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レールの敷かれたドキュメント/「ほんっっと~~に不愉快」 漫画家・唐沢なをき氏

2009-09-16 23:59:25 | ニュース
感動的なプロジェクトXもある意味

似たような作り方をされる。











「ほんっっと~~に不愉快」 漫画家・唐沢なをき氏、非常識すぎるNHK取材に激怒…番組放送中止要請(抜粋)
2009年09月14日
1 名前:菅井きん

命がけの喫煙▲φ ★:2009/09/13(日) 18:43:28 ID:???0

唐沢なをき先生と妻でありエッセイストのよしこ先生が

NHKの人気番組『マンガノゲンバ』の取材を受けていたところ

あまりに失礼な取材だったため

取材を途中で拒否。

放送の中止が決定していたことが判明した。

このことをよしこ先生がブログ『からまんブログ』で激白。

NHK取材を拒否したことを伝える報告は以下のとおりだ。


<よしこ先生のブログコメント>
「NHK-BSで放送している『マンガノゲンバ』の取材を受けたと書きましたが、残りの取材を拒否してしまいました。つまり、放送も中止です」

「『マンガノゲンバ』の取材、放送を中止してもらった理由ですが、この番組の取材、ほんっっっと~~~~に不愉快だったからです。びっくりしました。なんというか、インタビューが誘導尋問的なんですよ。ディレクターさんがなをさんに質問し、それになをさんが作画しながら答えるというところを撮影してたんですが、なんか、このディレクターさん、勝手に頭の中で「ストーリー」を作っちゃってるんですよね。唐沢なをき像というか。なをさんは子供の頃から、ずーっと特撮の舞台裏の漫画を描くことだけ考えてた人で、ほかの漫画は全部イヤイヤ描いた漫画で、今、『ヌイグルメン!』で特撮の舞台裏が描けて幸せだあ! ってな感じの筋立てになってるようでした」(ブログより引用)
http://news.livedoor.com/article/detail/4345903/











http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1301496.html

「痛いニュース」より



番組として成り立たせるためには

ある程度

「指向性」

というものが必要で

それが時に

「製作者の思い込み」

で突っ走ってしまうときはあるのでしょう。



プロジェクトXは

人気がありましたが終わった。



一つの理由は

「ネタ切れ」

でしょう。



そんなに感動的なネタばかりあるわけがない。



もう一つは

「取材」

などに膨大な時間がかかり

やりきれなくなったということのようです。



そして、最後











天漢日乗(抜粋させていただいてます)
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2005/05/nhkx510_e655.html

2005-05-23
NHK「プロジェクトX」5/10放映分はやらせ? 朝日放送「ムーブ!」で検証


「第171回 5月10日放送「ファイト!町工場に捧げる日本一の歌」」

という回について。



①番組では、すでに吹奏楽で有名になっていた淀川工業高校が、合唱部を作るために指導者の先生を招いたことを無視、まるで

 伏見工業高校ラグビー部の物語

のような作りにしている。はっきり言って、捏造。

②NHKのPDには、淀川工の合唱部顧問の先生が、
 
事実と違う。やめて(削除して)な。

と再三言ったが

NHKの担当者は

「大丈夫です。 もう編集は間に合わない。」

と取り合わなかった、という。

③当の合唱部顧問に「ムーブ!」がインタビュー

1. 合唱コンクールで、「淀工は怖いから」と警察が警備に来たのか
 「そんな事実はない。冗談で話をしたら、それを本当のこととして扱われた」

2. 当時、淀工に暴走族はいたのか
 「いなかった」

3. スタジオ出演したときに、事実と違うと何故指摘しなかったのか?
 「一般的な映像として入れてあるので、大丈夫という説明を受けた。違う、と言ったが、もう編集できない、ということで、断り切れなくなった」

4. 放送を終えて思うことは?
 「当時を知るヒトには、事実と違うと指摘された。OBなどの間には憤慨しているヒトもあり、お詫びしようと思っている」

5. NHKに対してはどう思うか?
 「(担当のPDとは)気心の知れたつもりだった。視聴者や知らないヒトにもわかりやすいように、極端な表現があったかなあ。ちょっと残念です。あれが真実やな、と思われたら皆さんに迷惑を掛けることになる」

6. 合唱部を作る経緯については?
 「(教科に)音楽がないので、それ以外の教科で合唱の指導を出来るヒト、ということで採用された。部活で活性化しよう、ということだった」

7. 孤立無援だった、と番組では
 「合唱は難しいかも知れない、という声があったけれども、という話をしたら、PDが『孤立無援だった』と取ったようだ」

8. 今の気持ちは
 「一緒にやってきたヒトがイヤな思いをしているので、引き裂かれる思いだ。見たヒトはイイ、と言ってくれるのだが」











とこんな感じ。



なんかデジャヴの展開。

唐沢なをきさんの記事も

「痛いニュース」を

見ていただくと

もっと分かるかもしれません。



ここまで騒がれなかった回でも

「違う」
「ほんとはそうじゃない」

という声があったようです。



それはそうです。



過去の出来事について

「みんな同じ感想を持ってるとは限らない」し

たとえば

番組内で

「悪い印象に書かれた人」は

いい気持ちしないでしょう。



大昔の話ならまだいいのかもしれないけど

題材が新しくなるほど

調整が難しい側面を持ってたんでしょうね。



それにしても

「感動を演出しよう」とすると

そういうことに陥りがちなんですかね。



誇張・デフォルメが必要な業界なんだろうけど

ある一線を超えると











「批判の嵐」だ。
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鳴り響く不快なブザー/『婚カツ!』より低いとは! 新"月9"『ブザー・ビート』視聴率が早くも危機

