日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

音楽CD ザマナイ 日本とユーラシア 2011年2月15日号広告

2011-02-27 22:51:48 | 日記
待望のCD発売中(自主制作)
2009年8月7日放送のNHKの特別番組「ノーモアヒバクシャ」で反響を呼んだ歌
ネバダ・セミパラチンスク反核運動の中から生まれた音楽CD「Zamanーai ザマナイ~時代よ!~」
(発売開始2010年11月11日)
カザフ語歌:ROZA Rymbaeva 
日本語・英語歌:TOMOKO 
定価:\1,000
原作詞: U.Esdauletov
原作曲: T.Muhamedjanov
製作・販売: ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト
      (本紙2010年10月11月に掲載記事参照)
購入方法:次のような方法があります。
①郵便振替口座  記号番号:01360-5-60273
         加入者名義: ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト
(国内販売は入金確認後、送料は当会負担にてメール便でお送りします。
問い合わせ:〒 733-0012 広島市西区草津東3-6-11-2(橋村宅)
TEL/FAX :082-274-1634 
E-Mail: mashenka@fancy.ocn.ne.jp
Blog: http://blog.goo.ne.jp/kazakhstan
②日本ユーラシア協会広島支部
(問い合わせ:TEL:080-5505-4872 Mail:qyu015271030@at4.mopera.ne.jp)
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トルストイ家の箱舟 The Asahi Shimbun 2011年2月15日

2011-02-27 22:20:25 | 日記
http://www.asahi.com/english/TKY201102140205.html
Japanese book explores mystery of Tolstoy's death.BY SHUNSUKE YAITA STAFF WRITER 2011/02/15
[photo]Artist Natalia Tolstaya, great-great-granddaughter of Leo Tolstoy, left, and Natalia Belaya, the wife of Russia's ambassador to Japan, hold books by Fumiko Davis. (Toshiyuki Takeya) Fumiko Davis

A Russian translation of a Japanese book pursuing the mystery surrounding the final years of Russian master novelist Leo Tolstoy will appear in bookstores in his home country this spring.
The original book, "Torusutoi-ke no Hakobune" (The Tolstoy family's ark), was written by Fumiko Davis, who is from Kita-Kyushu, and published by Gunzosha Publishing Co. in 2007.
The book caught the attention of the Russian Foreign Ministry, which published a Russian translation last year to mark the centennial of the writer's death.
To shed light on Tolstoy's abrupt departure from his home and his subsequent death at a remote railway station about a month later, Davis researched his family and others close to him, including his most faithful disciple, Vladimir Chertkov.

Davis' extensive research included diaries of Tolstoy's wife Sophia and his assistant, Valentin Blugakov, as well as a memoir by Tolstoy's youngest daughter Aleksandra.
The author traces Tolstoy's life through his battles with state and church authorities, his desire to abandon his wealth and his troubles with Sophia, who gave birth to 13 children.
Tolstoy, born in 1828, wrote numerous books, including the epic "War and Peace."
The relationship with Sophia became strained as she tried to control Tolstoy's copyrights, following his decision to release his work into the public domain.
Tolstoy left home in late autumn of 1910, but he died of pneumonia at Astapovo station at 82.
Publication of a Russian translation of "The Ark" was a project of the Russian Foreign Ministry and the Russian Embassy in Japan.
"'The Ark' was well-accepted in Japan and the book contains things not well known in Russia," said Natalia Belaya, the wife of the Russian ambassador to Japan, who contributed to the publication project. "I hope the book will attract many Russian readers."
The book was translated by Tatyana L. Sokolova-Delyusina, who is known for her translation of the 11th-century classic "The Tale of Genji."
The book was designed by Natalia Tolstaya, a great-great-granddaughter of Tolstoy. Tolstaya, 56, visited Japan late last year for an exhibition of her works to commemorate the 100th anniversary of Tolstoy's death at Showa Women's University in Tokyo's Setagaya Ward.
"Many books written in the past read as if Tolstoy and Sophia did not get along well," she said. "But Davis understood Sophia's feelings and her contribution to cataloging Tolstoy's vast library."

