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地産地消/朝ごはん条例

2007-02-15 00:07:52 | Weblog
観覧車よりはいいよね、ずっと。










「朝ごはん条例」佐賀・伊万里市が制定へ 全国3例目(抜粋)
2007年2月13日(火)

佐賀県伊万里市が

全国でも珍しい

「朝ごはん条例」

の制定準備を進めている。

3月議会に提案する予定で

成立すれば

「全国で3番目、九州では初めて」。

子どものころから

「朝食をきちんととる習慣」

を身につけさせるのに加え

伊万里焼や伊万里牛などの特産品を

「地元で消費してもらい」

産業振興にもつなげる

「一挙両得」

をめざしている。


<伊万里市 黒川小学校>

伊万里牛のすき焼き

伊万里産のご飯……。

小学校の給食に7日

こんなメニューが並んだ。

 ①食器は伊万里焼の窯元が作った磁器
 ②同市では今月から月2回、食材のほとんどが地元産という給食が、子どもたちに出されるようになった


<朝ごはん条例>

同市は05年2月

食を通じて

陶磁器業や農業を振興することを目指して

「食のまちづくり」

を宣言。

これをさらに推進するため

制定を目指すのが

「朝ごはん条例」。


①条文は12条
②毎月19日を「朝ごはんの日」とし、朝食をとるよう呼びかける「朝ごはん運動」の推進を盛った
③「食育は各家庭の役割」として保護者の自覚を促し
④学校給食ではできるだけ地元の食材を使うよう求めている
⑤伊万里焼や伊万里牛、梨など、市が誇る「伊万里ブランド」の振興にもつなげようと、「食にかかわる産業振興」を盛り込んだ


<市男女協働・まちづくり課 古瀬義孝課長>
「『朝ごはん』という取っつきやすい言葉を使っているが、狙いは伊万里ブランドのよさを地元の人に知ってもらい、観光の呼び水にすること」


市民の反応も上々。


<市内で水菜を作っている農家(55)>
「市内の農作物は関西に出荷され、地元にほとんど出回らない。条例は伊万里のものを食べる良いきっかけになる」










「地方産業の復興や振興」

いろんな方法があるけど

その中でも

「地産地消」

の取り組みは

有効なものだと思う。



今回の

「伊万里市」

もそう。



「食生活の健全化」

にもつながるしね。



「伊万里」

っていえば

「伊万里焼き」

のイメージはあるけど

「伊万里牛?」

「梨?」

って感じ。



こういうものを

「外に向けて発信してく」

のはタイヘン。



でも

「地元に向けて」

なら比較的やりやすい。



これが

「地産地消」

のメリットだと思う。



「観光の呼び水」

まずは

「地元から」

ってことですね。



「地産地消」は

「地元で作って」

「地元で消費する」

ってイミだけど



「伊勢崎市長」が

作ろうとしてる

「観覧車」は



「地元で作って」も

「誰も使わない」

ものらしい。

これからは

そういうものを









「地産苦笑」と呼ぶことにしよう。
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星のオワリ/モンスターの瞳状の星雲

2007-02-14 13:15:01 | Weblog
深遠なる「ちょいネタ」。









モンスターの瞳状の星雲 NASAが画像公開(抜粋)
2007年2月13日(共同通信)

まるで

「モンスターの瞳」

のように

不気味に輝く惑星状星雲の画像を

米航空宇宙局(NASA)が

13日、公開した。


<NASA>

惑星状星雲は

 ①太陽のような星の残骸
 ②星がその「寿命を終える時」には
 ③最期に外層のガスを放出するが
 ④それが中心の白色矮星(わいせい)に温められ
 ⑤赤外線観測だと輝いて見える


この惑星状星雲は

「らせん星雲」

と呼ばれ

みずがめ座の方向の

「約700光年かなた」

にある。








太陽みたいな

「恒星」

がたどる最終形態が

「白色矮星」。



ちなみに

ウィキペディア

ナナメ読みでは



星の大きさで

最終形態が違う。



白色矮星<中性子星<ブラックホール



「ブラックホール」。

そう光さえ逃れられない、ってヤツ。

すごいねえ。



ちなみに

太陽はあと50億年すると

「白色矮星」

らしい。



まあ、そのころは生きてないけど。




「約700光年かなた」って

「光の速さで700年かかる距離」。



つまり

「星が消えた」

のは少なくとも

「700年以上前」

ってコト。



2007年-700年=

1307年。



日本では

「いいクニ(1192)作ろう」

で始まった

「鎌倉時代の中期」

ですね。




西欧では

「黒死病(ペスト)」

が流行したのが

1347年。



「イギリスとフランスの100年戦争」も

1337年に始まってる。



「江戸時代」も

「アメリカの西部劇の時代」も

「フランス革命」も

ずーっと先の出来事。



「宇宙」とか

「星」

の単位に比べると

「人間の営み」

なんて

「あっ」という間ですね。







想像もつかんなあ、700年前。
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動揺とミス/<JR大阪環状線>車掌置き去り発車

