岩田院長のブログ

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「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

2021-06-27 22:11:11 | 
今日は朝から広島で仕事
移動時間を使い、読書(今はオーディオブック📚ばかりなので、正確には聴書)
一昨日から聴いているのは、ドラマ「ドラゴン桜」に感化されて「「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書」です。
要点としては、
(1)本を読む前に「装丁読み」と「仮説作り」を行う。
(2)記者になったつもりで著者に質問し、疑問を追求する「取材読み」で、論理の流れをクリアにする。
(3)ポイントを要約し、次の展開を推測しながら読む「整理読み」で、一言で説明する力をつける。
(4)複数の本を同時に読み、「検証読み」を実践することで、多面的な見方を身につける。
(5)アウトプット重視の「議論読み」で本の内容をしっかり記憶に定着させる。
本を読むためには準備が必要で、その準備が本についている帯だったりです。例えば、「もし徳川家康が総理大臣になったら」という本の帯には「コロナを収束させて信頼を取り戻せ えげつない決断力と実行力」が書いてあります。この本はまだ読んで事ないですが、この帯から判断すると、非常事態の中で必要なのはいろんな意見がある中でこれだと決断し、それを指示して実行させる、もしくは自分で実行する。そういった行為がリーダーの信頼につながる。
この帯だけでこの本の内容について仮説を立てる。この方法はテストにも応用でき、いきなり文を読んで解答するより、設問を見て文の内容を仮説すると文がスムーズに入ってきます。この方法はTOEICのリスニングパート3,4でも行いますし、パート7の長文も設問を見てから文を読みます。また、同じジャンルで考え方の違う本を並列で読み、いろんな意見を比べる事で多面的な見方を身につける。そして、読書を終えた時にこの本の帯になる様な簡潔な文を自分なりに考える。
ただ読書するのではなく、攻めの読書をする。東大に合格する人は自然とこの様な読書ができている。受験生は参考になります。
今度は「東大作文」を聴こうかな!
コメント
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