JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

IC-756PRO3 不具合 原因ほぼ特定

2013-08-21 22:58:00 | アマチュア無線
SSBモードで最小パワーで音声も入れずに送信しただけでRFメータが勢い良く振れて、消費電流も30A近く流れる症状、ファイナルトランジスタがショートか?と思考回路も短絡的に決め付けるところでしたが。

160mと80mは正常だったのファイナルは(多分)大丈夫だと思いながら、厄介な故障だなと数日悩ませてくれました。

実際にはファイナルの部分で発振している印象が強くて、バンドパスをスルーしたり、アンテナチューナー切り替えをスルーしたりすると正常なのでした。

それでICOMに相談したらヒントを貰えました。ずばりそこでした。感謝

リレーでアンテナ回路を送信側と受信側に切り替えていますが、ここの受信側に行くラインに気になる回路があったのでした。これは送信時に送信波が受信のトップに流れないように入口をダイオードとトランジスタでアースに逃がす回路でした。受信トップの保護?かと思ったのですが、

どうも違うような、何故ならば、その先は微妙に送信との共通回路からファイナルへ繋がっていて、ループが出来るように見えます。このループを切るための回路が入っているのだろうと想像しています。

ミュートするためのトランジスタQ25が壊れてループが成立していたのでしょうか
この仮定だと、犯人と症状が一致します。

次の課題はこの米粒以下のチップをどうやって交換するかです。
どの部品かはひとつ前の画像をご覧ください。

なぜ壊れたかという謎も残っています。誘雷?
オーナーは何十年も無線やっているが雷でやられたこともないので、雷でアンテナを外したことがないと言っています。運が良かった。
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