Davis is a porcelain painter based in Singapore. After graduating from the Russian University of People's Friendship in Moscow in 1975, she married a U.S. trading firm employee.
From 1999 to 2002, she lived in Moscow, where she met Tolstaya, and had access to valuable resources that helped her write "The Ark."
Davis also translated a recollection of Japan by Aleksandra, who stayed in Japan before finding asylum in the United States.
A project is under way to make a joint Japan-Russia film based on Davis' and Aleksandra's books.
"Searching for Sophia's image from a woman's point of view, I found she was a hard-working, dutiful and intelligent mother," Davis said.
"Japan-Russia relations are shaky due to the disputed Northern Territories and other problems, but, in terms of culture, I hope my book will convey a sense of affinity and help promote friendship."
http://book.asahi.com/clip/TKY200702260290.html

「トルストイ家の箱舟」―文豪トルストイの家出の謎に迫る 2007年02月26日 竹谷俊之
 文豪トルストイ(1828~1910)が生涯を閉じたのは、家出した旅先の小さな駅だった。世界から尊敬を集めながら82歳にしての家出だけに、原因は様々に語られてきたが、最晩年の秘書が残した日記を軸に、トルストイ周辺で何がおきたのかを解き明かそうという『トルストイ家の箱舟』(群像社)を、シンガポール在住のふみ子・デイヴィスさんが出版した。
 ふみ子さんは福岡県出身。99年から3年間モスクワで生活した時にトルストイの子孫と出会ったのをきっかけに、家出の謎に関心を持って調べ始めた。
 トルストイの家出をめぐっては、正宗白鳥と小林秀雄が30年代に展開した「思想と実生活論争」が知られる。論争の中心は妻ソフィアだった。正宗が「人生救済の本家のように世界の識者から信頼されていたトルストイが、山の神を恐れ、世を恐れ、おどおどと家を抜け出て」と恐妻ゆえの家出であったと主張したのに対し、小林は「心が、『人生に対する抽象的煩悶(はんもん)』で燃えていなかったならば、山の神を怖(おそ)れる要もなかったであろう」と反論した。
 最晩年の秘書、ブルガーコフは1910年1月に秘書となり、同年11月のトルストイの家出や死に遭遇した。その日記は、川端香男里・川村学園女子大副学長(ロシア文学)によると研究者なら目を通す基礎文献だが、日本語に翻訳・出版されたことはないという。
 日記によればトルストイの生活は規則正しい。一方来客は実に多い。作家や詩人が次々と訪れ、多くは数日間滞在する。近くの農民も、遠くからの信奉者もやってくる。「気が遠くなるほど。家族のプライバシーなどなかったにちがいない」とふみ子さんは見る。
 家族にとって何より重荷だったのは、トルストイの思想だったようだ。トルストイとの間に13人の子をもうけたソフィアは子育てと家事に追われるが、夫は平等で簡素な生活を心がけるとして、貴族の階級や財産を捨て、使用人も少ない。理想に生きる夫と、現実に直面せざるをえない妻とのギャップの大きさが浮かび上がってくる。
 ソフィアの立場を「思想的につき従えない思索家との距離を、彼の世話を焼いてきた妻の立場にしがみついて埋めようとした」とふみ子さんは分析、「まれに見る献身的な良妻であり、情感豊かな優れた女性」と考える。ソフィアはソクラテスの妻と並んで悪妻の代名詞になったが、川端さんも「同時代の人たちには貞淑な賢夫人として知られていた。家出した時のヒステリーにばかり注目され、悪妻に仕立てられるのは後世のこと」という。
 社会主義のソ連でトルストイの子孫がたどった過酷な運命も、ふみ子さんは追っている。偉大な思想は子孫にも重くのしかかっていたようだ。

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トルストイ家の箱舟

2011-02-23 08:49:40 | 日記
トルストイ家の箱舟 朝日新聞2010年12月25日より
英文(写真)は The Asahi Simbun ,Feb.15th 2011より
トルストイ最晩年の謎に迫る「トルストイ家の箱舟」ロシア語訳、本国で出版
ふみ子・デイヴィスさん著 ロシア外務省と大使館など企画 共同で映画作りも

 ロシアの文豪トルストイ(1828~1910)の最晩年と客死を巡る事情を解きほぐした、北九州市出身のふみ子・デイヴィスさん著「トルストイ家の箱舟」(群像杜刊)がロシア語に翻訳された。ロシア外務省が原著に注目し、没後100年にあたる2010年秋、寄贈用に出版した。今春には市販する計画だ。(八板俊輸)

