日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

ロシア歌謡を歌う会に42人1

2018-03-16 19:49:41 | 日記
出会いと感動!ウズカザフ旅行へ
呉のロシア歌謡を歌う会に42人
 2月24日(土)午後2時から呉市内のガレンホールで、呉支部主催の第11回ロシア歌謡を歌う会が開催されました。伴奏はアコーディオン高田龍治さん、ピアノ若本真理子さんゲストは、岡山県赤磐市から一杉次郎さん、一杉エルビラさんでした。
 呉と江田島の参加者が多く、用意していた38冊の歌集と椅子が足りなくなり、2人で1
冊を見ていただいたり、階段にあった丸椅子を入れながら嬉しい悲鳴をあげました。男性は14人、高田龍治さんの計らいで今回初めて、声慣らしの前半7曲(トロイカ、カチューシャ、一週間、カリンカ、モスクワ郊外の夕べ、百万本のバラ、バイカル湖のほとり)のうち「一週間」と「百万本のバラ」を、男声と女声の2部合唱しました。実力者の多い男性陣の声が揃わないところでは思わず笑いが。ウズベキスタン国籍のタタール人で、ロシア語ネイティブのエルビラさんがロシア語で「モスクワ郊外の夕べ」を歌うと、参加者うち数人はロシア語で、他の者は日本語で歌って、一気にロシア的雰囲気に。
 休憩時間に呉市豊島の「どこのものより美味しい」と評判のみかんをいただき後半。この間に参加者の1人、シャンソン歌手の谷本惣一郎さんの中学校時代の恩師が、今回ピアノ伴奏の若本真理子さんとわかり、歌う会はにわか「歌とピアノのコンサート」に。参加者は谷本さんの、若本さん伴奏による歌「愛の讃歌」をまじかに聞き、その迫力に圧倒されました。
 ゲストタイムは一杉夫妻。次郎さんは、ロシアロマンスにおける御者の歌「Дорогой Длинною ダローガイ・ドゥリンナユ 長い道」について、フランス人歌手ダニエル・
ビダルがシャンソンとして日本に紹介し、森山良子らが日本語で「悲しき天使」として歌うに至った経緯と訳詞を説明、その後ロシア語の歌唱指導。エルビラさんは参加者のロシア語発音要求に応えました。そうして「Дорогой Длинною ダローガイ・ドゥリンナユ長い道」を全員で歌いました。
 アンコールタイムは、大石さんの「母なるヴォルガを下りて」の独唱。その後「けし」、「黒い瞳」、「ウラルのグミの木」、「心騒ぐ青春の歌」を全員で歌って締めくくりました。
 アンケートでは「大変良い」が圧倒的に多く「良い」が2、その他は0でした。また、・「すごく感動しました。40年前にハバロフスクへ行き、ロシアの人に大変お世話になったことを思い出し感激しました。毎回参加したいと思います。」、・「今日参加して良かったです。歌えない、知らない曲もありますが楽しいです」、・「初めてのロシア語には目を白黒ででした」などの感想が寄せられました。
 後日FBで、一杉さんから「ユーラシア協会呉支部では、7月にタシケントとアルマトイに行く旅行を計画しました。観光も勿論ですが、タシケントでは、レストランの一室を借りて、ナボイ劇場のバリトン歌手・シュクール氏とコレペト(伴奏の専門家)アルフィーヤさんを招いて、ミニコーサートを行いその後、皆で歌います。アルマトイでは、ダーチャに行きます。ダーチャの主人は、本職は、原子物理学者ですが、バヤンの名手なので、ワイン・ウォッカを飲みシャシリクを食べて、皆で、歌を歌います。」とご案内があり、旅行についての問い合わせもありました。歌で、一昨年の「タシケント・サンクトペテルブルク旅行」、昨年の「ボルガクルーズ合唱交流の旅」同様に、否、それ以上の感動を呼びそうで楽しみです。
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日本ユーラシア協会広島支部ニュース 2018年2月28日

2018-03-03 02:05:31 | 日記
日本ユーラシア協会広島支部ニュース 2018年2月28日

【県連理事会が開かれました】
2018年2月23日ビューポートくれ
①2/3 中四国・九州ブロック会議について(写真参照 )

