天国と地獄は薄皮一枚。
165億円!東知事7日で驚異の経済効果(抜粋)
2月6日 スポーツ報知
東国原英夫(そのまんま東)宮崎県知事(49)
の経済効果が
「約165億円になる」ことが
5日、明らかになった。
大手広告代理店・電通が
「知事が出演したテレビ局の出演時間」を
「CM広告費に換算」し
発表。
①泡沫候補からの当選
②就任直後の鳥インフルエンザ発生
③上京して陳情など
1週間で異例のメディア露出が続いた。
<宮崎のPRマンを自称する新知事の影響力>
①電通は
②先月23日から29日までの7日間で
③東国原知事がテレビ局に出演した時間を計算
④計80875秒(約22時間30分)になり
⑤時間帯によって異なる「CMの正規料金」にあてはめ換算
⑥ニュースやワイドショーなどの出演を含めると
⑦経済波及効果は、何と「164億8912万7200円」にのぼった
→毎春、宮崎を訪れるプロ野球やサッカーなどのスポーツキャンプの経済効果117億円(06年春)をわずか1週間で上回った
(東国原知事)
「鳥インフルエンザの風評被害対策にまい進させてもらった結果だ」
通常、知事が就任した場合
テレビや地元紙からの取材が主だが
新知事の当選直後は
⑧「各テレビ局とも全国ネットのトップ級ニュース」で連日報道
⑨のべ出演番組は「182番組」にもなり
⑩在京のメディアからの「取材依頼は70件」を超えた
<東京滞在時の経済効果>
①地鶏やキンカンをもって霞が関を練り歩き、地元のPRに奮闘
②知事が訪れた東京・新宿にある県物産館「新宿みやざきKONNE」では売上大幅アップ
平日 80万円前後の売上 →知事訪問後 週末 150万円の売上記録
→問い合わせも全国各地から相次ぐ
(物販担当者)
「まさに神様、仏様、東様です」
<今後>
地鶏などの名産を持って
10日に
プロ野球の巨人とソフトバンクを訪問する予定。
<宮崎県>
(県内3か所の高病原性鳥インフルエンザが連続発生を受け)
「現段階で経済的ダメージは計算し切れない」
<東国原知事>
5日、自身のブログを更新。
165億円の経済効果について触れ
「それだけ、宮崎が宣伝されれば幸いである。僕だけがフューチュアーされ、宮崎が疎かになっては本末転倒である」
一部マスコミに対し
「ピンポンダッシュや各種悪戯行為等、周りの住民の方々に本当に迷惑をかけていると思う」
「やっぱ、公舎に行った方がいいのかな~?」
<2月6日の知事>
県などが主催する
「若山牧水賞」
の授賞式に出席。
(あいさつで受賞者・俵万智さんの代表作「サラダ記念日」に触れ)
「宮崎は鳥インフルエンザで大変だが、次回は『とりから』日記を作って欲しい」
「最後のギャグ」
は冴えてないけど
人気は
「うなぎのぼり」。
一方
坂道を
「転げ落ちてる」
のは?
救えぬ失言 柳沢厚労相「産む機械」 首相が謝罪(抜粋)
2007年2月1日(木)07:57
安倍首相が国会で
「異例のおわび」
をし
「子どもを産む機械」発言の
「柳沢厚労相を守る」
姿勢を鮮明にした。
閣僚にとどまれば
「国会審議に影響」
を及ぼし
「選挙にも」
マイナスになる。
辞任となれば
「政権が深い傷」
を負う。
<ベテラン議員>
「前門の虎、後門の狼」
首相は
「退かない道」
を選んだ。
この他にも
「事務所費」問題とか
「郵政ゾンビ復活」
とかねえ。
マイナスな話題には
「事欠かない」。
失言の逆風、猛威 「楽勝」一転、愛知薄氷(抜粋)
2007年2月5日
「子どもを産む機械」発言は
「地方選挙にも飛び火」。
愛知県知事選では
自民・公明の推薦で3選を目指した
「現職の神田真秋氏(55)」が当初
「優勢」と伝えられたが
失言が
「有権者の与党への反発」
を招き
終わってみれば
「薄氷の勝利」
だった。
北九州市長選では
民主、社民、国民新党推薦の北橋健治氏(53)に
自公推薦の柴田高博氏(57)
が敗退。
愛知県知事選
投票率 52.11%(前回 38.91%)
5割を超えました。
「優勢と言われた選挙」が
「接戦となった」
ことからも
明らかに
「失言ターボ」
ですね。
「自公推薦候補」も
よく
「生き残った」
ものです。
「現職じゃなければ」
「負け」てたんじゃないかなあ?