2009-09-16 23:25:34 | ニュース
その後も低空飛行のようですが…。











『婚カツ!』より低いとは! 新"月9"『ブザー・ビート』視聴率が早くも危機(抜粋)
2009年7月15日

13日に放送が始まった山下智久主演のフジテレビ系の月9ドラマ『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』の初回視聴率が」

15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

だったことが分った。

この数字は

月9史上最低平均視聴率10.49%を記録した

中居正広主演の『婚カツ!』の初回視聴率16.3%を

下回る数字である。

皮肉にも

タイトル通り"崖っぷち"スタートとなった。

<『ブザー・ビート』のストーリー>
「プロバスケットボールチームに所属し、気弱ながらも真っ直ぐな性格の上矢直輝(山下)と気が強くて素直になれない音大卒の白河莉子(北川景子)の出会いをきっかけに発展する四角関係や様々な困難を乗り越えていく青春群像劇」


<テレビ局ドラマ制作部の男性>
「山下は前作『コード・ブルー』では初回21%を稼いでいますし、いわば"鉄板"としてキャスティングされていました。それがまさかの"『婚カツ!』割れ"ですからね。現場はショックを隠しきれませんよ。でも、そもそも『コード』のような医者モノには固定ファンがいて、誰が出演していてもある一定の視聴率が稼げるものなんです。その一方で青春群像劇は、視聴者に身近なテーマを扱うので、キャストの力量がモロに問われることになる。今回の『ブザー』は、山下の役者としての実力が測られるドラマになりますよね。」


『婚カツ!』と同様に視聴率が下降線をたどれば

月9史上初の通算平均視聴率ヒトケタという事態にもなりかねない

厳しいスタートとなった『ブザー・ビート』。

まずは2回目以降に注目である。











http://doraman.net/rating/2009/07/01mon/21fuji_buzzerbeatt.shtml

01話(07/13)15.5%
02話(07/20)13.5%
03話(07/27)14.0%
04話(08/03)14.1%
05話(08/10)13.5%
06話(08/17)13.8%
07話(08/24)13.5%
08話(08/31)17.5%
09話(09/07)15.0%
10話(09/14)13.7%

平均視聴率14.4%



こんな感じらしいです。



「視聴率10.49%」は上回ってるし

「08話(08/31)17.5%」

とちょっと上がってるときもある。



でも

「高い」

ともいえない。



ネットなんかでは

「先が読める」
「チャラい」
「キャストに魅力がない」

とか

この記事では辛辣にも

「山下の役者としての実力」まで

話が及んでいる。


意見はそれぞれあるし

一面、みな正しいのだと思う。



自分の感想は次の通り。



①異色のキャラ設定

山下くん:

いつもクール・クレバーとちょっと不良っぽい香りのするカッコいい兄ちゃんを演じる



(今回)
気弱で実力を出し切れないバスケ選手。

良く言えば「優しい」かもしれないが

付き合ってる女の子には「もっとドキドキさせてよ」なんて言われちゃう。



相武ちゃん:

純情で一途な女の子(時に気が強かったりするけど)っていうイメージが多い。



(今回)
彼(山下くん)を愛してはいるけど、満足できない。

いい子を演じてるけど、本当は煮え切らない彼にイライラしてる。

いっときの気持ちの揺れで「寝てしまったり」
「実は隠れてタバコを吸っていたり」

そんな女の子。

自分を抑えられない。



伊藤(英明)さん

さわやかな二枚目。ちょっと熱血系。



(今回)
さわやかな二枚目。ちょっとクール。

と見せかけて

「好きな人がいるんです」と北川(景子)ちゃんに言われても

あきらめず、食い下がる。

それだけなら、まだしも

海外に出発する前

山下くんに

「(北川ちゃんに手を出すなよとばかりに)俺は信じてる」

なんて釘をさす。

ただの恋のライバルならともかく

伊藤・山下の関係からいえば

「パワハラ」

と言われても仕方ない。

ちょっと、ヤなやつじゃないすか?



こんなキャラ設定。



誰トク?



②月曜という曜日

週の始まりは日曜日なんていう考え方もありますが

サラリーマンやOLの方の一般的なイメージでは

月曜じゃないでしょうか?

そんな週の始まりから

「胃が重たくなるような番組」を

誰が見たいんでしょうか?



月9は有名ですが

も一つ有名なのがあります。



「水戸黄門」です。



先ほどの番組批判でいえば

これ以上ないほどの「ワンパターン」で

先が読めますが

ある意味

「うっかりハチべえ」
「黄門様」
「助さん・格さん」

とキャラが立っており

何より

難しいこと考えずに見れて

「スカっと」するんです。



月曜の番組や
日曜の夜の番組

求められるのは

こういうことじゃないですかね。



ワンパターンとか
出来すぎ

と言われても

月9は

これまで強かった。



それは「最強パターン」を踏襲してきたからだと思う。



夏と言えば

「ビーチボーイズ」を

思いだすんだけど

「二人の二枚目が均整のとれたボディを惜しげもなく披露」
「真夏の海」

最強でしょう。

(トムクルーズ、「トップガン」のビーチバレーシーンも

同じ理由で圧倒的な迫力でした。)



「肉体美」ということでは

今回も同じようなシーンを作ってるけど

比べたら

「印象が薄い」。



今回のドラマ

初っ端から

「相武ちゃん」

の浮気シーン。



確かに

ドラマチックかもしれないが

「気分はよくない」。



ほんと

誰トク?



やっぱり

月9も

「助さん、格さん、懲らしめておやんなさい!」
「静まれ、静まれ、このモンドコロが目に入らぬか!」

と分かりやすいパターンの方がいいんじゃない?



クセのあるドラマは











今後は別の曜日でドーゾ。
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