2007-02-14 02:06:01 | Weblog
どこかで聞いたような・・・。











<JR大阪環状線>車掌置き去り発車 次駅でドア開閉できず(抜粋)
2月10日 毎日新聞

10日午後1時35分ごろ

大阪市城東区の

JR大阪環状線京橋駅で

加茂発大阪経由天王寺行きの

外回り快速電車

(6両編成、乗客約400人)が

車掌を置き去りにしたまま

発車した。

次の大阪城公園駅では

「車掌が不在」のため

ドアが開閉できず

約30人以上が

乗降できなかった。
 

<JR西日本>

 ①京橋駅を発車する際、運転席の後ろで男児2人が「止めて、止めて」と叫んだため
 ②運転士(58)は非常ブレーキをかけ、約10メートル走って停車
 ③車掌が降車して安全確認をしていたが
 ④乗客の中年男性から「何で止めたんや」などと強く抗議を受け
 ⑤運転士はそのまま発車させた
 ⑥中年男性はその後も怒鳴ったり、運転席のドアをけるなどしたため
 ⑦運転士は動揺し、大阪城公園駅でドアが開かなかったことにも気付かなかった
 ⑧運転士は大阪城公園駅の次の森ノ宮駅で車掌の不在に気付いた
 ⑨車掌は後続電車で追いかけ、森ノ宮駅手前で線路上に降りて、同駅に停車していた快速電車に乗り込み、12分遅れで発車
 ⑩男児はいずれも5、6歳とみられ、友人が乗り遅れたため、止めようとしたらしい
 
このトラブルで

環状線は

「計4本の快速、普通電車が最大12分遅れ」

「約2000人に影響」した。










「取るに足らない事件」

とも言える。



結果は

「最大12分遅れ」

この程度のことなら

「日常茶飯事」だろう。



大きな問題は

「結果」

ではなく

「過程」。



時系列で見ると



①男児2人が「止めて、止めて」と叫んだため
  →運転士(58)は非常ブレーキをかけ、約10メートル走って停車

②車掌が降車して安全確認をしていたが
  →(乗客の強い抗議に「運転士が動揺」し)車掌を乗せず、列車をそのまま発車させた

③次の駅に着いたが、車掌がいないため「ドアが開かない」。
  →(乗客の暴力的な言動に「運転士が動揺」し)駅でドアが開かなかったことにも気付かなかった

④運転士は「さらにその次の駅」で車掌の不在に気付いた



「電車男」でも

「電車オタク」のヒトが

やってたけど

電車といえば

「指差し確認」

でしょう。



いくら動揺したとはいえ

「ミス」が

多すぎる。



①の「安全確認」

は問題ないけど

②で「発車時の確認」忘れ。

普通

「車掌とやり取り」

してから

「発車」

ですよね。



③にイタっては

「ドアが開かなかったことにも気付かなかった」

つまり

「運転士」は

「駅に停車することだけで精一杯だった」

ということになる。



④で、やっと

「車掌の不在」

に気付く。



車掌は

「58歳」。



おそらく

「ベテラン」

でしょう。



その「ベテラン」にして

「精神的に不安定な状態」は

こういう結果を生む。

この状態じゃあ

「ドアにヒトが挟まってて」も

確認せず

「そのまま走り出す」

んじゃないだろうか?






「尼崎JR脱線事故」では

たくさんの犠牲者を出したけど

あの事故のキーワードも

「動揺」

だ。



事故については

様々な視点から

分析されてるけど

今回の事件を見ると

運転士の

「精神状態」

というファクターは

思ってる以上に

「大きい」

んじゃないかなあ?



「ベテラン」

にして

「この結果」

なんだから

何らかの理由で

「追い込まれてる」

「新米」

の心理状態は

推し量れる。



事故についての報告では

「日勤教育の影響」

について

あまり詳細が

明らかになってないけど

この事件の

「乗客の暴力的な言動以上」の

影響があったんじゃないだろうか?



「運転士がミス」

しても

「カヴァーする」

そんなシステムも

大事だけど

「指差し確認するような内容の全て」を

「カヴァーする」

なんてことは常識的にも

不可能。



「乗客の安全に全責任を持つ」

という運転士の

「精神状態」を

どれだけ

「ストレスフリーに近づけるか」

というのも

ダイジな論点じゃないかなあ。









それが「事故後のJR」の課題じゃないだろうか?
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「安かろう」but「悪くない」/250円弁当

2007-02-13 00:02:57 | Weblog
デフレは終わったか?









250円弁当活況、独立の夢実現 京都(抜粋)
2007年2月6日

「250円」

という激安価格を

実現した弁当が売れている。

徹底した合理化と

仕入れルートの工夫により

おかずもごはんも

量はたっぷり。


●「相場」の半額

<京都市下京区四条通 「250円弁当元気や」>

昼時になると

近くで働く会社員らが

列をつくり

午後1時ごろまで

客足が途絶えることはほとんどない。

同店では

1日1000個以上売り上げることもある。

 ①店内には、肉じゃが、ハンバーグなどをおかずにした7、8種類の弁当が並ぶ
 ②店内で揚げているチキンカツは「大人の手より大きいぐらい」
 ③値段はどれも250円で
 ④コンビニエンスストアで売っている同じぐらいの大きさの弁当の「ほぼ半額」
 ⑤ばら売りしているコロッケは「1個25円」
 ⑥カキフライは「1個30円」という安さ

(サバの弁当を買ったタクシーの運転手の男性(47))
「週2、3回利用する。仕事柄、どうしても昼は弁当になる。量と値段を考えると、ここの弁当はありがたい存在です」

 <経営者の吉田元さん(32)>
 ①実家が奈良県のディスカウント店
 ②そのルートから米を安く仕入れたり
 ③調理の下ごしらえを1カ所でまとめてするなどして
 ④経費を減らし、激安価格を実現

「京都を選んだのは、街中で生活している人が多く、土日でも商売ができると思ったからだ。休んだらその日の家賃の分、損をしてしまう。10個20個売ってもしょうがないから、とにかく少しでも売る個数を増やしていくしかないんです」

