無事、浮き桟橋から帰還。
ホッとしていたのもつかの間、ゴムボートを車に無理矢理車にぶち込んだ師匠、
「さて風呂でも行ってメシ食って寝るか、、、」と!?
すかさずお風呂の前にちょこっとランガンさせて欲しい旨伝えますが、難しそうだったので
1箇所に絞って寄ってもらう事に。
残暑厳しいカンカン照りの日差しの下、車でできた日陰で寝転がっておやすみ中の師匠
の横で2本で小物を探り歩き、、、初夏にはいろいろ飛び出したこの戦場もやっぱりこの
時期は微妙みたい。
そ~言えば昨年も10月くらい?にここ「対馬」に来てランガンするものの芳しくない釣果
だった覚えが!あの時は夜戦のコロダイ狙いでしたし昼間はおまけみたいな物でしたが
ねぇ、、、今回は違うので厳し~。(泣)
それにしても物凄い量のアジ!? 水族館みたい
こんなんだったらサビキセットでも持ってきて釣りながらヒラメって方がまだ可能性が
あったのかもね~?って後の祭りですが。それに今回は状況的にも難しそうですし、、、
25cmに届かないよ~なキュウセンにカワハギ、元気な物は全てリリースしつつ片っ端
から探ってみましたが、結局心が折れちゃいました。
その後温かい昼食を食べて買い出しを済ませば温泉でマッタリ、、、ちょこっと仮眠なんか
もしちゃってパワーが回復してきたら再び島を北上!目指すは2日目の夜戦フィールド、
「舟志湾」です。
いつもなら対岸のゴムボートでしかアクセス不可能な戦場に入られる師匠ですが、途中
朽ち果てた集落跡を抜けて墓石の欠片が散乱している墓地跡を横切り奥へ、奥へ、、、
そして辿り着くことのできる岩場。
今夜は闇夜な上、イノシシまで目撃されてると伺ってるのでビビリ~なJCA!遠慮させて
もらい少しお手軽な所に入ってもらう事になりました。(笑)なんせマダイとなるととことん
突っ走られるイケイケ師匠なんでねぇ。
今日は大潮回りで水位もかなり上がってくるみたく、すでにいつもなら決して水が浸かる
事の無い部分が水没状態!キツいカケアガリになっているので満潮時には仕掛けを回収
し易いコンディションにあるってメリットはありますが、“水没”ってあんまりいい気分には
なれませんよね?
水道になっているので流れもそこそこあり今夜は竿4本で勝負!
「舟志湾」はたま~に掛かるもののヌタウナギの魚影はそこまで濃く無いのでマムシ&
ユムシをメインに戦う事にしましょう。でも、ユムシは弱ってるのばっかだったので昨夜中
にほとんど使い果たした感じですが。
ク~~~、ク~~~、ゴンゴンゴンッ!?
嫌な予感。
イトヨリダイのお出まし~!
ほんまどこでもおるなぁ~、、、
ここはシロアマダイが出る戦場なので明るいうちから攻撃を開始してましたが、来るのは
イトヨリかイラのみ。夕マズメあたりに一度40cmに満たないチャリコ連中が2、3匹アタ
ってきただけであっけなく日暮れ。
パチャパチャパチャパチャ、、、
視界ゼロの真っ暗な中、静かに波が押し寄せ更に水位が高くなってきてます。
1時間前まで余裕で三脚を立てれてた部分が完全に水没しクーラーなど置いてある陣地
のすぐ手前まで水が、、、師匠の釣り座の方は酷くすでにリールの下半分くらいまで水が
入っており、これ以上タックルを上に上げると師匠自身のスペースが無くなってしまう程。
この戦場には過去に何度も入ってますが、ここまで水位が上がったのは初めてです。
アタリも全然出ず時間だけが過ぎ去って午前1時、
一旦、師匠と車の止めてある所まで濡れながら戻って遅い夕食タイム。スーパーで買い
出した地元「対馬」近海で獲れた魚の刺身に惣菜&お酒、車内で食べてはいるものの
ご馳走ですよね!
そして酒豪な師匠は毎度の如くありえない量のお酒をがっぽり飲まれしばし休憩や~と
おやすみになられました。(笑)わたくしめは一人戦場へ戻って攻撃続投したかったのです
が、さすがにあの不気味な岩場進入路を進む勇気も無く同じく夢の中へ、、、
次に目覚めた時にはご想像の通り朝になってました。(爆)
師匠を起こして戦場に戻ってみると小魚につつかれたのか?ボロボロになったエサが
残って返ってくる程度で特に変わった様子も無し。まぁ、ターゲット自体が回遊魚なので
ボロボロにされた後に近くを通って行ってるって事も考えられるんですがねぇ、、、JCAの
最後に回収した竿にずっしり重量感!と思えば、
あんたかい?(笑)
はいっ、ここで2日目の夜戦は終了となりました。
久しぶりにハズレた「舟志湾」、もしかすると師匠御用達のゴムボート・ポイントだったら
本命が出てたのかもしれませんがそれはまた次回にしましょ!
JCA的には小物作戦に比重を置いて来ている今回、今からが本番です!今日は師匠に
お願いして普段はウェーダーを履き軽装で進入する戦場へ荷物ごっそり詰め込んだゴム
ボートを出してくれる事になっているのではりきって行きましょかぁ~。
まずはここまでの貧果をど~ぞ。
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