 『箱舟』」は07年の出版。トルストイの死出の旅となった家出の謎を解こうと、妻ソフィアや秘書ブルガーコフの日記、末娘アレクサンドラの手記などをもとに、家族や高弟チェルトコフら周辺人物の立揚を探る。国家や教会権力とたたかった思索、財産放棄の遺書、13人の子を産んだ妻との家庭騒動と、当時の状況を解き明かす。
 出版は、ロシア外務省と在日口シア大使館などが企画した。出版に尽力した駐日ロシア大使の妻ナータリヤ.・べーラヤさんは「『箱舟』は日本で評判がよく、ロシア人もあまり知らないことが書いてある。ロシアでもぜひ読まれてほしい」と話した。
「箱舟」のロシア語訳は源氏物語の翻訳で知られるタチヤーナ・デリューシナさん。装丁はトルストイの玄孫(やしゃご)でモスクワ在住の画家ナタリヤ・トルスタヤさん(56)。トルスタヤさんは「トルストイ没後百年記念」と銘打ち世田谷区の昭和女子大で昨年末に開かれた自身の絵画展のため来日した、「過去の数多くの本で、ソフィアはトルストイと仲がよくないかのように書かれた。でもディヴィスさんはは妻の心情や膨大な蔵書の目録づくりの功紺を肯定的に評価している」と語る。
 .デイヴィスさんはシンガポール在住の陶磁器絵付け作家。1975年モスクワの民族友好大学を卒業し米国商社員と緒婚。99~2002年にもモスクワに滞在.し、トルスタヤさんに出会い、貴重な資料を得て「箱舟」を執筆した。トルストイの末娘アレクサンドラがロシア革命後、「いかに生きるべきか」と間い続けた父の哲-学を実践し、米国亡命前に日本に滞在した時の回想録も翻訳出版した。「箱舟」と回想録の2作品をもとに、日口共同で映画製作の計画-が進む、デイヴィスさんは「女性の立揚からソフィア夫人の等身大の入物像を探ったら、勤勉、律儀で聡明(そうめい)な良妻賢母だとわかった。日口関係は北方領土問題などでぎくしゃくしているが、文化面で親近感を伝え、友好に役立てぱうれしい」と話している。

[トルストイの客死]
伯爵家に生まれ、長編小説「戦争と平和」などで名声を博したトルストイは、農地経営を経て国家や宗教を批判する思想家として著作を重ねた。印税などの財産放棄を決意して家族との不和が起きる中。1910年晩秋に家出。鉄道による旅の途中に体調を崩し、下車した小駅の駅長舎で肺炎のため82歳で死去した。

[写真]ロシア語に翻訳された本と原著を手にするべ一ラヤさん(右)とトルスタヤさん=港区のロシア大使館、竹谷俊之撮影
    ふみ子・デイヴィスさん
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講演会のお知らせ

2011-02-21 08:38:21 | 日記
講演会のお知らせ
演題
広島平和文化センターの理事長就任の経緯と洞爺丸沈没事故で失った父が残したもの
_ー広島の平和文化とは何なのか &これからの反核運動ー
1 講師 スティーブン・リーパー氏 財団法人広島平和文化センター理事長
2 時  2011年3月11日(金)18:30~20:00
3 場所 広島YMCA学園
4 会費無料 どなたでも当日直接お気軽に会場にお越しください。
5 主催 ひろしま・チェコ友好協会 西区三篠町二丁目19ー6
 お問合せ ひろしま・チェコ友好協会TEL(082)237ー5151
※講演終了後場所を変え『L@Marius』欧風台所 (流川6-12TEL240ー0237)にて講師を囲んで歓談をいたします。併せてご参加ください。
なお、当日受付で@3,000円(飲物込み)を集めます。
 スティーブン・リーパー(Steven Lloyd Leeper) 1947年生まれ
経歴
・父の仕事で、幼年期を東京で過ごす。_
・セントピータースブルグ大学時代は兵役忌避の平和主義者宣言を行う。
・ウェストジョージァ大学大学院(臨床心理学修士課程)修了
・日本語を学ぶため1984年に来目。
・1985~1986年広島YMCA英語教師
・1986年、広島市で、翻訳・通訳会杜有限会杜トランズネットを設立。
・1998年反核市民団体グローハ“ル・ピースメーカーズ・アソシェーションを結成。
・2002~2003年平和市長会議米国代表
・2003~2007年財団法人広島平和文化センター専門委員
・2007年財団法人広島平和文化センター理事長

 スティーブン・リーパーさんのお父様であるデーン・リーパーさんは昭和29年の洞爺丸沈没事散で;遭難死され、その人道的行動は多くの人々を感①させました。
その後のお母様の子育てや生き方に触れていただきます。
 スティーブン・リーパーさんが財団法人広島平和文化センターの理事長に就任されて4年が経ちます。今国の若い人たちの間でも、核兵器に対する考え方が代わリつつあるそうです。それも原爆展で全米を回ったリーパーさんの行動力と核廃艶への熟意の賜物だと確信しています。
この機会に不思議なご縁を経噴されたり体現されたお話をお伺いしながらリーパーさんのお人柄に触れると共に“平和の尊さ"を学び
そして私たちに何が出来るかご一緒に考えましょう。


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『カリンカ』広島公演

2011-02-21 08:35:53 | 日記
【2011年11月ロシア少年少女民族舞踊団『カリンカ』広島公演】
 企画・運営スタッフを募集しています。講演内容・日程など詳細は未定ですが、詳しくは080-5505-4872 
 またはqyu015271030@at4.mopera.ne.jpにお問い合わせ下さい。
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