暑い日が続きます。丸太の壁も積み終わり、デザインカットも終了。木口にサンダーを当て美装。
一見出来た感じですが、母屋やポストを急いで作っています。ただ、まだ仮の作業場で、作業小屋がないので、雨が降ると作業できない事もあり、天気と相談しながら追い込み作業中です。暑くて疲れきった時、いい年こいて、なんでこんな事をやっているのかと自問する事もある。仕事だから。好きだから。施主さんの喜ぶ顔が見たいから。他にやる事がみつからないから。全てイエスのような気がする。しかし自分の為と言うのが、一番近い気がする。同じ図面でも、作る人の個性が出る建築。こんな建築が今激減している。全てカタログから選んで決める。TVや、車のように、カタログから選んで作る建築とは違う喜びが、確かにこの建築にはある。作業はきついが、しんどさに負けず、やり遂げる事が、続ける原動力になっている。自然の木、土、石、風景は飽きない。何故か?生きて行く上で、必要、なくてはならないものだからだろうか。同じ物が無い豊かさ。使い捨ての貧しさ。手をいれ使い続ける事の豊かさ。もう皆十分に豊かな生活をしていると感じている。そろそろ、新しい豊かさを創って行こう。