土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

アジサイ街道

2008年05月31日 23時01分55秒 | Weblog
今年も、香美市、土佐山田町と、香南市、野市町の間にある、アジサイ街道の花が、咲いて来ました。まだ、一番下の段が、咲き始めた所ですが、土手一面のアジサイが一斉に咲くと、壮観な眺めとなります。ボランティアで、花を管理されてる方の、ひたむきな、努力に頭が下がります。何せ、1,5キロほどもある土手一面、本当に綺麗に手入れされているのは、凄いと事だと思います。我が家の狭い庭さえ、手入れ出来ずに、草ぼうぼうなのですから、草の生命力の強さには、驚かされます。負け惜しみで、ネイチャーガーデンだからと言っていますが、やはり、手入れは必要です。先日サンルームに置いていた鉢を見て、雑草の寄せ植えになってると、かみさんが言って笑っていました。鉢に植えたようで、これはこれで、おもしろいと思った事があり、見方によっては、敵にも、味方にもなるのは、人生のようで,中々深いと。雑草も大事なんだから、庭にはえてもとは、やはり思えませんよね。

戦後の植林材で、新しい高知の文化を創る。

2008年05月30日 23時17分25秒 | Weblog
アイビーログ工房の土台は、15センチ角の桧を使います。三原村のポスト&ビームも、15センチ角。今回は三原村産の桧で、作りました。昔から、土台には、栗、杉の赤身、等と並び、防虫成分があり腐りにくいと、よく使われていました。杉と比べ、成長が、同じ大きさまで育つのに、20年~25年余分にかかるので、高価な材ですが、家はやはり土台が大事なので、使っています。普通は12センチ角なのですが、構造材が大きく、ホゾ等仕口が大きいので、この大きさを使っています。この大きさの角材が取れるのが、樹齢50年前後の桧なのです。アイビーログ工房では、大体、戦後植えられた50年前後の、杉、桧材で家を建てています。これは理由があり、杉だと、十分な大きさ、末口26センチから32センチ前後の材に育っていて、じゅうぶんに立派な、ログ材としても使えるのと、今は数少ない、100年、200年の材は、製材して仕上げざいに使うのが良いと思っているからです。昔は天然桧の大きな材や、希少な良材を使う事が、良い家だと言う風潮があり、又その選ばれた良材で、腕の立つ職人が創った家は、確かに素晴らしく、今の時代にも残って昔の職人文化を伝えてくれています。しかし今は、そんな時代ではなく、今ある木材でいかに、100年~200年立ち続ける建物を立てる事こそ、大事だと思うからです。角材にして、この強度を得ようとすると、最低100年生の材が必要です。その土地にある普通の素材を使い、最良の物を創り育てるのが、その土地の文化なのです。今高知には、戦後植えられた、手を入れなければならない、50年前後の杉、桧が、それこそ山ほどあるのです。この木で新しい高知の文化を作って行きたいと私は本気で思っています。職人を育て、樹齢50年前後の木で100年~200年立ち、愛される家を作ります。応援して下さい。

木の魅力?魔力?楽しい仕上がり。

2008年05月29日 09時06分15秒 | Weblog
今度の日曜日、三好市のポストアンドビームの、引渡しとなります。大工、左官工事は終わっていたのですが、照明器具と設備のパーツが来て無く、まだ引き渡して無かったのです。施主さんの、思いのこもった、器具や照明で中々個性的な、出来上がりになっています。一番は手作りのキッチン。シンク、タイルにこだわり、オーブンレンジも外国製品で、おしゃれな物になっています。天然木の厚板と組み合わせ、オンリーワンの仕上がりになっています。次に階段。自然木の厚板と曲がり木で、思わず上がって見たくなる仕上がりとなっています。写真は、吹き抜けの手摺、自然木の、楽しい仕上がりとなりました。

梅雨入り。

2008年05月28日 21時11分24秒 | Weblog
今朝は、まだ天気も良く天気予報もはずれるかと思いましたが、午後には雲行きが怪しくなり、夕方には、強い雨となりました。ラジオを聴いていると、梅雨入りしたそうで、五月の梅雨入りは近頃聞いた事がないので、思わず、ラジオに向かって、ほんまでっか、と突っ込みを入れてしまいました。うっとうしい季節ですが、作物には無くてはならない雨をもたらしてくれます。梅雨と言う季節を、楽しむ心を持てば、なんと言う事は無いさ、と自分に言い聞かせました。雨が降ってきそうだったので、高知市鏡の木楽屋さんの所へ、仕事の打ち合わせに行きました。今日は営業日では無かったので、ご主人と、外の庭で話しをしましたが、庭に植えた木も、大きくなり、散歩する道も良い感じになっていて、晴れた日に、ここで焚き火をしたら楽しいだろうなと想像しました。ともかく、庭と聞くと、小さい物を想像しがちですが、ここは、公園、キャンプ場といったほうが、ぴったりくるくらいの、スケールです。小さな小川もあり、気温も市内とは、明らかに違い、半そででは、少し寒いぐらいです。鳥の写真があったので聞くと、鳥好きのお客さんがあり、色々教えてもらったとの事。それまでは、全部鳥は鳥だったのが、今は、あれは、アカショウビンの鳴き声等と、詳しく分かるようになったと、言っていました。鳥の声を聞きに来るお客さんもいるとか。写真は、アイビーログ工房の全景。除草剤をまかないので、今からは、アマガエル、の天国になります。

塗装のメンテナンス。

2008年05月27日 18時50分13秒 | Weblog
塗装のメンテナンスで、香南市のK邸に行って来ました。外観は、まだまだ綺麗で、大切に住んでくれているようです。早めに塗装してくれているので、塗るのも楽に作業出来ました。それに、少し高台にあるので、風の通りも良く、カビも生えていませんでした。建ってから、4年目に入りだいぶ、庭も緑が増え、良い感じになって来ています。北面の、庭の周りの木が、大きくなり、景色が見えなくなって来ていて、4年目で、こんなに大きくなるのかと、改めて高知の、豊かな植生を驚きながら、再認識しました。何時でも良いからと言われていると、中々行かれない物です。佐川町のMさん、もう少し待っていて下さい。必ず行きますので。