価格がネック。
LED灯 狙え民主特需 パナも参入 低価格化に拍車(抜粋)
9月11日 フジサンケイ ビジネスアイ
省エネ、長寿命で「次世代照明の本命」ともいわれるLED電球の一般家庭向け市場に
大手電機メーカーが相次ぎ参入する。
東芝
シャープ
に続き
三菱電機と
NECが
今月中に発売する予定。
10日には
パナソニックが
来月21日に発売することを発表した。
「1個4000円前後」
という価格の高さが課題だが
各社の参入による競争激化で
低価格化は必至。
一般家庭への普及が一気に進みそうだ。
<LED電球>
①白熱電球に比べて消費電力が8分の1、寿命が約40倍といわれる
②現在、省エネ電球として主流の電球型蛍光灯と比べても
③寿命が6~7倍と効率的だ
<パナソニックが発売するLED電球「エバーレッズ」>
①放熱性を高める独自技術で業界トップの省エネ性を実現
②明るさがほぼ同等の60ワット形白熱電球と置き換えた場合
③1日5.5時間使用で、電気代が年間約2000円節約できるという
<同社アプライアンス・ウェルネスマーケティング本部の石井純本部長>
「発売前からかなりの反応がある。2012年度には(09年度見込み比37倍の)1500万個の販売を目指したい」
<各社が相次ぎ参入する理由>
①地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量の削減のため
②政府が「2012年をめどに白熱電球から省エネ性能に優れた製品への切り替えの実現を目指す」という目標を設定したため
③各メーカーともこの方針を受け、同年までに白熱電球の生産を停止
④さらに政権政党となる民主党が
「温暖化ガス排出量を20年までに1990年比25%(05年比30%)削減」
とする目標を掲げたこともある
民主党の公約が実行されることになれば
省エネ型のLED照明は
オフィスや店舗のみならず
家庭向けにおいても
一躍、次世代照明の主役に躍り出ることは確実だ。
LED電球の家庭用照明市場におけるシェアは
現在3%程度だが
今後急伸するとの見方が強い。
電機大手の参入により
ビックカメラなどの家電量販店では
専用の売り場も登場した。
8月に発売したシャープの売り上げも好調。
今月1日から販売を予定していた調光ができる上位機種の生産に支障をきたすほどの人気で
今月12日以降の発売となった。
今月21日から発売する三菱電機も
電球形の蛍光灯とともに
LED電球を主力製品の一つにしていく方針だ。
ただ、現時点で4000円前後という価格は
電球型蛍光灯の4倍程度と高い。
今後も一層の価格下落が予想されるが
パナソニックは12年の時点で
家庭用照明全体に占めるLED電球のシェアは15%程度と予測。
今後も
電球形の蛍光灯の拡販と両にらみの戦略を描く。
<市場調査会社のジャパンマーケティングサーベイ(東京都中央区)の宮田公則ディレクター>
「賃貸住宅などの内装を担当する工務店などに採用を働きかけることがLED電球の普及のカギ」
「白熱電球に比べて消費電力が8分の1、寿命が約40倍」
「電球型蛍光灯と比べても寿命が6~7倍」
と結構だが
もともと白熱電球よりずっと価格が高い電球型蛍光灯と比べても
「価格は4倍程度(4000円前後)」
というのは
なんとも厳しい。
ところで
「LED電球」は
価格以外に弱点がないのか?
気になるのは光の色だ。
青い冷たい色。
ショッピングセンターなどで
スポット系の照明が使われることが多いのは
「温かい感じがする」から。
もちろん
商品を高級そうに見せるという効果もあるが。
蛍光灯と比較しても
普通のLEDはちょっと冷たい感じがする。
そのへんは家庭用照明は
変わってきてるんだろうか?
さて
「賃貸住宅などの内装を担当する工務店などに採用を働きかける」
ことによって
採用された場合だけど
そうなると
照明の多くがLEDということになる。
価格が下がったとして
3000円くらいと仮定しよう。
寿命が
「電球型蛍光灯と比べても寿命が6~7倍」であるから
なかなか切れないはず。
しかし
導入は同じ時期だから
切れるときはいっしょ。
運悪く
自分が借りてるときに切れたら…。
たとえば
10か所×3000円
イコール3万円!
