日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース2018年12月24日

2018-12-24 17:26:20 | 日記
 日本ユーラシア協会広島支部ニュース2018年12月24日
【県連理事会が開催されます】
 日時 2019年1月9日 14時~
 場所 広島市留学生会館

【本部より】次の通り2020年全国総会開催要請がありました。会員の皆様のご意見をお寄せいただければありがたいです。連絡は住所(732-0021東区中山新町二丁目10番14号)または電話08055054872にお願いします。

日本ユーラシア協会広島県連合会
会長 黒川冨秋様
日本ユーラシア協会第57回全国総会開催地についてお願い
2020年3月に予定されている協会第57回全国総会につきまして、広島で開催していただきたく、是非ともご協力いただきたく要請する次第です。
全国総会は東日本と西日本で相互に開催するのが恒例となっていますが、2018年は初めて茨城・水戸で開きました。茨城県支部は大きくない組織ですが、成功しました。
2020年は是非とも西の広島で開催したいと考えております。
2)総会の本会議や分科会などの中身につきましては、本部が責任をもちます。開催県連には、代議員などが宿泊するホテルの予約、本会議や分科会を開く施設の確保をお願いいたします。これに関わる費用については本部が負担いたします。また、祝賀会については開催県連に責任を持って頂くことになります。
3)総会の内容や費用負担については、問題があれば具体的に話し合って決めていきたいと考えております。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
2018年12月10日
日本ユーラシア協会 理事長 堀江則雄
事務局長 白井 亮

【カザフスタン留学生送別会】山陽女学園高等部への留学生アイーダ三が12月25日帰国となりましたので、9日ANAホテルレストランで送別会を開きました。[写真右上]

【「ロシアン・カルト特集」のご案内】ロシア文化フェスティバル2019 IN JAPAN 開催期間 2019年1月25日~2月7日場所 広島市映像文化ライブラリー(上映開始時刻は別途ご確認ください。)
1/25(金)アエリータАэлита、
1/26(土)火を噴く惑星Планета бурь、
1/27(日)妖婆 死棺の呪いВИЙ、
1/30(水)スタフ王の野蛮な狩りДОКАЯ ОХОТА КОРО ЛЯСТАХА、
1/31(木)メキシコ万歳ДА ЗДРАВСТУЕТ МЕКСИАКИ!、
2/1不思議惑星キン・ザ・ザ,2/2 ミスター・デザイナー,2/3 UFO少年アブドラジャン,2/6こねこ,2/7フルスタリョフ、車を!



【映画「コスタリカの奇跡」レジュメ】[12/8上映会より]

米国=アメリカ合衆国
第1章 別の道を行く・・・戦闘機1機=小麦2000万リットル 駆逐艦1艘=8000軒の住宅
(1)1948年 コスタリカ軍隊廃止
(2)軍事経費 ⇒医療費(国民皆保険制度)と教育及び社会保障に・・・おかげで医療費は米国の15%に
(3)国の安全保障について識字率は向上
・戦車かインフラか、機関銃か病院・学校か
・人に投資する福祉團家を目指す~健康・教育・貧困対策へ投資
⇒大学の学費は無料・・・“教育と医療は権利だ”⇒連帯や平和の価値を教える
・政治的、社会的安定国家とは・・・基本的な二一ズが満たされている⇒グロ一バル化がストレスを生む
・「コスタリカの母は幸運にも、子の誕生から兵士の道なしを知る」(国連平和大学)
(4)地球幸福度指数・・・コスタリカ1位(151カ国中2016)~2位ベトナム、3位コロンビア
その他、主観的的幸福度も1位(2位デンマーク、3位アイスランド)

第2章 軍の撤廃
(1)1940年、カルデロン・グアルディア大統領!・・・労働法と社会保障を整備
⇒社会問題が解決⇒社会福祉国家へ
(2)1948年・・・最後の内戦~富裕層の反発から⇒武装蜂起へ
それに対して、一市民のホセ・フィゲーレス・フェレール(ドン・べべ)が立ち上がる
※“未来には、軍も失業者も存在しない。そして貧富の差も”'(「世界文化史大系」H.G.ウェルズ)
(3)ホセ・フィゲーレスの勝利・・・その後
国軍の排除⇒自分の民兵(国民解放軍)の解除…このあと半世紀、,政情が安定
・・・剣は自由の敵だ!敵に力を与えるな“(ホセ・カストロ)
(4)カルデロンの反抗…1949年と1955年~ソモサが支援
⇒ホセ・フィゲーレス、民兵をを先導しこれを撃退
(5)米州相互援助条約(1947年)~アメリカ大陸の集団安全保障条約
※「戦争は病気、平和が普通」・「戦争は人閲の原始性」
(6)国の安定(中産階級革命)~手本は「ニュー・ディール」(米国)や「中庸社会主義」(デンマーク)

第3章 新たな課題
(1)1980年代の危機・・・中米が冷戦の戦場化(いわゆる代理戦争)
・1982年,コスタリカの中立を宣言「中立化宣言」〈モンヘ大統領)
・1983年,モンヘ大統領事ヨーロッパヘ⇒コスタリカヘの支援を要請⇒ヨーロッパ各国・カトリック教会が歓迎・支持
※「平和が精神的”武器”
・1986年の選挙…カルデロンJr.(米国寄り派) vs オスカル・アリアス(中立派)
⇒若者と女性の支持でアリアスの勝利
※「中米では今、子が見送るのでなく母親たちが息子を埋葬している。」
・米国の圧カ~1986.12月・・・アリアス、ホワイト・ハウスヘ行きレ一ガンと会談(その後4回に及ぶ)⇒外交支援をヨーロッパ各国に求める~各国首脳と法王を説得⇒各国首脳が中立支持に合意
・・・10月、アリアス ノーベル平和賞を受賞! ⇒世界に「中立的立立場」を発信
※(米国の圧力に対して〉「援助を失おうとも、未来を見すえよう。」~(この道が国益だ!)
(2)2003年米国が紛争への干渉~イラク戦争
⇒バチュコ大統領,、イラク戦争の有志連合参加を決定
⇒コスタリカで草の根運動起こる⇒国民は猛反対し、一ロースクールの学生が大統額を訴える!
⇒”憲法裁判所”はこの訴えを認める
(3)2010.10月ニカラグア、ニコスタリカの国境に侵入
⇒ハーグ国際裁判所に訴え~国際法に頼る⇒勝利(ニカラグア軍の撤退)
(以下次号へ)
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