 ⑤04年12月、烏丸通に1号店をオープン
 ⑥現在は京都市内に6店舗を構えるまでになった

「ものを売ってありがとうと言ってもらえる商売はなかなかない」


●再建にも一役


<名古屋市中区大須3丁目のスーパー「生鮮食品館サノヤ」>

 ①03年11月から250円弁当を店に並べ始めた
 ②もとは市内外に4店舗を経営
 ③00年に「有機栽培の野菜や無農薬調味料などを目玉にした高級志向の店舗に特化」したが失敗
 ④毎年のように「店舗閉鎖」に追い込まれた
 ⑤最後に残った大須の店で「佐野由典社長(48)」は250円弁当に生き残りをかけた
 ⑥サケ弁当や酢鶏弁当、うなぎ丼も250円で販売
 ⑦現在は1日800食が売れる
 ⑧安くて良質な食材を求め、仕入れ先を厳選
 ⑨総菜を扱っていたパート従業員の活用で人件費も抑え
 ⑩250円の価格を実現


<愛知県で3店を持つスーパー「Aマートアブヤス」>

 ①経営難の打開策として相次ぎ250円弁当を売り出し

(加藤安雄社長(63))
「他の食品と違って毎日一定の売り上げがある。業績回復の機関車だ」


●拡大に仕掛け人


<250円弁当の「仕掛け人」>

吉田さんやサノヤに助言したのが

千葉県市川市に事務所を置く

「経営コンサルタント、渡辺一紀さん」

 ①渡辺さんが手伝って250円弁当を扱うようになった店は
 ②東北から九州まで「全国に十数軒」
 ③もっとも「250円という価格設定に尻込みした例は、それ以上に多い」

「消費者の高級志向が高まるなか、あえて安売りに挑戦したことが成功に結びついている。ただ、250円といえば家庭で材料を買ってつくるより安い。採算が合うように事業化するのは簡単ではない。事業主のやる気次第だ」







バブル崩壊後

100円ショップとか

安いのが当たり前になった。



景気の回復にあわせて

「高級品志向」と

「お値打ち」の

共存。



でも

マックの

「脱デフレ宣言」(迷走したけど)とか

「吉野家」が

狂牛病でリタイア(戻りつつあるけど)して

「激安」は

終わったかのように

見えたけど







マック復活 06年12月期決算 営業益2・2倍(抜粋)
2月9日 フジサンケイ ビジネスアイ

日本マクドナルドホールディングスが

8日発表した2006年12月期連結決算は


 ●営業利益(本業でのもうけを示す) 73億円(前期比2・2倍増に急回復)
 ●売上高 3556億円(9・2%増)
 ●最終利益 15億円(25・8倍)

  →増収増益を確保


<収益向上要因> 

 ①高価格帯の新商品ヒット
 ②一部メニューの値上げ
 ③24時間営業の拡大

価格戦略の迷走で

「02年12月期から2期連続の最終赤字」

となるなど

業績不振にあえいでいたが

価格戦略の転換が奏功。


<原田会長兼社長>
「客数が回復基調にあったため、値上げや新商品の効果が出た」

(ビーフパテを4枚使用したメガマックなどの大ヒットについて)
「(05年に始めた)100円メニューで客数を増やしたから成功した。1歩1歩上昇していくことが大切」


<2006年12月期>

 ●フランチャイズ店を含めた全店売上高 4415億円(7・2%増 過去最高)
 ●既存店売上高 5・5%増(客単価の上昇が貢献)

  →1月も8・2%増(12カ月連続のプラス)

<07年12月期予想>

 ●売上高 3620~3750億円
 ●経常利益 65~85億円


<原田社長>
「今期は不採算店を約80店を閉店する一方で、215億円を投じて改装や新規出店を進める」

 →客数アップを図るため

  ①100円メニューを拡大
  ②コーヒー無料券を100万枚以上配布する







マックも

「一時は失敗したか」

と思わせた激安戦略

「100円メニュー」が

復活の足がかりとなった。



「安い」も

「高い」も

徹底すれば

勝ち残れるみたいだ。


でも

250円弁当の

「経営コンサルタントさん」

のコトバは

よく分かる。

「250円といえば家庭で材料を買ってつくるより安い。採算が合うように事業化するのは簡単ではない。」



自炊すると分かるけど

「低価格を維持するのはタイヘン」

だと思う。



昨年も

「異常気象」なんかで

野菜の値段が

やたらに

「跳ね上がった」。



「薄利多売」

であればあるほど

その影響は

「小さくない」

と思う。



「野菜を全く使わない」

ってワケにはいかないし

「ネダンも変えられない」し。



250円弁当で

「売上が回復」って

まさにこれこそ






「がんばったヒトにごほうび」って感じですね。
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ちぐはぐ/リンナイ製湯沸かし器、CO中毒

2007-02-12 22:48:44 | Weblog
今回は記事の時系列で追います。

ただ

「アップされた時間=記事の公表時間」

とは限らないので

やや前後するかも。










リンナイ製湯沸かし器、CO中毒死者3人 90年代製造(抜粋)
2007年2月10日(土)03:03

経済産業省は9日

「リンナイ(本社・名古屋市)製の開放式小型ガス湯沸かし器」

を使っていた横浜市の男性(61)が

7日に死亡したと発表した。

死因は

「一酸化炭素(CO)中毒」

とみられる。


<類似事故等>
 ①同型機や類似機種の使用中にCO中毒になる事故が00年以降、少なくとも5件
 ②内、3人が死亡、12人が中毒


<同社>
「現段階での同機種の回収は考えていない」
「一刻も早く今回の原因を調査し、対策を考えたい」


<経産省>

 ●CO中毒が起きた機種

  RUS―5RX
  RUS―51BT

  →「5RX」は91年7月~95年1月に87万3214台製造

このうち

約13万台は

 ①リンナイが製造して東京ガスが「RN―405SD」として販売
 ②7日の事故は「この機種」だった。
 ③「91年から96年にかけて販売」され
 ④直近の点検時には「5万8千台が使われていた」ことが確認されている
 ⑤「5RX」の類似機種の「51BT」は
 ⑥「94年5月~97年1月までに、28万822台」製造