ちなみに
白熱とか
1個80円とかだからねえ。
省エネ効果はあるんだろうけど
「1日5.5時間使用で、電気代が年間約2000円節約」
元を取るには
長く住まないとね。
(電球交換さえなければ、お得だけどね)
エコに貢献するのはいいことだが
借りる時には
新築に限りなく近い方がリスクが低いことになる。
LED灯 狙え民主特需 パナも参入 低価格化に拍車(抜粋)
9月11日 フジサンケイ ビジネスアイ
省エネ、長寿命で「次世代照明の本命」ともいわれるLED電球の一般家庭向け市場に
大手電機メーカーが相次ぎ参入する。
東芝
シャープ
に続き
三菱電機と
NECが
今月中に発売する予定。
10日には
パナソニックが
来月21日に発売することを発表した。
「1個4000円前後」
という価格の高さが課題だが
各社の参入による競争激化で
低価格化は必至。
一般家庭への普及が一気に進みそうだ。
<LED電球>
①白熱電球に比べて消費電力が8分の1、寿命が約40倍といわれる
②現在、省エネ電球として主流の電球型蛍光灯と比べても
③寿命が6~7倍と効率的だ
<パナソニックが発売するLED電球「エバーレッズ」>
①放熱性を高める独自技術で業界トップの省エネ性を実現
②明るさがほぼ同等の60ワット形白熱電球と置き換えた場合
③1日5.5時間使用で、電気代が年間約2000円節約できるという
<同社アプライアンス・ウェルネスマーケティング本部の石井純本部長>
「発売前からかなりの反応がある。2012年度には(09年度見込み比37倍の)1500万個の販売を目指したい」
<各社が相次ぎ参入する理由>
①地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量の削減のため
②政府が「2012年をめどに白熱電球から省エネ性能に優れた製品への切り替えの実現を目指す」という目標を設定したため
③各メーカーともこの方針を受け、同年までに白熱電球の生産を停止
④さらに政権政党となる民主党が
「温暖化ガス排出量を20年までに1990年比25%(05年比30%)削減」
とする目標を掲げたこともある
民主党の公約が実行されることになれば
省エネ型のLED照明は
オフィスや店舗のみならず
家庭向けにおいても
一躍、次世代照明の主役に躍り出ることは確実だ。
LED電球の家庭用照明市場におけるシェアは
現在3%程度だが
今後急伸するとの見方が強い。
電機大手の参入により
ビックカメラなどの家電量販店では
専用の売り場も登場した。
8月に発売したシャープの売り上げも好調。
今月1日から販売を予定していた調光ができる上位機種の生産に支障をきたすほどの人気で
今月12日以降の発売となった。
今月21日から発売する三菱電機も
電球形の蛍光灯とともに
LED電球を主力製品の一つにしていく方針だ。
ただ、現時点で4000円前後という価格は
電球型蛍光灯の4倍程度と高い。
今後も一層の価格下落が予想されるが
パナソニックは12年の時点で
家庭用照明全体に占めるLED電球のシェアは15%程度と予測。
今後も
電球形の蛍光灯の拡販と両にらみの戦略を描く。
<市場調査会社のジャパンマーケティングサーベイ(東京都中央区)の宮田公則ディレクター>
「賃貸住宅などの内装を担当する工務店などに採用を働きかけることがLED電球の普及のカギ」
「白熱電球に比べて消費電力が8分の1、寿命が約40倍」
「電球型蛍光灯と比べても寿命が6~7倍」
と結構だが
もともと白熱電球よりずっと価格が高い電球型蛍光灯と比べても
「価格は4倍程度(4000円前後)」
というのは
なんとも厳しい。
ところで
「LED電球」は
価格以外に弱点がないのか?
気になるのは光の色だ。
青い冷たい色。
ショッピングセンターなどで
スポット系の照明が使われることが多いのは
「温かい感じがする」から。
もちろん
商品を高級そうに見せるという効果もあるが。
蛍光灯と比較しても
普通のLEDはちょっと冷たい感じがする。
そのへんは家庭用照明は
変わってきてるんだろうか?
さて
「賃貸住宅などの内装を担当する工務店などに採用を働きかける」
ことによって
採用された場合だけど
そうなると
照明の多くがLEDということになる。
価格が下がったとして
3000円くらいと仮定しよう。
寿命が
「電球型蛍光灯と比べても寿命が6~7倍」であるから
なかなか切れないはず。
しかし
導入は同じ時期だから
切れるときはいっしょ。
運悪く
自分が借りてるときに切れたら…。
たとえば
10か所×3000円
イコール3万円!
ちなみに
白熱とか
1個80円とかだからねえ。
省エネ効果はあるんだろうけど
「1日5.5時間使用で、電気代が年間約2000円節約」
元を取るには
長く住まないとね。
(電球交換さえなければ、お得だけどね)
エコに貢献するのはいいことだが
借りる時には
新築に限りなく近い方がリスクが低いことになる。