北海道での投げ釣り攻撃において絶対不可欠なエサと言えば、
「塩イソメ」
これをなくしてはクロガシラやらマガレイ撃沈は夢のまた夢。
では「塩イソメ」ってなんぞや?といいますと、
文字通り極太のアオイソメを塩で絞めたもの。(← 北海道のみなさんすいません、、、
あまりにもしょ~もないQ&Aですね。笑)
とここまではマゴ・ヒラ狙いで用いる「塩イワシ」などと同類のエサと容易にわかりますが、この「塩イソメ」、ただの白い粗塩なんかで作ったものもあれば、エビパウダー入りのもの、あとニンニクってのもあるんです。
そして今回はこのエビパウダーを混ぜた塩「塩えび粉」を比較してみたいと思います!


これら3種類の「塩えび粉」が市販されており、北海道の釣具店などでよく見かけます。(本州ではまず全ては揃わないでしょう。)どれも基本的にはエビパウダーを混ぜ込んだ塩なんですが、仕上がりに少々差があることに気付きました。愛用されている方は当然のごとくご存知だと思いますが、なんせ勉強中の関西人JCA、毎回発見がありまして、、、。
まず上の写真ですが、左から番号を付けて説明します。
① マルキュー: 塩えび粉
● 最も広く愛用されている塩で、本州でも流通があり入手が容易。
● イソメを絞めると、イソメから出てくる水分でパウダーは比較的大粒な塊となりパサパサっと仕上がる傾向にある。まさに関西でチヌ釣りなどに用いられる糠といった感じ。
絞めたイソメはそこまで縮まないので比較的太めのまま使用できる。
② 札幌ベイト: パワーソルト
● 北海道のみの販売。
● 3つの中では最もパウダーの粒子が細かくさら砂のようで、イソメにふりかけると出てくる水分でしっとりイソメ表面に張り付いたように仕上がる。ただし粒子が細かすぎることもあり同量のイソメを絞める場合、他より多めに必要となる。①同様イソメ自体あまり縮むことなく太めのままで、エビの臭いに関してはそこまで強くない。
③ フィッシュフード: エビと塩
● 北海道のみの販売。
● ミニパックも発売されておりいざという時に助かるこの塩は、粒子的には①と②の中間くらいでイソメの水分が入ると分解?が多く発生し少々水っぽく仕上がる傾向にある。またイソメの収縮率も3つの中では最も大きい。しかし集魚効果?のエビの臭いは3つの中では一番キツイ。
とまあメリット、デメリットありますが、イソメの太さをある程度保ちつつ、しっとりしてるほうがいい。とこだわるJCAの中では、②>①>③といった順位付けになりました。
まあ、これだけはどれがいいかなんてカレイちゃん達のみが知る永遠の謎なんでしょうがねぇ~。ははは(笑)
「えびせん食べたい!」と思った貴方!これ押してちょ →

僕は年間10くらいは使うので市販の精製塩にえび粉を混ぜて使ってます。
えび粉の濃さも調整出来るし、なんといってもリーズナブル!
気が向けば、イカゴロパウダー塩イソメスペシャルをまぶして使ってます。
臭いが手に付いてイタダケないのが難点ですが…
先月は関西の知人に空輸してあげました!
効果有ったかは 未確認ですがf^_^;
びっくりさせられますよ!でもイカゴロパウダー塩イソメって
すっごく興味あります。なんせ臭いはピカイチでしょうし、いかにも
効果あり!って文字からして物語ってますよね。
JCAもそこまでがんばって研究しないとダメですね~。