  ※ 事故にかかわったいずれの機種も現在は生産されていない

<7日 横浜市鶴見区事故>

台所にあった

「湯沸かし器」

を使っている最中に

中毒になって倒れた。

通報で

「消防隊員が到着した時点」で

「すでに死亡」していた。


<事故にあった湯沸かし器タイプ>

 ①不完全燃焼防止機能付き
 ②煙突がなく、室内の空気を使って燃焼するタイプ


<東京都豊島区(03年)・広島市・横浜市の事故(3件)>

 →湯沸かし器内部に大量のすすが付着

  ①不完全燃焼が起き
  ②「防止機能が作動して火が消える」ということを繰り返し
  ②「すすがたまって防止装置が機能しなくなった可能性」がある


<荒川区(00年)・鹿児島市の事故(2件)>

 →室内が密閉されていた


<リンナイ 内藤社長>
(過去4件の事故について)
「すべて換気扇が回っていなかった。熱交換器内部にすすがたまり、高濃度のCOが発生した」

「事故原因は使用者の責任と考えていた」

「今回の事故はどのように死亡事故になったのかわかっていない。過去と同じ原因かどうかもわからない」


<同社・経産省・東ガス>
「使用する際は、換気扇を回すなどの換気が必要で、使用中に火が消えることが続く場合は点検してほしい」


<東京ガス>

リンナイの型番の記載場所

 →湯沸かし器の向かって右の側面の下方にはってあるシールに記載
  (東京ガスが販売した製品は正面右上にも印字)











「換気扇を使う」

ってのは基本だけど

「忘れがち」。

さて

「本当にリンナイには瑕疵がないのか?」









点検費用有料→無料
リンナイ、ちぐはぐ対応 2007年2月10日 (中国新聞)

「リンナイ」は

一酸化炭素中毒事故を受け

10日

「問題機種の点検費用を無料にする」

ことを決めた。

「点検費用をめぐる同社の説明」は

「9日夜から10日未明にかけて二転三転」し

「ちぐはぐな対応」

が露呈した。


<内藤弘康社長/本社 10日未明記者会見>
「何らかの対応は必要だが、決まっていない」


<先立つ東京・経済産業省 幹部社員会見>

 ●無料点検実施を発表

  →会見終了後に「無料でなく有料で」と訂正

  →中日新聞は10日付朝刊で「有料」と報道

 
<10日午前中 緊急対策本部の会議>

 ①「点検費用を無料にする」と決めたが
 ②リコール(無料の回収・修理)については「対応を決めていない」(広報)









発表を受け、問い合わせは









リンナイに問い合わせ殺到
2007年2月10日(土)15:49

事故の公表から一夜明けた10日

リンナイ本社には

「問い合わせの電話」

が相次いだ。


この日は

社員約110人が

「午前8時ごろから次々と出社」

本社3階の

「お客様センター」では

「通常の倍以上の34人が問い合わせに対応」

した。

 ①東北(仙台市)
 ②関東(東京都品川区)
 ③関西(大阪市)
 ④九州(福岡市)

の4支社

 ⑤札幌市と広島市

にある支店

も同様に

「態勢を強化」

した。


問い合わせは

本社分だけで

「午前10時半までに185件」

うち107件が

「事故があった2機種に関する相談」。

販売店から

「機種の型式を確認する問い合わせ」

も多かったほか

なかには

「別の機種に交換してほしい」

「違う機種を使っているが、本当に安全なのか」

といった相談もあった。 

本社総務部には

同センターへの相談とは別に

9日夜から10日朝にかけ

「約30件の苦情」

などがあった。


<テレビCM自粛・2機種無料点検>

事故を受け

リンナイは10日

 ①該当の2機種についての無料点検と
 ②自社の製品を宣伝する「テレビCMの自粛」を決めた

 ③点検は顧客から問い合わせがあった場合に対応
 
(無料としたことについて)
「問題を起こしたのに顧客から代金を取ることはできない」

 ④点検などの問い合わせはフリーダイヤル(0120・054321)で受付
 ⑤テレビCM自粛は11日から当面の間
 ⑥「新聞の広告についても見合わせを検討」









事件の検証が続く。









点火繰り返すと安全装置働かず リンナイ事故の機器(抜粋)
2007年2月10日(土)16:13


<Co中毒事故を起こした湯沸かし器の仕組み>

 ①不完全燃焼を防止する装置がついているものの
 ②その後も「点火を何度も繰り返す」ことで
 ③「防止装置そのものが作動しなくなる」恐れがある仕組み

 ④「強制排気型ではない」タイプ

使用者が

「換気扇を回したり」

「窓を開けたり」

して短時間使用することが前提


<同社による事故発生プロセス>

(1)燃焼部周辺にほこりがたまる
(2)点火しても不完全燃焼が起こる
(3)安全装置が働いてガスの供給が止まり、火が消える
(4)再度点火する
(5)20秒ほど燃焼するが安全装置が働いて火が消える


「こうした点火を繰り返した場合」に

「安全装置が働かなくなる」。

 →何度も点火を繰り返す際に

  すすが発生し

  「安全装置が異常な高温を感知するための穴がふさがってしまう」

  のが原因。


ただし

「換気をしていれば」

この状態でも

密閉された空間に比べて

「室内のCO濃度が低く」

「危険な濃度にはならない」


<同社>

繰り返し点火する使用を

「非常にまれな使い方」

と認識。

 →こうした使用方法が事故につながった










「繰り返し点火する使用」は

「非常にまれな使い方」

だろうか?











