JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

最終章

2012年02月01日 22時59分00秒 | ドラマ
ここでの活動も、残り一ヶ月を切ってしまいました。新しい舞台への移行が完了しているお仲間さんも多い中、この期に及んで何をしているのやら。ったく往生際が悪いとは、このことだ!

1月は忙しかった~。PTA役員の仕事に加え、小中学校で新年度委員の選出が始まり、2週間で4度も夜の会合へ。もう内心「ええ加減にしーや」と怒り心頭でした。

うちはまだいいわよ。母と同居しているから。夕食の準備半ばでバトンタッチすることもできるし、夫の帰りが遅くなっても、子どもたちだけの夕食にならずに済む。

しかし、他の家はどうなんだろう。子どもの環境を整えるPTAの活動が、彼らを寂しくさせているのではないかしらん。それとも、うるさいオカンがおらんで清々しているのかな・・・

正社員にしろ、パートにしろ、働くお母さんが多くなった昨今、昼間に活動の時間を取り辛いのはわかる。しかしその一方で、平日に学校で行われる母親向けの講演会なるものが、依然として存在している。

子どもが小さい-とてもじゃないが幼子を抱え動くのは難しいよ-という時期は、それもいい。が、外の世界へ踏み出せる環境になったなら、それに見合う形態を考えていってはどうか。

毎回役員をかき集め、少ない参加人数をしのいでいる状態を見るにつけ、やれやれと感じる。当たり前だ・・・ 学年懇談会や授業参観さえまともに成立しないご時世なんだから(小学校はまだ何とか、中学は厳しいな〜)。

時代にそぐわない行事の為に、役員の負担が重くなる。願わくば、その労力が報われる内容であってほしい(同じ時間を費やすのならね)。そうして、仕事はできるだけ軽く。でないと引き受け手がいなくなってしまうし、一部融通の利く人たちへしわ寄せがいく。

にしても、しんどかったのなんのって。心を軽くするテーマの講演会で、疲れ切ってどうするねん。ようやく一息ついた夜、娘に「お母さん、今日はドラマ見る?」と言われ、倒れ込んでしもた。「もう疲労困憊。母ちゃん死にましたー。」「ほらほら、上川隆也出てるよ。」 「ぶっ生き返りました~」

宮部みゆき原作のTBSドラマ『ステップファザー・ステップ』(月曜夜8時)が、なかなかイケます。欲を言えば、もっと落ち着いた時間帯にやって欲しかった。伊東四朗率いる、法律事務所の面々がナイスです。平山あや。 映画『ウォーターボーイズ』で、調子の悪い自販機を飛び蹴りで直していた子だね。やっぱええ味出してるわー。

主演は上川隆也。孤高の怪盗をシャープに演じようとするものの、何故だか双子の父になってしまい、おっと・と・と・い!たたらを踏んでいる状態に萌え~。褒めてんのかい。ムフフ。いい男がそれをやるからキマるんです。

薬師丸ひろ子とやっていた『ママの遺伝子』の頃、ムチャムチャ気に入っていたのだが、あれから10年・・・ちっとも老けこむことなく、男の色気満開になっているのが、私にとってはミステリー♪ともすれば宮部みゆきが紡ぎ出す世界より、’うーむ。実に、興味深い’。

ったく、どこ見てんのよ~。「若い奥さんをもらったからじゃない?」とは、お仲間さんの弁。なるほどねぇ。つーか、いつの間に結婚していたんだよう。じんちゃんがテレビから目を離しているうちに、世の中は変化していたのね。

もう一つ、同じくTBS日曜劇場の『運命の人』(日曜夜9時) 。私的にキターッ!と、ツボに嵌ったドラマでした。沖縄返還をめぐる政府の密約を暴いていく話。モックン(本木雅弘)が、正義感プンプンのアツい新聞記者を演じます。新聞社、外務省、政治家、主人公の親族。登場人物がやたら多く、しかも豪華キャスト。

ただし、それぞれの登場人物を演じる役者陣が、以前出演したドラマの陰を引きずっており、大森南朋と柄本明が向い合っていると、『ハゲタカ』 VS 『妖怪人間ベム』に見えて仕方がない。特に柄本さんは、目薬の宣伝のような決め台詞を、いつ言い出すかしらん思て。「あなたの目、なんだか乾いてますね」

おーっと、食い入るように画面を見つめたのは、いい女をめっけたから。最近は、困り顔の男より、睨み顔の女に目がいきます。米倉涼子、柴咲コウ、黒木メイサもちょっといいね。儚げな木村多江や肉感的な井川遥も、好きなんだけど。ところで、この人誰~~~?滴ってるわ~~~

ワクワクしながらエンディングのクレジットを待っていたら、真木よう子だった。あ、映画『モテキ』に出ていた子だ。森山未來くんの職場の先輩役で、威勢よく彼をシバき倒していた。経歴を見ていたら面白い。無名塾出身だが、退塾に至るまでのエピソード・・・うーむ、パンチが効いている。

外務省の事務官で、国家機密を握るポジションにいる。プラス女の色香を武器にして、モックンに迫る。いや、モックンも迫る。互いの利害関係が一致し、道ならぬ恋を突き進むが、それに横槍を入れるは、ねっとりと嫉妬心を増殖させるストーカー夫、病身の原田泰造と、私だけが彼の弱さをわかっているの…健気にふるまうヴィヨンの妻、松たか子。

含み笑いをしている間もなく、怒涛の展開へ。政府の欺瞞を暴くつもりが、一気にピンチに陥るモックン&真木よう子。進行早いなー。モックンは、記者にしては美し過ぎかしらん。梶原善(←『王様のレストラン』のパティシエ)や、杉本哲太(←いい味を出してきたよね。地味ながら。)松重豊(←『ドン★キホーテ』高橋克実の第一子分。大好きです) の方が雰囲気出てる。

大体マッチョなんだもーん。あんなムキムキの記者いるのか?(←ごっつー偏見)。とは言え、楽しいから見る!真木よう子目当てに見る!! 山崎豊子作品であるとか、豪華キャストであるとか、そんなウリを軽く蹴散らす、彼女の爽快感がよかった。

では残り1ヶ月。ギリギリまで私らしく、Cafeの舞台に立とうと思います。よろしくネ。

http://www.youtube.com/watch?v=jEjRPGMbdLw

コメント (8)
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