②全国総会参加について 3月24日25日 水戸市
③県連総会開催について 4月13日金曜日 14時より 呉市阿賀まちづくりセンター(呉線JR阿賀駅近く)
④ユーラシア旅行について
ⅰ)ウズベキスタン・カザフスタン旅行 2018年7月6日より12日間 呉支部主催 県連後援
ⅱ)ハバロフスク旅行 2018年8月 神奈川県連主催
ⅲ)カザフスタン・キルギスタン旅行 2018年8月末 本部主催 県連後援
⑤その他

【広島市政功労表彰式】
2018年4月2日11時より(集合10時45分講堂前)
広島市役所2階講堂 
問い合わせは08055054872

【第71回ロシア語能力検定試験】
2018年5月27日日曜日午前・午後 内容 4級3級 広島会場 安芸区民文化センター 3階音楽室(736-8509 広島市安芸区船越南三丁目2番16号)
詳しくは、http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/schedule.html

【2018ひろしまフラワーフェスティバルに参加します 】
2018年5月3日4日5日
平和大通り 詳しい内容は随時ご案内します。
今年はクロットさんのロシア民芸品コーナー、マリナさんの手作りハーブ石けんの紹介販売をします。

【サム・トゥッ・ソリ広島公演】
2018年4月14日土曜日 広島市西区民文化センター
昼の部 13:30 開場 14:00開演 夜の部 18:00開場 18:30開演 
問い合わせ 0822955065 音楽センターひろしま

【フクシマを忘れない! さようなら原発 ヒロシマ集会】
2018年3月11日日曜日
第一部 広島弁護士会館3階 10時~12時
第二部 原爆ドーム前 13時30分~15時
問い合わせ 事務局 0825035855 09057080117

【第16回全国女性集会に参加して  広島支部 伊原敏子】

 昨秋11月18・19日長崎で行われた全国女性集会の参加は41名で、北海道から12名、東京、浦和、京都、大阪、本部から5~6名ずつ、当県からは私一人、長崎は7名の方々が私達を迎えて下さり、竹田会長(札幌)、堀江理事長(東京)、高の瀬福岡県連会長も出席され、力強い会となりました。
 第1日目は木村女性部委員長、地元代表の挨拶に続き、「市民運動ネットワーク」の葛西よう子さんから「女性と平和」と題しての講演を聞きました。長崎の平和を求める諸団体の結集組織の中での、「高校生一万署名」の取り組み、「市民平和集会」、「女性史研究会」の発足、戦後すぐ発足の婦人会活動の歴史など、ご自身の研究活動についての発表でした。被爆地長崎に住んで50年、平和運動の一部に身を置けた幸いと感謝している、と結ばれた。
 続いて意見発表として4名。1番目の長崎女性史研究会の木村泰子さんは、渡辺千恵子さんの一生の活動について、16歳で被曝、30数回の手術を受け、生涯車椅子の苦しい生活を余儀なくされながら、国内外に被曝の非人間性を訴え続けられた活動について、「千恵子さんの命を削るような証言があったことを、忘れることはできません」と。
 2番目が私。先ず敗戦後、六死に一生を得て、北鮮から引き揚げ、被爆地ヒロシマへ帰った者として。歴史上初めて国連で核兵器禁止条約が昨年7月7日採択され、その直後の原水爆禁止世界大会が長崎で開催された地での、会の意味。禁止条約採択までの被爆者、及び市民社会の行動など、そしてICANの受賞を含め、今後の私達の運動の方向について発言しました。
 3番目は大阪の塚田雅子さんの、地道にしかも楽しい「女性の会」の活動の様子、4番目に札幌支部の大橋章子さんの、文化サロン、合唱、他団体と共に行う行事等、札幌支部女性部の団結のすばらしさについて聞くことが出来ました。
 懇親会では、新鮮なお魚料理を囲みながら、札幌女性部のコーラス、シングソングライターの安田葉子さんのギター演奏。マンドリンクラブ指揮者としてのギターの音色は格別すばらしいものでした。
 2日目は、観光バスによる市内ツアーと、女性史関係散策のコースに分かれての行動で、私は前者を選び、4人が5時間かけて、市内の名所を見学しました。原爆資料館、世界遺産に登録された旧グラバー邸、国宝の浦上天主堂、歴史博物館、平和公園、孔子廟、中国歴代博物館等々、歴史ある長崎のまちを見学することができ、よい機会でした。
平和・いのち・音楽でつながる人の輪は、すばらしい。(友の言)