取締役会で議題にならず リンナイのCO中毒事故(抜粋)
02月11日 18時38分 共同通信

「リンナイ」の事故で

同社取締役会は

「CO中毒事故を議題にしたことがない」

ことが11日

分かった。


<同社>
「取締役会で取り上げるのは器具に欠陥がある場合だけ」


昨年7月に事故が発覚したパロマ工業も

「取締役会の無機能状態が指摘」

されており

安全に対する

「ガス機器メーカーの消極姿勢」

に批判が出そうだ。








「会社に過失がないものは問題ない」

ってことだね。









不完全燃焼防止装置の不具合、リンナイが99年に把握(抜粋)
2007年2月12日(月)11:23 読売新聞

「リンナイ」が

「1999年末になって初めて事故防止のための再点火防止装置を装着した」

のは

「再点火の繰り返しによって不完全燃焼防止装置が正常に作動しなくなることを、同年実施した実験で把握したためだった」

ことが

11日、わかった。


実験は

「大手ガス3社の指摘を受けたもの」

99年より前から

大手ガス会社に対し

「不完全燃焼防止装置の不具合情報が寄せられていた可能性」

が出てきた。


<リンナイ>

99年の初めごろ

東京ガス(東京都)

を通じ

大阪ガス(大阪市)
東邦ガス(名古屋市)

を含めた

「3社の意向」

として

「不完全燃焼防止装置が機能しなくなる事例がある」

との連絡があり

「実証実験を実施」。








時系列は変わるけど

「リンナイの状況」が

「分かる記事」を。








設計変更後に事故集中 「5R」型、リンナイ調査へ(抜粋)
2007年2月11日(日)21:16 朝日ドットコム

(前略)

リンナイは

問題の機種を改良し

「99年12月に新機種に切り替え」た。

コンピューター制御で

一度でも不完全燃焼防止装置が働いて燃焼を止めると

「再点火できない構造」

に改めた。

事故が起きた湯沸かし器は

「再点火できなければ」

「事故にはつながらなかった」

と考えられている。


<新機種への切り替えについて>

(同社幹部)
「常々、安全性の向上に努めており、そうした観点での改善」
  →事故を想定しての改良を否定


(別の幹部)
「(再点火を続けるという)想定外の使い方をされる人がいることが分かったから」








ここでも

「ちぐはぐ」だ。



「過失がないもの」を

「問題にしない」

という

「取締役会の態度」

といい

「点検費用をめぐる同社の説明」の

「二転三転」

といい

「社としての事故に対する方針」に

「一貫性がない」

ということだろう。



「常々、安全性の向上に努めて」

いるような会社の取締役会が

「過失なしの事故は問題にしない」

というのは

明らかに

「ムジュン」。



事故が起きるには

その原因があるわけだけど

一見

「商品に過失がないように見えても」

「想定外の使い方をされる人」が

「いたり」

あるいは

「多かったり」

することは十分に

考えられる。

今回は

「実際、そうだった」。



そういう場合

本来であれば

「間違えにくい構造に変更する」

「間違えやすい場所に注意喚起の表示をする」

といった

「アフターケア」

が必要なわけだけど

その観点が

「全く欠落」

してる。



例えば

「予想外の使い方」

ってことだけど

もし、ガスを点火しようとして

「点かなかったら」

「何度もトライする」

というのは

「予想外」か?



実家の風呂は

ガスだが

自分自身

「ガスの着火が悪く」

何度も

「着火する」。

近所の家からも

「ガチャガチャ」と

「何度も着火する」

音が聞こえてくる。



「テレビをたたいて直す」

のと同じ。



「接触が悪いテレビ」は

たたくし

「点きが悪いガス」は

何度も点けようとするもんじゃないかなあ?



庶民は「そんなレベル」。



それに

①繰り返し点火する使用は「非常にまれな使い方」
②使用方法が事故につながった
③商品やリンナイには責任はない



というロジックも



①リンナイには「大手ガス3社」から「不完全燃焼防止装置の不具合情報が寄せられていた可能性」がある
②さらに、その要請で「実験」。不具合を確認。
③事故防止のための再点火防止装置を装着



という記事で崩れ去った。



「危険性を認識してた」

ってコトだ。



リンナイの対応を

時系列で

まとめ直してみると



「事件が起きる可能性」を

「認識しながら」

「周知」や

「商品の回収もしくは改善をせず」

さらに

事件が発覚してからのコメントは

「事故原因は使用者の責任と考えていた」

「一刻も早く今回の原因を調査し、対策を考えたい」



おそらくは

「原因が分かっていた」

にもかかわらず。



しかし

「社内意見の統一が取れていない」ため

「(再点火を続けるという)想定外の使い方をされる人がいること」

が分かったから

「新機種へ切り替えた」

と「露呈」してしまう。



事件が起こってからは

①無償とすることで「責任を認めたことにならないか」?
②点検交換等の「経済的ダメージ」は?
③有償とすることでの「イメージダウン」は?

