JCAの激闘!投げ釣り戦記Ⅰ

大物投げ釣り一筋!(2007~2013年)

アキアジ大漁で~す ♪ 遠征第百十六弾!北海道・網走 / オホーツク海 (1日目)

2010-10-08 23:06:19 | 投げ釣り戦記!

午前9時15分、長崎遠征より伊丹空港に帰還しタクシーをふっ飛ばさせ帰宅&シャワーを
浴びたら即、神戸空港へと向かったJCA、、、午後13時30分発の便に乗り新千歳空港で
再度飛行機を乗り継いで午後19時40分に最終目的地「女満別空港」へ到着。


最後にたった2人しか乗客のいない空港からの市バスに30分程揺られ待ち合わせ場所
付近のエリアまでようやく辿り着けました!





シロクマの釣りブログの極悪商人・白熊屋こと“シロクマ隊長”(笑)からこっそりリーク
してもらった激アツ情報!超デリシャスな敵をまさに“置き竿戦術”の極み?とも言うべき
スタイルで狙い打つ、、、そんな話を聞いてしまうと出撃せずにはいられないJCAでした。


ちなみにこの作戦、今回が初めてではありません!過去にチャレンジするものの一昨年
はシケにやられ、昨年はいきなり台風が進路変更してきて直撃、、、まさに超運が悪い
としか言いいようの無い空振り続きで今年で3度目となってしまいました。(悲)


午後22時にシロクマ隊長と合流しすぐ戦場へと急行します。






最初の写真でもお分かりのよ~にここは「北海道」の東端「網走」、冬になると流氷が
やってくることで有名な極寒エリアでもあり10月といえど夜になれば超寒い!ミドラー
上下の上から防寒着を羽織ってもなかなか温まらず車内では暖房を付ける程です。


しかし、外気温6度というのにも関わらずご覧の通り戦場には中に人が居る仮設テントが
点々と!?そんでもって向かいの浜にはずら~~~っと場所取り用の一脚が100本
以上?果てしなく並べられており入れるスペースなんぞどこにも見当たりません!


シロクマ隊長に連れられるがままキャップライトの灯りを伝って奥へ奥へと歩いてゆくと
途中から消波ブロック帯が現れ、その一角の脇道に入るとそこには砂浜が!両サイドを
海側へ突き出るブロック堤に囲まれて決して広い浜ではありませんが、竿を1人4本くらい
なら出せそうなスペースが残っていたのですぐさま一脚を並べて戦場確保。




網走港から東にかけては何キロもの広大な砂浜が続いており市内を流れる網走川
や他数本の大きな河川を除けば河口規制が入ってない部分が多いという事で毎年この
シーズンになると物凄い数の釣り人がどっと押し寄せるそうな!中には青森の“黒じい”
みたく車中泊で1週間以上同じ場所をキープし続ける猛者もいるという、、、


今回のターゲット、、、ここまで書けば何だかお分かりですよねぇ?(笑)




グッ、グッ、、、グッ、グイイイイイイ!


まだ暗いうちから一脚に立てたスピンパワーの穂先が押さえ込まれます!?





アキアジ!









鮭ですよ~、シャケ!!!


これを一度釣ってみたかったんです!




近年はウキルアーなどルアーロッドで狙う戦術がメジャーなものの“投げ釣り”という
スタイルにこだわりたいJCAはど~してもサーフからの“ぶっこみ釣法”かつタックルも
スピンパワー425AX&パワーエアロというコテコテの投げラインナップじゃないと気が
済まなかったんです。(← しょ~もないこだわりでしょ?あはは)


道糸、ハリスラインなどラインシステム&仕掛けについては後日改めてブログに書くと
して、発泡材から切り出し全て1から自作したアキアジ作戦特有のものを使用し隣の
おっちゃんらなど平均して1人あたり10本は竿を並べてる中、狭いスペースしか無かった
我らは1人4本の合計8本で挑みます。まっ、わたくしめとしては1匹釣れてくれたら万々歳
だったのですでにハッピ~♪




本州より早い夜明け、


午前5時半くらいからアキアジが入れ食いに!








4本全て投げてると次々とアタって最悪竿ごと倒されてしまいますし、だからと言って
ドラグを使ってしまうと元々食いが浅いターゲットなのでアタリだけで終わってしまったり
するので当面の間、竿は2本体制で攻撃することにします。


それでも投げてしばらくすると必ずアタリが!