【東電福島第一原発事故現場の見学の感想】福島原発行動隊会員の田河内さんの福島訪問記です。
 原発事故が起きてまもなく丸7年を迎える。東電福島第一原発が地震と津波に起因する爆発事故を起こし、その事故現場を一目でも現認しようと思いながら何もできずにいた。
 折しも、事務局から事故現場の見学が計画されその募集が伝えられた。東北というと行ったこともなくて、土地勘も交通事情も全く分からなくて行くことが出来るのかとかなり参加することに迷った。しかし、なんとかなるだろうと思って参加の申し出をした。
 そして、無事に冒頭の見学を終えることが出来たのも、理事長をはじめ在京の人や東北の会員の方々に宿泊や移動や情報提供等様々な点でお世話になり、まず心から御礼を申しあげたい。
 最初に強く思ったことは、会員の個々の人たちが会の活動に実に真摯に取り組んでおられるということでした。地方にいる私としては、会の運営はお任せにして、会から具体的に提案されるであろう事故処理作業の参加要請に応えることが出来るようにと、その準備を整えているようにすることでした。そんな訳で、会の運営には全く関心を抱くことはなかったのです。
 福島原子力発電所の見学では、福島原子力発電所の入退出所は丘陵地帯の高台にあって、その高台からの遠望は、何の変哲もない晴れやかで穏やかな東北の海があり、北国の寒くて荒天をおもんばかっていた身にとって何か牧歌的な雰囲気さえ醸しださんとするようでした。しかしながら、視線を海岸線から丘陵地帯に向けていくと、地表全面をコンクリートで覆いつくす光景があらわれ、その光景は荒涼たる近代文明の廃墟を象徴する異様なものに思われました。そして写真でよく紹介されている廃屋になっている原発建屋が、意外と小さく見え、しかしその異様さの中心点を確かになしているようでした。
 またその異様な感覚は、お世話してくれるすべての東電職員のまことに慇懃な接待ぶりであり、事故現場の殺伐な風景のなかで行われている行為としてあまりにかけ離れたものを感じました。
 楢葉町での新興都市のような真新しい活力が、津波と原発事故による住民避難という困難を克服して新たな郷土造りという復興事業を推進しているわけですが、国の復興予算と東電の事故処理事業という巨大な原発推進マネーによって再建パワーを横取りしてしまうのではないかと感じられ、同じような違和感を強く持ちました。近隣の市町村の再建が原発推進マネーによって主導権を奪われて、関係市町村と地域住民が再び原発依存で身動きできないようになってしまわないかと危惧します。
現状での会の行動が、具体的な事故処理作業に関わることが出来ないのであれば、新たなリタイアしてくる志あるニューシニアの戦力を補充しながら、そのときに備えていく努力が要請されているのだろうと思います。それに加えて、国と東電とに事故処理の情報が集中されていて、公開されるべき情報があるいは都合の悪い情報が公開されないことが想定されます。可能であれば民間の事故処理監視機関として、また、安全を第一する事故処理作業の進行とそのチェックとそれにまつわる公開されるべき情報の公開保障機関として機能できるように組織の新しい役割として考えてみてはどうでしょうか。田河内 康輔 

[環境放射線測定値 μSv/h]2018年1月19日
① 福山駅0.054 ②東京駅0.024 ③福島第一 多核種除去設備付近0.437 ④入退域管理棟内0.289 ⑤1、2、3.4号機付近 測定限界以上 ⑥荷揚場海側設備5.375 ⑦5、6号機付近1.688 ⑧サブドレン浄化設備1.393 ⑨免震重要棟1.970 
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