以上の内容について

「社内意見の統一が取れず」

混乱したことが

「その対応の様子」から

よく分かる。



でもモンダイは

「事故前の対応」

だろうね。



「知らないことも罪」

だけど

「知っていたのに行動しなかったことも大きな罪」

だ。







それは「不二家」の今を見れば、よく分かる。
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ミスマッチ/「たのみのツナ」切るカッターの刃

2007-02-12 14:53:41 | Weblog
こんなトッピングはいらない。








「たのみのツナ」切るカッターの刃、ニチロが自主回収(抜粋)
2007年2月9日 読売新聞

水産大手ニチロは9日

消費者が購入した

「マグロのツナの缶詰」に

「カッターナイフの断片が混入していた」

との苦情を受けたため

ベトナムの工場で製造した

「あけぼの」ブランドの

「たのみのツナ まぐろフレークオイル無添加」(80グラム)と

「たのみのツナ まぐろフレーク油漬」(80グラム)を

自主回収すると発表。


<異物混入>

 ①「たのみのツナ まぐろフレークオイル無添加」に混入
 ②ニチロが、日本の食品会社を通じて生産委託しているベトナムの工場が2006年2月に製造
 ③同じ工場が製造した「たのみのツナ まぐろフレーク油漬」を含め、流通している全品を回収
 ④この2種類の缶詰は、05年4月から計480万缶が流通







「痛いシリーズ」

と言ってもいい。

同じ読売の記事によると



「缶詰にカッターの刃…ニチロ、苦情受け2製品回収 (読売新聞)から抜粋」


<同社>

 ①混入した経緯などは不明
 ②生産過程でカッターナイフを使用することはないという
 ③混入していたカッターナイフの断片は、大きさ1・9センチ×1・1センチの平行四辺形の形状で、厚さは0・35ミリだった



こんなものが口に入ったら

たまらん。



「怪我した」

って書いてないから

「大丈夫」

だったんだと思うけど。



ブラックジョークで



歯を磨いてたら

口の中に鉄みたいな味がしてきた。

おかしいなと思って

よく見たら

歯ブラシだと思ったのは

「かみそりだった」



てのがある。

「そんなことあるかい!」

ってツッコミ入れたくなるけど

なぜか

「やっぱり不気味」



こういう記事って

「同じようなテイスト」

だ。



「原因不明」

らしいけど

「ありそうな話」。



ヒトに聞いた話だけど

中国の工場で

「洋服を生産しよう」

と思って

「デザイン・色」

を指定し

「サンプル」

を作ってもらったそうだ。



何週間かして

送られてきた

「サンプル」

を見ると

「点々とシミ」

不審に思い

「原因を調査」すると

工場内には

「染料の水たまり」

があり

その道を

「クルマ」

が走る。

どうやら

そのクルマがはねた

「色つき水のシミ」

らしい。



「工場の責任者」は

そんな場所に

「商品を放置」

しかも

「最終確認もせず」

送付してきたワケ。



「トコロ変れば・・・」

ってことか。



今回は

「ベトナム」

だけど

同様のことがあっても

「フシギはない」。



「日本とは考え方も習慣もちがうんだから」。



ところで









ふりかけにまち針、自主回収へ 通販の宇治田原製茶場(抜粋)
2007年2月11日

食品通信販売の

「宇治田原製茶場(京都府宇治田原町)」は

同社が販売した

「塚田会長のふりかけ」

の中に

「まち針1本が混入していた」

と11日

発表した。


<状況と対応>

 ①ふりかけは宇治田原製茶場と共同で企画した通宝海苔(熊本市)が製造
 ②同じ製造ラインでつくっている「会長の納豆ふりかけ」と併せて製造を停止し、自主回収
 ③回収対象は昨年11月28日以降に全国に出荷された約8000点に上る見込み







不二家で

「賞味期限切れ」問題と

同時に話題になってたのが

この「異物混入」。



向こうは

「虫」。



こっちは

「針」。



ベトナムの例で

「そういうこともあるかも」

って書いたけど

こっちは

「あれ」

って感じ。



「虫が入った」

なんてのは

「いかにもありそう」だ。



でも

「日本の工場」で

「作業工程にも使わないと思われるマチ針」が

「ふりかけに入る」

ってのはどうか?



状況が不明なところが多いから

ハッキリしたことは

言えないけど

「ウラミ」とかで

「誰かが入れた?」

って考えても

自然だと思う。



残された可能性は

従業員の趣味が

「裁縫」で

仕事中に

「洋服を作っていたら、つい・・・」







こっちかな、やっぱり。
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やっぱりすごい/身売りユーチューブ、2創業者にグーグル株815億円

2007-02-10 00:06:49 | Weblog
ちょいネタなれど「ケタ違い」。










身売りユーチューブ、2創業者にグーグル株815億円(抜粋)
2月9日 読売新聞

米インターネット検索最大手グーグルによる

「米動画投稿ウェブサイト"ユーチューブ"の買収」で

ユーチューブの創業者2人が

「それぞれ時価3億ドル超のグーグル株を取得」

したことが

グーグルが

7日に米証券取引委員会(SEC)に

提出した資料で分かった。

<資料>

●チャド・ハーレー最高経営責任者(CEO)(29)が取得したグーグル株の時価(8日終値換算)

→約3億4600万ドル(約419億円)

●スティーブ・チェン最高技術責任者(28)のグーグル株

→同、約3億2700万ドル(約396億円)に相当


2人とも

「2005年のユーチューブ創業」から

2年足らずという異例のスピードで

「大富豪」

になった。









Tシャツを着た

「ぼく、○○えもん(のび太くんの友達じゃない方)」

が捕まって

ITのイメージは

「地に堕ちた」

感もあるけど

やっぱり

「IT」

はすごい。



まだ「20代」なのに・・・。



メハシのきくヒトは

今からでも遅くない。











さあ、素晴らしきITバブルへGO!
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「危」マークはキケンなのだ/横転車からカセイソーダ、自転車の男性ら被害

