ローズガーデン

♪ I beg your pardon, I never promised you a rose garden.♪ ・・・耳に心地良い軽快なメロディと爽やかなリン・アンダーソンの歌声が印象的な『ローズガーデン』という曲が自分は大好きだ。
当初はその曲調と歌声と『ローズ』という唯一知ってる英単語のもつイメージから明るい歌だと思って聴いていた。
そうリンアンダーソンの歌声に似てるということでこの曲を模して作られた南沙織の『17才』を懐かしく聴くのと同じ感覚で。
『悪いけど、私はあなたに薔薇の花園なんて約束しなかったわよ』・・歌詞カードが手に入りその歌詞の意味を知ったのはこの曲を好きになってから数年後だった。
それからは歌詞と彼女の声のアンバランス(グッドバランス?)によりひかれもっとこの曲が好きになった。
それとハナ・グリーンのベストセラー小説『分裂病の少女、デボラの世界』の原題も『I never promised you a rose garden』だと気づいたときも驚いた。
I beg your pardon, I never promised you a rose garden.・・・ちょと見には冷たく感じるこの言葉に込められた心を病んだ人に対する敬愛の念や同じ人間としてのいたわりの気持ちに心を打たれた。

この曲を歌ったリン・アンダーソンが万引き(ハリーポッターのDVD)で捕まったという話が先日web上に載っていた。
数年前は薬物中毒でハイウエーで事故を起こしたというニュースも聞いた。
明るいおてんば娘のイメージがあった彼女・・・ぜひ立ち直ってほしいものだ。
♪ I beg your pardon, I never promised you a rose garden.♪ ・・・車のスピーカーから流れる彼女の歌声は切ないくらいにいつも爽やかだ。

(Maさんのブログを読んだらなんかこの曲を思い出してしまいました。)
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文字の力

武田真治、主演舞台「電車男」大阪で上演 (大阪日刊スポーツ) - goo ニュース

『電車男』(クリックしてみてください)・・・電車の中で酔っ払いオヤジに絡まれている女性を助けたことから彼女にお礼を言われ、それをきっかけに彼女に恋をしてしまう。

ま、ここまでは今までもよくあるパターン。しかしここからが今風なんだろうな。

彼は身近な友人に恋の悩みを相談するのではなく『2チャンネル』の掲示板に書き込み、そこでいろいろ恋のアドバイスを受け,見事彼女と交際がはじまるというストーリー。

文字だけで繰り広げられる掲示板の世界での友人達の付き合い。
写真もない、そこは『名無し』と呼び合う匿名の連中の文字だけの世界・・なぜこんなにも人気がでたのだろうか。

でも『アキバ系』と呼ばれるネットに詳しい連中だけの特殊な世界だけの出来事ではないだろう。
昔は『文通』なんてのもあったし『ペンフレンド』なんて言葉もあった。
これなんて今で言う『メルトモ』そのものじゃないか!
メールが一般的になるまではポケベルで『084』なんて打って『オハヨー』なんて読ませたこともあった。
形はどうあれ『文字』で意思の疎通を図る行為は今も健在というより『メール』『掲示板』『チャット』とより隆盛を極めているのかもしれない。
だからこその大ヒットなのか。

しかしこの電車男の掲示板スレッド(一つの題材で作られた掲示板)が人気が出て本になり大ヒットを記録しなんと映画になり、今度はついに『舞台』にまでなるという。

その辺の『商魂』も今も昔も変わりない。

 (写真は仙石線・・多賀城駅のホームにて。)

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