一切根掛かりの無いサラ砂海岸で水深は1~1.5m以下の激浅!投点は群れの居る場所
によりけりなものの今朝は15~70mの間ならどこでもアタリが出ます。一応、遠投が必要
な場合を想定してナイロン8号スプールも用意してきてたんですがこれくらいの距離なら
“ゴリ巻きで浜に引きずり上げちゃる!!!”とはりきって巻いた石鯛ライン16号で十分
届く範囲!頑丈仕様できましょ~よ。(爆)


さすがにここまで極太ラインを使ってる人は周りに居なかったよ~で、みなさん右に左に
アキアジに走られてしまったり、その引きに耐え切れず?ラインブレイクと苦戦されてる
光景も飛び込んでくる中、スピンAXに16号ラインのパワーエアロだけに一切アキアジに
主導権を与えず、“うおりゃあぁ~~~!”とゴリ巻きでランディングするわたくしめ ♪
見物に来てたじいちゃんがポカ~ンと口を開けて見てました。(笑)


ただ、、、頑丈タックルにしたことで何点か不利?デメリットとなる部分も出てきましたので
それらの詳細は明日の投げ釣り戦記にでも。






普段、アキアジはウキルアーで狙われるというシロクマ隊長も今回だけはJCAと並んで
投げ竿でぶっこみ中です!それにしても昨年の大荒れシケシケ&流れ藻が絡みまくる海
がウソと思えるほどのベタ凪、、、快晴にも恵まれ太陽が昇り始めると共に気温も徐々に
上昇して最高の釣り日和ですわ~。


過去に一度もアキアジを撃沈した事の無いJCA、“どれがオスでどれがメスなのか?”
なかなか区別できません、、、ちょこっとワニっぽい顔をしてるのはオスっていうのは
わかるんですがメス!と思ってたらオスだったりと撃沈する度にシロクマ隊長に鑑定して
もらう始末、、、情けなかです。(泣)でも、個体によってはほ~んと見分けるが難しいっ!


こんだけ書いててもまだ1時間ちょっとしか経ってません。


ゴンゴンゴンゴン、ググッ、ググッ!






未だ投げてる竿は2本だけ!1本投げてもう1本のエサを付けてる時点からアタりだしたり
同時多発テロとなったりとありがた~い入れ食いモード進行中!って話してるうちから、


グイイイイイイッ! グイイイイイイッ!


ちょっと目を離すと一脚上の竿が倒れそうになってるじゃないですかぁ!?






スケールを置いて撮ってる個体みたく時々大型80cmオーバーも交じるものの、それでも
アベレージが75cm以上とどれもデカいので毎回強烈な引きを味わわせてくれます!


バシャバシャと頭を振ったり、跳ねたり、猛スピードで横走りして暴れまくったりと本州で
言うスズキ作戦を更に強烈にした感じと例えればちょっとはイメージが湧くでしょうか?


とにかく常に大物を撃沈したいJCAとしては、この一言に尽きます。


最高 ~ ♪


め~っちゃ楽しいです!




長崎遠征帰還後すぐという事から時間が無いのでシロクマ隊長にお願いして大量に用意
して頂いたエサの塩サンマもみるみる無くなってゆき最終的には投げてる竿を1本に。







「オホーツク海」


午前7時半、ここに来てようやく戦場の写真を撮る時間が出来ましたよ~。


無風ベタ凪でキススペ振り回したらキスが鈴なりに釣れてきそ~な光景でしょ?もちろん
釣れまへん。(笑) 「北海道」の戦場っていつも思うんですが、晴れてる日に写真を撮ると
群を抜いてすごく綺麗!これは日本全国どのエリアより冷たく澄んだ気流が流れ込んで
いるからなんでしょうねぇ。やっぱ最高 ♪




ここのアキアジは不思議と朝8時までが勝負ですよ!それ以降はさっぱり。


シロクマ隊長から何度も伺っていたのであと30分くらいかな?


もうすでに十分な数、ひょっとしたらBADコンディションにやられ全く釣りにならなかった
過去2年分まで?撃沈しているよ~な気がするもののアタリが途絶えるまでキラキラ光る
新鮮なエサをぶっこみましょう!


バタ~~~ン!?


戦場の写真を撮っていたら急に竿が倒れました。





やっぱ80cmクラスになってくるとパワーもありますわ~。


この後も散発的にアタってもピークタイムはやはり夜明けから午前8時までの2、3時間で
10時を過ぎるとピタリと止まってしまいました。目の前で跳ねてはいるんですがねぇ、、、


ウキルアーの方々も全く釣れなくなったようで次々と帰ってゆかれます。魚は居ても口を
使わなくなるみたい。潮の加減より時間帯が深く関わってる?


アキアジなんて聞いたら“ぜひ送って欲しい!”と関西や東京のたくさんの友人から注文
を頂いてたのでまずはここまでの釣果を送るべくクロネコヤマトに行く事にしましょう!
砂まみれなアキアジたちを海の中でキレイに洗って鮮やかなピンク色の身のオス&
イクラがパンパン入ってるメスを1セットにしてビニール袋に小分けします。




と、その前に!


今朝の釣果写真といきますかぁ~。(笑)


未だオスメスの区別ができないJCAなのでシロクマ隊長に頼んで、まずは“オス”です。







次にちょっと小ぶりで可愛らしい?顔つきの“メス”ちゃん。







時合い突入と共にバタバタとアタりっぱなっしで撃沈しては即絞めて血抜き → その間に
次のアタリが出て、、、みたく超忙しくしてたので何匹いるのかあやふやでした。


最後にぜ~んぶ並べてみると14匹も!?







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