水(そうせいすい)」という水です。油と混じる不思議な水です。せっけんや洗剤なしで体や食器を洗ってもきれいにとれるので、健康にいいだけでなく、自然保護にも役に立ちます

部屋に帰って飲みます。明るいうちに飲めるのはやっぱり嬉しいな・・・

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さてと、夕食だね・・・楽しみ楽しみ・・・

食前酒は梨のお酒のようですね

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先付はクルミの甘露煮、公魚(わかさぎ)の醤油に、蕗(ふき)の佃煮です。どれも素材の味を活かしたちょうどよい味付けですこんにゃくの刺身もいいなぁ・・・。

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左はさつまいもの白和えです。

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煮物はふろふき大根です。大根自体もおいしいのですが、この味噌の味がやっぱりいいですね。

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茶碗蒸しもおいしいです。そばの実を使っているのがポイントかも

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鯉のおろし煮です。長野といえば鯉ですね。やっぱり食べとかなきゃ・・・。

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追加オーダーで野沢菜大皿頼んじゃいました。ぢろーらもは漬物の「ぬか臭さ」が苦手でお新香は好んでは食べないのですが、ここの野沢菜はほっとくと止まらないくらいの勢いで食べてしまいますちなみに、前日のうちに予約しておけば、野沢菜を1つ500円でお土産で持ち帰ることも可能です。もちろん我々も予約しましたよ

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鍋料理はきのこ鍋でした。きのこだけでなくたっぷりの野菜と鶏肉もはいってます。おだしおいしいですね

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生ビール来ましたね。先ほど紹介したオラホビールです。苦みが少なくまろやかで飲みやすいビールです地ビールはそういう傾向ありますかね・・・。

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こちらも追加注文、鯉のあらいを頼みました。こちらは2人前です。新鮮な鯉だけに、味だけでなく歯ごたえも楽しめます。こちらはhttp://www.takamine.co.jp/common/ryori/index.html にあるとおり、当日16時までに注文する必要があります。

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あ、こちらのボトルはうちが勝手に持ち込んでしまった酢味噌(チョジャン:豚足などにつけて食べることが多いかな・・・)です・・・すみません・・・。

名物の1つ、野草の天ぷらです。セリ、マイタケ、ふき、独活(うど)ですね。それぞれ違った食感が楽しめますし、「ああ、天ぷらにするとこんなにおいしいんだ・・・」というのが実感できますよ

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ごはんと味噌汁です。ごはんは健康を考えて、8分づきの胚芽米(はいがまい)というのがこだわりです黄色いけど決して残り物のお米ではないのです。

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最後のデザートは林檎シャーベットでした。甘すぎず酸味が効いてて、しめのデザートとしてはベストでした

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いやぁ、うまかった・・・ボリュームたっぷりで満腹ですわ・・・

食休みののち、星の観測会に参加します。すでに-10℃を下回っているので、防寒はしっかり行う必要があります

一台400万円ほどもする望遠鏡を使って、お話し(うんちく)を交えながらいろんな星をみせてくれます。これは必見です

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天候が悪いと室内での説明会みたいになってしまうのですが、この日はベストコンディション、外での観測ができました

この日は若旦那がいろんな星や星雲について丁寧に説明してくれました。「きれいな星空があっても、それについて説明できなきゃ意味がない」と考える宿のコンセプト、素敵すぎます

馴染みのある金星、火星、木星なんかも望遠鏡でみるとやっぱり違いますね・・・はじめての人がすべてを理解できるかというとそうではないですが、それでも「アンドロメダ」とか「天の川」とかみんな知ってる単語が出てくると、みんな「おおー」と声をあげ興味津々に話を聴いています

いろいろと詳細に説明してくれるだけでなく、「火星を見ていると、目のいい人は火星人が見えるかもしれません」とユーモアを交えて話してくれるのがまたいいですね

妻なおも「シリウス(冬の大三角の1つ)が青い!」と楽しそうでした

ん?先にあがった義母が呼んでますね、なんだろう・・・。

おっと、サービスの「五平餅」ですね。数に限りがあるから呼んでくれたんだ・・・ありがとうございます。暖炉で自分の好みに焼いていただきますこれも食べないと損ですね・・・。

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体をあたためるために、そば茶をいただきます。ロビーではそば茶と熊笹茶がいただけるんですね。熊笹茶は笹の香りが楽しめますよ。

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このあとはやっぱりもう1回風呂にはいります。うーん、気持ちいい・・・

ぢろーらもと義父は2階にはいったのですが、1階にはいった妻と義母は、お風呂からテンが見えたそうです。なんか、運がいいとキツネもみれるようですね

このあとは部屋で晩酌をし、早めに寝ることにしました・・・

翌日の様子については別記事にて紹介しますm(_  _)m


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