2007-02-10 00:06:22 | Weblog
何か不気味、「危」マークって。
(画像はイメージです)









横転車からカセイソーダ、自転車の男性ら被害…岡山(抜粋)
2007年2月9日

9日午前5時55分ごろ

岡山市西市の国道2号バイパス(高架)で

大型タンクローリーが

側道から合流してきた乗用車と

接触して横転し

後続の軽乗用車が

タンクローリーに追突した。

この事故で

「タンクローリーが積んでいた劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)」

約10トンのうち、約5トンが

「路上に流出」。

バイパス下を

「自転車で走っていた男性(75)の顔にカセイソーダがかかって」

病院に搬送されたほか

軽乗用車を運転していた男性2人が

軽傷の模様。

岡山県警は

「付近の上下線を通行止め」にし

消防隊員らが

吸着材などを使って

「カセイソーダの回収作業」

を続けている。








自分の身は自分で守るべし。



クルマで走ってて

「危」を見かけたら

なるべく後ろにつかない。



お外では

周りによく注意!



「自転車で走っていた男性(75)の顔にカセイソーダがかかって」

って

最悪

「学校の怪談」

みたいなことになる。



重態って書いてないから

そこまでひどくないんだろうけど・・・。



この他

「鉄筋を積んだトラック」

なんてのもヤバイ。







東名高速で10台が事故、焼津―吉田間が一時通行止め(抜粋)
2007年2月8日朝日ドットコム

8日午前1時15分ごろ

静岡県藤枝市弥左衛門の東名高速上り線で

大型トレーラーが

「前と横を走っていた大型トラック2台や中央分離帯」

と相次いで接触。

バランスを崩した

大型トレーラーから

「積み荷の長さ9メートルほどの鋼材数本」が

「下り線に落下」。

下り線を走っていた

「大型トラックや乗用車など計7台」が

「鋼材に乗り上げて横転する」などし

トラックの男性運転手ら2人が

手足を打撲するなどのけがをした。










ね、怖いでしょ。

この時は

「反対車線」

だけどね。



サバイバルには

「危険予知能力」

が必要です。

よく言うでしょ。







「君子危うきに近寄らず」って。
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暴騰/KDDI、22万人分の顧客情報入りディスクを紛失

2007-02-09 01:26:45 | Weblog
解約の「ウラミ」かい!







KDDI、22万人分の顧客情報入りディスクを紛失(抜粋)
2月8日 ロイター

KDDI<9433.T>は8日

「22万4183人分の顧客情報が書き込まれた光磁気ディスク」

を紛失したと発表した。

社内調査の結果

同社の小山テクニカルセンター(栃木県小山市)内の

情報システム運用室から

段ボールに紛れ込み

廃棄業者に引き取られた後に

「溶解または粉砕処分された可能性が高い」

という。

紛失したディスクには

1月15日時点で「au」携帯電話サービスを解約した顧客の

 ①氏名
 ②住所
 ③生年月日
 ④解約した電話の番号
 ⑤連絡先電話番号
 ⑥管理用コード

が書き込まれていた。

「クレジットカードや銀行口座、通信記録の情報は含まれていない」
 
KDDIは

昨年6月にも

「業務委託先の社員が持ち出す」形で

「約400万人分の顧客情報」が

外部に流出したと発表。

全社的に

「セキュリティの強化策」

を実施していた。







まあ

「ウラミ」ってのは

「冗談」だけど

「セキュリティ強化中」

ってのは笑える。



「22万4183人分の顧客情報が書き込まれた光磁気ディスク」

なんて

「タイセツなもの」が

(おそらく廃棄用)ダンボールに紛れ込む

ってのは

「甘すぎる」

でしょう。



しかも

「情報システム運用室」

っていう

「心臓部」で。



本当に

「溶解または粉砕」

されてればいいけど

分かるのは

「廃棄業者に引き取られたんじゃないかなあ」

ってことまでしょ、たぶん。



溶けちゃったら

「証拠」残らんもんねえ。







エステ顧客情報ネット流出、賠償1人3万5千円の命令(抜粋)
2007年2月9日

エステティックサロン「TBC」

を経営する

「TBCグループ」(東京都)の

「約5万人分の顧客情報」が

インターネット上に流出した問題で

被害者14人が

同社に損害賠償を求めた訴訟の判決が

8日、東京地裁であった。


<阿部潤裁判長>
「流出情報には原告が関心のあるエステコースなどの情報が含まれており、住所や氏名などの基本情報だけの場合と比べて秘匿の必要性が高い」

 →原告1人当たり2万2000円~3万5000円、計約48万円の支払いを同社に命じた。


<原告側弁護士>
「過去の裁判例では個人情報流出に対する賠償額は1人当たり5000円~1万円が一般的で、エステの内容などデリケートな情報を重く受け止めた画期的な判決」






「画期的な判決」

はいいけど

結構、タイヘンだよ、これ。



「被害者14人」

ならいいけど



KDDIの

「約400万人分の顧客情報」



「880億ぅー!」

22000円で計算すると

こうなります。



「エステ」じゃないから

たぶん

こんな判決出ないだろう。



でも

「賠償金額が上がる可能性」

が出てきてるってことだ。



やばーい。

「顧客情報溶けちゃった」







もう言えない。
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これでいいのか?/TBS情報番組、スタッフ持ち込みの風鈴で撮影

