ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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はじめての出張:ディスクがあふれてさあ大変・・・

2011-01-11 22:04:29 | IT(OS)

ぢろーらもがはじめて遠方に出張したのは以前の会社にいたとき、確か入社4ヶ月目くらいだったと思います。もちろんエンジニアとしては見習いです。

そのときぢろーらもはソフトウェアのテクニカルサポートを担当していました。これらのソフト、通常はお客さんあるいは代理店さん(SIerさん)がサーバにインストールして使うんですけど、たまにうちの会社にインストール作業の依頼がくる場合があります。

もちろんこの手の話は営業さんが持ってくるわけですが、そのとき営業さんは「金沢行かない?」という感じで話を持ってきました。

最初なんのことだかわかりませんでしたし、そもそも自分が担当している製品でお客様先の作業がはいってくるかどうかもよくわかりませんでした。で、よくよく聞いてみると「金沢のお客さんのところに行って、お客さんところのSolarisサーバにそのソフトをインストールしにいく」という話でした。

そのときまでにぢろーらもが試した環境はWindowsのみで、Solarisは触ったことがありませんでした。まあ、Linuxは多少わかったので、全く感覚がつかめなかったわけではありませんが。ただ、結局Solaris環境でのインストールを試す機会がなかったので、マニュアルを何度も読んでイメージをつかんだ、という感じです。

インストールにあたってヒアリングシートを使っていくつか事前に確認し、それをもとに当日現地に向かいます。

朝7時台の羽田空港発、小松空港行きの飛行機に乗り、小松空港から金沢へはバスで向かいます。けっこう時間かかるな・・・。営業さんもいっしょだったけど、確か現地待ち合わせでした。

とりあえず、ソフトをインストールするためにSolarisにいくつか必要なパッチがあったので、そちらを先にSIerさんにいれてもらいます。事前に話したつもりだったけど伝わってなかったかなぁ・・・それで2時間くらいロスしましたね・・・。

その後ぢろーらもがソフトをインストール、途中パラメータについていくつか相談しながらなんとか完了し、動作確認、検証を終えて16時すぎに無事完了しました。

多分、ぢろーらもひとりだったらそのまま帰って、夜のエアロビクスに間に合うようなら参加してました。まあ、この時間からだと厳しいんですけど。

ただ、このときは営業さんが「帰るのかったるい」と思ったらしく、「ぢろーらもさん、泊まりましょうよー」との誘惑・・・帰りたいんだけどなぁ・・・まあ、しょうがないか・・・。

作業後に2人で食事をしたあと、駅近くのホテルを探し、2人別々の部屋をとります。18時ごろ、すでにホテルについているわけですけど、その後営業さんがうちの部長へ「まだ作業が長引いてる」という嘘の報告をするわけです・・・おいおい・・・。

一応、事後報告ですが宿泊の許可はとれたので、この日はホテルでのんびり過ごし、朝一にそのまま会社に帰ることになりました。後日、作業報告書と設定シートを提出し、とりあえず作業は終了、検収もあがることになりました。

ところがその一週間後、「ソフトが不安定」ということでぢろーらもへ連絡がありました。ソフト、といってもそれはインターネットを経由するプロキシと連携するソフト、まともに動かないとインターネットの閲覧にも支障があります。「しゃれになんないっすよー!」とお客さんもご立腹・・・。

ただ、原因はこの時点でわかっていました。というか、お客さんのほうで切り分けてたんですね。結局何かっていうと、「ディスクがいっぱいになっていた」ということです。確かにサーバのログからも明らかでした。まあ、インストールしたディスクがいっぱいだったらまともには動きませんよね・・・。

そういえば、マニュアルに書かれてるインストール例のとおりのフォルダにインストールしちゃったな・・・一応ヒアリング項目にははいっていたけど、代理店さん書いてくれなかったから、そのときのぢろーらもは当日確認もせずそのままいれてしまってました・・・。

そして、当日はまだぎりぎり大丈夫だったようですが、ソフトをずっとつかっていくうちに一時ファイルなどが増え、ついに溢れてしまった、ということのようです。

ひとまず「一時ファイルを削除する方法」をメーカーに聞き出し、それでしばらく乗り切ってもらうよう依頼しました。

本当だったらこちらの責任もあるので、無償で再訪問してインストールしなおしたいところなのですが、場所が場所なので営業さんも首を縦に振りません。確かに、「こちらが聞いているのにも関わらず答えてくれないからデフォルトのパスにインストールした、だからこちらに落ち度はない」とも言えなくはありません。まあ、どこに責任の所存があるかって、会社同士の力関係とかもありますし、けっこう難しいですけどね。

結局我々は行かずに済みました。もちろん、先方としてもこんな担当者には二度と仕事は頼みたくないでしょうけど・・・。

さすがにこれだけだと申し訳がないので、ソフトの再インストール方法を文書にまとめ、送ることにしました。そのあとは連絡が来ませんが、結局どうしたのかなぁ・・・。というか、結局誰が作業したのかなぁ?

ディスクに余裕があるかどうかを確認する、ちょっと考えれば当たり前のことだけど、そのころはまだ経験が足りなくて頭がまわらなかったなぁ・・・。面目ない・・・m(_ _)m。

そう思ってほかの人に聞いてみると、以前似たような状況で同じ失敗をした方はいらっしゃったようです。その方は当時の会社ではなく、さらに前の会社で経験したそうです。その方も地方での作業だったようですが、そのときはさすが再訪問したそうです。ま、それが普通ですかね・・・。


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