「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

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『氷菓』 第2話 観ました

2012-05-02 01:36:13 | 京アニ
なるほど~、こんな手紙で古典部に入部することになったとは…
でも、それを第2話の冒頭に持ってきた理由は?
ま、そのほうが流れが良いかな?

さてさて…古典部の活動として文化祭のときに冊子を発行するということになっているからということで、過去にどんな内容の冊子を出していたのか調べようと言うことになってバックナンバー探しかかる奉太郎とえる。その場に里志が居ないのは彼は部活掛け持ちなのと、委員会で忙しいからって事らしいけれども、そのあと図書室にいるのが判る。う~ん、結構、適当な奴なのかもしれないですね~。里志くんってのは…。
あと、できるだけ怠惰に過ごしたい奉太郎と、彼と一緒に過ごしたいと思っているらしいえるの対比がすごすぎるですね。特に、図書室に行けばバックナンバーがあるかも知れないってことで一緒に行こうと迫られて、奉太郎の選択肢として灰色と薔薇色の二択が出るのに選べるのは薔薇色の一択のみ。しかも、灰色を選択しようとする彼の手を無理やりに薔薇色を押させるのはえるちゃんの手って表現になっていたのには、クスっときたです。このパターンだと、他に、選択肢が事実上一種類しかない三択、または四択とかイロイロありますが外部的要因で答えが一つしかない状況に置かれてしまったことを表すのにはなかなか面白い表現だと思います。あと、この直後、奉太郎がえるに手を引かれて地学準備室から出掛けるシーンでカメラが固定されている演出は『日常』で多用された演出でも有りますよね。

で、今回用意された謎は…
その図書室で発生していたちょっとした謎。
それは…
5週連續して毎週金曜日のお昼休みに貸し出され、そして放課後に返される本が有る。借りて行くのは5回とも二年生だけれども、別の女生徒。クラスはD、E、F組。図書室の規約では同じ本を二週間借りれるのに毎週返してくるのは何故か?と言うちょっとした謎。
これに対して推論出来る答えとして、その同じ本を借りるのが二年生の中でオマジナイとかで流行っているとかが推測されたけれども、オマジナイとして流行るにしても学校の通史本などという超マイナーな本が使われる理由が分からない。ということで図書委員会の間でも謎として不思議がられている。なので、この理由を推測してみようというのが今回の謎解き。
依頼人は、もちろんえるちゃん。もちろん、図書委員の摩耶花も謎は知りたいと思っているのですけれども、その謎を解くのが腐れ縁の奉太郎だってのが、しゃくにさわるのでよく思えない。でも…摩耶花の片想い人の里志が、こういう時の奉太郎はキレルんだよ~の一言で半信半疑ながらも奉太郎の推理を聞いてみる。で、奉太郎の答えは…
その本を借り出すのが不特定多数なのか、あるグループの中で必要とされていて交代で借り出しているのかと推理。ここで、不特定多数という線は理由が弱いと言うことで外して考える。そこで、借り出しているのが二年D、E、F組の女子しか居ない事に着目。また、別の面から、借り出す理由として、お昼休みから放課後まで借り出して使うのに個人的理由で休み時間に読みたい種類の本では無いことから授業で使用するのではと推測した。もし、合同授業で使うのであれば、その授業とは体育か、選択科目の芸術系授業ということで書道、美術、音楽。中でも使いそうなのは…とそこまで絞り込んだ。
一方、えるちゃんはその本からシンナーっぽい刺激臭を感知した。
ので、奉太郎はそれが美術の授業で使われていたと推測し、美術室へえるを派遣して確かめるようにと言ったのですが…例によって一緒じゃなきゃダメってことで一緒に行くことに。摩耶花も気になる事なので一緒に行く事にしたので、摩耶花がしていた図書室の留守番を里志がすることになって、三人で美術室へ。その道すがら、二人に推理内容を説明しながら美術室に行くと…美術室にはその本を抱えた油絵が何枚も置かれていた。

う~~ん、ここで凄いのは奉太郎の推理力なのか、それとも、えるの嗅覚なのかは置いといて…こういう地味な内容の日常的作品のアニメはなかなかに面白いですね。現実ばなれしていない分、地に足をついて安心して見ていられるのが良いです。それだけに後半に、無理やり非現実的な怪奇現象や殺人級の大事件を起こしてドタバタさせるような展開にならないことを祈りますが…どうでしょうか?

あ、あとえるちゃんの声ですが…意外と野中藍さんでも合うかなぁ~なんて思ってしまったですよ。でもそうなるとますますCLANAD的印象が…で、摩耶花ちゃんは…広橋涼?いくらなんでも無理やりすぐるか…

と、言うわけで公式HP京都アニメーション版HP、それとこの記事にTBを送って来てくれた方々の記事を参照にしてくださいね。


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