そして
一転強気モード。
柳沢氏、強気モード 「みそぎ」は済んだ?反省一転(抜粋)
2007年2月6日(火)
「女性は産む機械」と失言の柳沢厚労相は5日
愛知県知事選挙で
「与党推薦候補が辛勝」したことで
これまでの「おわびモード」から
「強気の姿勢」
に転じた。
失言以降
柳沢氏は
「私は逃げません」
と語り
丁寧に取材に答えてきた。
連日
記者団の質問が尽きるまで
10分近く応対し
多いときには
「1日3回カメラの前に立つ」
こともあった。
「ひたすら謝り続ける低姿勢」
が変わったのは
「愛知県知事選と北九州市長選が投開票された」
4日夜。
「北九州市長選の結果が出た午後9時半」に
取材にしばらく応じたものの
最後は
「一方的に打ち切った」。
愛知県知事選の結果が判明したのは
「午後11時過ぎ」。
議員宿舎の自室ドアには
「本日は休みました」
との張り紙を張り
取材には応じなかった。
<野党幹部>
「『のど元過ぎれば熱さ忘れる』だ。本当に反省しているのか」
<与党内 閣僚経験者>
「早く幕引きを図りたいのは分かるが、あまり露骨なことをすると収まるものも収まらなくなる」
ちなみに
「ダメスパイラル」
が続く「政権の支持率」は
安倍内閣「不支持」4割超、初めて「支持」を上回る FNN世論調査(抜粋)
<調査結果>
①28日までの2日間
②全国の有権者2,000人に電話で行った
安倍内閣を「支持する」 39.1%(2006年12月の調査より8.6ポイント減)
内閣を「支持しない」人 40.9%(13.2ポイント急)
→内閣発足以来3回目の調査で「支持」と「不支持」が逆転
(安倍政権の評価)
「総理の人柄以外」の10項目
→「評価しない」が「評価する」を上回った
特に
○不祥事・疑惑への対応
○総理の指導力
などで評価の低さが目立つ一方
政権が力を入れた「教育改革」などでも
「評価しない」
がわずかながら上回っている。
<政党支持率>
○民主党が「自民党に歩調を合わせる形」で下げ続けている。
<参院選>
①関心がある 3分の2
②自分を「無党派」だと思う 6割超(2006年来初めて)
調査によって
「バラツキ」はあるけど
落ち方は
「フリーフォール」
自由落下ですね。
結婚・子供2人 極めて健全」 柳沢厚労相が発言(抜粋)
2007年2月6日(火)
<柳沢厚労相>
(6日の閣議後の記者会見)
「与えられた任務に、私の持つ力のすべてをあげて取り組んでいきたい」
→辞任を否定
「若い人たちは、結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる。若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが大事」
→国立社会保障・人口問題研究所調査を踏まえた発言
<調査>
○05年に実施
いずれ結婚するつもり 9割
希望する子どもの数が2子以上 85%
(少子化対策)
①若者の雇用安定化
②若年世帯に対する経済支援
③子育てを喜びと感じられるような若者の意識改革
もう
何も言わなければいいのにね。
柳沢厚労相「結婚・子供2人、健全」発言に疑問の声(抜粋)
2007年2月6日
柳沢厚労相が
6日の会見では
若者が「結婚し、子どもは2人以上持ちたいという健全な状況にある」などと語った。
識者からは
「改めて疑問の声」
が上がった。
<コラムニストの天野祐吉さん>
「結婚願望とか子どもの数を、統計データを基に、多数派、少数派というならいいが、『健全』という言葉を使うのがおかしい。『産む機械』発言と奥の方でつながっている気がするし、失言というより、彼の人生観、社会観が出たんだろう」
「少子化担当のポストは無理だと思うが、柳沢さんはある意味正直に発言しただけ。政治家だけでなく、多くの人たちの中に無意識に残っているこうした考え方がなくならないと、大臣を代えても問題は解決しないと思う」。
<心理学者の小倉千加子さん>
「結婚したい、子供が2人以上ほしい、というのを健全とすること自体、古い道徳観からくる発言で、年齢的な限界を感じる」
