思わぬ第二神明高速の渋滞にハマり予定より大幅に遅れての姫路入り、、、明日から
ETC1000円の週末なんでみんな大移動開始中だったのかな？何はともあれ無事待ち
合わせ場所へ到着＆荷物を積み替えたら即出撃となりました。
今回ご一緒させて頂くのはレインボーキャスターズの大物ハンター“S尾さん”でかなり
前から12月くらいに一度希少価値の高いターゲットを追い求めて「愛媛」遠征しましょう
と話してたんです！
“希少価値の高いターゲット？？？”
まっ、要するに狙ってもなかなか撃沈できない超確率の悪い魚ってわけ。(笑)
そんでもって今年は高水温もあって全国的にカレイが遅れてシーズンインしてることから
狙う人もまばら？あまり釣れたという情報が流れてきません、、、とにかく実績場を叩く
のがベストでしょう！
「三崎港」
他府県＆地元含め非常に人気があるこの新波止は泣く子も黙る一級ポイント。雑誌など
でも必ずと言っていいほど紹介され定番化しているもののターゲットにとって住み易い
環境が揃っているのか魚影がすこぶる濃いんです！なんせ連中は海底に穴を掘って
その中から頭を出してエサを探したり寝たりしてるのですから、、、
しかし今日は週末！前日からの場所取りも激しく本命の先端部なんて絶対に空いてない
だろう、、、と他に数箇所候補を持った上でとりあえず見に来てみました。
ダメもとで先端部まで歩いていくとな、なんと誰も居ない！？昨日の大荒れの余波もあり
暴風がビュ～ビュ～吹いてますが海面はそこまで荒れてないのでここで戦う事に。
うわっ、1投目から長物やぁ～～～！
と、ぶり上げてみるとびっくり！京料理では欠かせない高級食材のハモでした。
地方によってはアナゴをハモと呼んだりしますがこやつが正真正銘の“ハモ”で希少価値
が高く当然ながら市場価格もアナゴとは比べ物にならないほど高価、、、
、、、なんですが、、、長物が基本的に苦手なわたくしめとしてはポイです。(笑)
太陽が山の向こうから見え始め明るい日差しが差し込めてきます。
只今、午前7時45分過ぎ。風は一向に治まる気配も無く非常に強く時折突風まで吹いて
三脚が倒される始末、、、山々に囲まれた立地上仕方ないんですがねぇ。
写真だけ見てるとすんごく快晴で最高な釣り日和なんですが風が凄いのなんの！
良型のカワハギも狙える戦場なので1本を手持ちで探ったりしながら極力退屈な時間を
作らないよ～に心がけます。着底後すぐコンコンといいアタリが伝わってきますが大抵が
チャリコかイソベラの仕業でなかなかカワハギが現れません。
やっと水揚げ～と思えばMAX20cm前後のやや小さめばっか、、、
あまりにも小さい物はリリースし食べれるサイズのみをキープ。
お土産を確保しとかないと悲しすぎる釣果になるのが当たり前の作戦ですしね～。(笑)
本命狙いの竿にはエソやイラといった超外道連中がポツポツとアタってくるくらいでエサ
取りの小魚が湧いてるって感じは無くエサが残ってくる事もしばし。 だからといって
ず～っと放置してるとウミケムシが、、、
定期的に仕掛けをサビいたりしながら根気良く戦うしかありません。
突風って予測できないもの、、、新鮮なマムシに交換して先端から真正面にフルキャスト
した瞬間、ボワっと突風が吹いて糸フケを大きく作られたPEが小さな白灯台の一部に
引っ掛かっちゃいました！？(怒)
まったくもう、、、と灯台に登って外していると隣で「タモお願いします！」というS尾さんの
声が！？そして水面にはピンク色の美しい魚体が。
見事、本命 35cm シロアマダイ を撃沈されました！
おめでとうございます！良かった良かったぁ～、1匹撃沈でJCAもかなりホッとしましたよ。
時合いなるものが少なからずこの魚には存在すると思うわたくしめ、この時期を逃すまい
と一旦全ての仕掛けを回収し新鮮なエサで集中砲火することにします。一番右のスピン
パワーを手に取ってゆ～っくり引っ張ってみました。
ズルズルズルズル、、、
かすかに何か居たよ～な感覚が伝わってきましたが気にせずリールを2、3回巻くと、
ガンガンガン！？ グイイイイイイッ！
いきなり重くなり引き込まれます！
48cm シロアマダイ撃沈！
ドラグもな～んも鳴らなかったので突如の強い引き込みに驚きましたわ～。これで何とか
2人共希少価値の高い本命ゲットです ♪ それにしても可愛らしいおとぼけ顔ですよね？
ウルウルした目もどこか憎めないですし、、、
後で地元の漁師さんに聞いた話ですがこのシロアマダイは現在のところ市場では 1kg
あたり8000～10000円で取り引きされているとのこと！高価なことから鮮魚店に並ぶ事は
まずなく主に料亭に引き取られていくそ～な。贅沢なFISH MEALを想像するとヨダレが
垂れてきますわ～。(爆)
こやつらが午前中に来たってのもあり午後からもまだまだチャンスがあるんちゃう？と
期待満々でそれぞれ2匹目を夢見て打ち返しましたが再びドラマは起きる事無く終了。
綺麗な夕日でした。
明日は恐ろしく深い戦場へ突入します！
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