2007-02-09 00:56:51 | Weblog
2度目なんだよね、実は。

まあ、前のは悪気無いんだろうけど。






TBS情報番組、スタッフ持ち込みの風鈴で撮影(抜粋)
2007年2月8日(朝日新聞)

高周波のハイパーソニック音を

「頭の良くなる音」

と断定的に扱ったことなどが

問題となったTBS系の情報バラエティー番組

「人間!これでいいのだ」

の3日放送分で

高周波の音が出た風鈴を

「それまでは同種の音を聞きながら学習したことのない学習塾」に

「スタッフが持ち込んで撮影していた」

ことが、8日わかった。


<TBS広報部>
○この塾は撮影後、同様の風鈴を購入して教室に取り付けている
 →「過剰な表現で誤解を与えたが、やらせではない」


<撮影があった茨城県龍ケ崎市内の学習塾>
①生徒が「風鈴の音を聞きながら勉強している」教室風景を放送
②学院長の語るシーンを放送

「風鈴に含まれる音が学力向上に良いという話をきいて学習に役立てています」


<TBS広報部>
○風鈴は高周波の音が測定されたものを制作会社のスタッフが持っていった

「集中力や記憶力が上がる可能性があると説明しながら取材先を探したところ、興味を持ってもらったので撮影した。(学院長に)こう話してくれという指示はしておらず、やらせ、捏造(ねつぞう)とは言えない」






たいへん悪質

とはいわないけど

「やらせ」

でしょう、これ。



視聴者は

「風鈴の音を聞きながら勉強している」

姿を見て

「風鈴に含まれる音が学力向上に良いという話をきいて学習に役立てています」

って聞くんでしょ。



確実に

「この塾では”風鈴”使って勉強してる」

って思うよね。



でも、実際は

「撮影後、同様の風鈴を購入して教室に取り付けている」

わけ。



しかも

「集中力や記憶力が上がる可能性があると説明しながら取材先を探したところ、興味を持ってもらったので撮影した。」

って

「見せたいものが先にあって」

それに

「ぴったり合うもの」

つまり

「風鈴使って勉強してるヒト」

がいなくて

「協力してくれるところに頼んだ」

わけ。



これを

「やらせ」

と言わず

ナンという。



「こう言ってくれ」

って言ったとか

言わなかったとか

「関係ない」。



シチュエーション自体が

「ウソ」

なんでしょ。



ところで

この番組は

「ぴーかんバディ!」

という番組の

「後番組」。



ウィキペディアさんによれば





「白インゲン豆ダイエットに関するトラブル」

がきっかけで

TBSが行政指導を受け

さらには

「視聴率で裏番組になかなか勝てなかった」事で

8月12日をもって番組は終了。






さらに「そのトラブル」は






2006年5月6日に放送された

白インゲンを使ったダイエット法に

視聴者から

「激しい嘔吐や下痢などを訴える苦情が650件以上」

あった。

TBSは

「お控えいただきますようお願いたします」

と注意を呼び掛けた

(番組内でも翌週の放送で、本編前に福澤と川田の謝罪VTRを放送。また、岡田泰典アナウンサーのナレーションの謝罪CMも放映している)。

同局によると

紹介したのは

「白インゲン豆を約3分間炒った後に粉末化し、ご飯にまぶして食べる方法」

で番組内で

「豆は生で食べるとおなかをこわす恐れがある」
「豆アレルギーの方は食べないでください」等と

テロップやコメントで

注意を呼び掛けていた。

ダイエット法は

「専門家の指導を受けたもの」で

「番組スタッフら10数人も試食した」が

問題はなかったという。

生豆に含まれるレクチンなどの成分が

「加熱不十分のために残り」

これが

「胃や腸の粘膜の炎症」

を引き起こし

「嘔吐や下痢の症状に至った可能性が高い」

としている。

このため、番組では

方法を紹介するたびに

あらかじめ

「いろいろな注意を呼びかける」

ようになった。

この放送について

「厚生労働省および総務省」から

「放送事業者としての東京放送」が

指導を受けた。




ということ。

 ①専門家の指導を受けたもの
 ②番組スタッフら10数人も試食した



「情状酌量の余地有り」

かな。



ただ

今回はどうだろう。








「事実関係を調査」 TBS情報番組で総務次官(抜粋)
2007年2月8日(朝日新聞)

<総務省 松田隆利事務次官>

TBSが「”人間!これでいいのだ”の表現に行き過ぎがあった」としておわびを出したことについて
「報道は承知している。担当課で事実関係を調査中だ。今後、それを踏まえて適切に対応したい」






ちなみに

出演者は





<人間!これでいいのだ>
司会:福澤朗
レギュラー:飯島愛・梨花
インパルス/堤下敦・板倉俊之
押切もえ

<ぴーかんバディ!>
司会:福澤朗
アシスタント:川田亜子
VTR出演:押切もえ
モデル:梨花、ほか





一部、変ってるけど

引き継がれてるのが分かる。

スタッフは






<人間!これでいいのだ>
プロデューサー:大木一史、遠藤千鶴子、小野由紀子
ディレクター:増山賢
総合演出:荒牧克久

<ぴーかんバディ!>
プロデューサー:遠藤千鶴子、小野由紀子
ディレクター:増山賢、水井清浩、石崎伸一、春日孝夫、玉井伴宙、ほか
総合演出:荒牧克久







同じ。

このことから

「模様替えしただけ」

ということが分かる。



前回終了した理由が

「トラブル」

だけじゃなく

「視聴率で裏番組になかなか勝てなかった」

から。



「あるある」じゃないけど

「視聴率偏重主義」は

結局

ココに行き着くのかなあ。






今回は「模様替えしただけ」ではすまないかもね。
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