「こういう発言が止まらない人が厚生労働大臣をしているから、ピントのずれた政策が続き、少子化が止まらないのだと思う。(夫の発言をメディアでしかった)奥さんはずっとまともな方のようだから、これからは外で何か発言する前に、奥さんにチェックしてもらった方がいい」
大日向・恵泉女学園大教授(発達心理学)
「発言は適切でないが、これを単なる失言の上塗りと取るべきではない」
「少子化対策で必要なのは、産みたいと思う人が安心して産める環境整備。その責務は国にあることを厚労相は心にとめて施策に励んでほしい」
<タレントの遙洋子さん>
「自民党内で『極めて理知的で温厚』と言われる柳沢大臣ですら、端々に女性を傷つける一連の発言をする価値観にとらわれているのがこの国だ、と知るいい契機になる」
<公明党 浜四津敏子代表代行>
「少子化問題の本質や背景についての誤解があるから、同じような発言が出てくるのだろう。『たくさん産んでね』という発想が違う。女性はほとんど怒っていると思う」
まあ
「健全です。」
っていう言葉自体が
「ダメ」
だよねえ。
「結婚し、子どもは2人以上持ちたい」
という考えの持ち主は
「健全」だけど
「シングルライフ」
なヒトや
「不安で子供を作る気になれない」ヒト
「子供は一人」ってヒトが
「正しくない」
みたいだもんねえ。
実際
「そう思ってるんだろうね。」
「子供を生んで育てなければ国はいつか滅びる。」
それは確かだ。
でも
そんなことを
声高に言ったトコで
「何も解決しない」。
別に
スキで
「子供を生まない」
んじゃない。
「生める環境にない」
のがモンダイ。
それは
「働くこととの両立」
だったり
「経済的不安」
だったり
その解決策が
「必要」
ってコト。
だから
ストレートに
「言う」
じゃなく
どういう風に
「仕組みを変えるか?」
を考えるべきだ。
そんなことは
分かってるんだろうけど
「ハマル」
てのは
「こういう状態」
なんですね。
もう
何を言ってもダメ。
こうなると
「失言が失言を呼ぶ」
って感じ。
「柳沢さん」の
「ダメスパイラル」は
「アベさん」や
政府も飲み込んで
「大きくなるばかり」。
テレビで
評論家さんなんかが
「今の風潮は持ち上げる時もすごいけど、落とす時も激しい」
って言ってます。
今やこの政権
「落とす潮」
の方に乗っかっちゃったようです。
「落とす潮」といえば
最近では
「不二家」
がすごかったけど
あの時に
他の大企業が
どんどん
「不正」
を告白していったのは
印象的だった。
「告発されたら」
タイヘン。
そうなる位なら
「告白してしまえ!」
ってことか。
まあ、それも
「テクニック」
ですね。
「コイズミさん」
の時代を
振り返ると
一時期の人気は
すごかったが
その後
「口先ばかり」
という批判も集まった。
しかし
「郵政解散」で
再び人気が盛り返し
任期終了。
「決断力と運の強さ」は
ハンパじゃない。
それにしても
「上ったり、下がったり」
タイヘン。
あのとき
「世の評価」なんて
「こんなものか」
とは思いました。
アベさんは
見たとおり。
スタートが
「最高のポジション」で
その後
坂道を
「転落」。
それも
「優柔不断」
に見える
「ポーズ」が
「コイズミさん」
と比較して
「頼りなく見える」
のが原因とか
言われてる。
コイズミさんは
正直
「スキじゃない」
というより
「キライ」
だ。
でも
「あまり意見に左右されず行動してる」
少なくとも
「そのように見える」
ところは
「評価できる」
と思う。
勝利者の
「東さん」と
敗者の
「アベさん」
その違いは
「取組み姿勢」
じゃないかなあ。
何かを始めようとしたら
今の時代
「膨大な情報」や
「周辺の動静」を
十分に分析し
行動しようと思うだろう。
でも
それに
「惑わされたら」
たぶん
「負ける」。
「世論」や
「今の風潮」
なんてものは
ちょっとしたことで
「風向き」が
変わる。
極端に言えば
「十分な準備」
をしたら
「バックミラーを見ずに走る」
くらいの行動力がないと
今の時代
「生き残れないのかもしれない。」
ということは
あのヒト
今のままじゃ「生き残れない」。