土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

来年もよろしくお願いします。

2014年12月30日 12時47分11秒 | Weblog

今年も、後1日となってしまいました。忙しく、あわただしく流れてしまったような一年でしたが、充実していたように感じています。暮れには、ログハウスオブザイヤーの受賞もあり、良い思い出もで来ました。

来年は新規一転挑戦の年となります。新しいことに、怯まず挑戦していこうと考えております。まずは愛南町の現場をどんなに仕上るか、わくわくして創って行きたい。次に新月伐採の取り組みも、広めたいし、私の考える家つくりを、皆に知ってもらう事も、積極的にやって行こうと考えております。素材にこだわり、快適で安全な家を追求して行き、将来に負債を残さない家を建てて行きます。香川県でのシェルターにもなるログハウスも、施主さんの賛同も受けた、わくわくする家つくりです。日本の建築のあり方が、安く、早く、簡単になって行く中、時間をかけて建てる事の意味を出せる建築を、これからも続けて行きます。やっている事は、今年とあまり変わらないように見えても、大きな目標に、ぶれる事無く、少しずつでも前進して行きたい。来年もアイビーログ工房をよろしくお願いします。


ログビルダー修行中。

2014年12月25日 08時35分52秒 | Weblog

ログビルダー修行中の中脇君。仕事が終わってから蛍光灯の下で、ノミを研いでいました。毎日研ぐことで、少しずつ職人になっていくのだと感じています。頭で出来る事と違い、手技には、近道が無く、繰り返し、繰り返し砥ぐ事によって、考える事によって、体にその間隔を焼き付けるしかありません。寒い冬の夜、冷たい水を使い刃物を触っていると、手が硬く、がさがさになって、職人の手になってきます。自分のなりたい未来に向かって、精進するしか近道はありません。自分の未来は自分で作るしかありません。高くて乗り越えられない壁も、一つのステップを越えれば乗り越えられる物。この一年どう過ごすかで、彼の未来は大きく変わります。たくさんの施主さんが喜ぶ家を、作れる職人になってもらいたいと思います。今回もう1人新人が入る予定でしたが、直前に断念したので、当分新人は彼1人なのは残念です。競い合い、話し合える仲間がいると良いと思っていました。しかし頑張って、ログビルダーの、建築に携わる事の素晴らしさを、世の中に発信して行きましょう。結果は、未来は自分で創るのだと。

つらい事やしんどい事に身を投じる事は、逆に考えれば、人に出来ない体験、乗り越える喜びがあると言う事です。私の体験で言うと、ログビルディングは、自分にも、建てる人にも喜び、がある仕事だと感じています。厳しい反面、やりがいがある仕事が良いと思うのは、私だけではないはず。100年のログハウス、未来を創りたい若い人、募集継続中。


基礎完成?

2014年12月18日 08時40分13秒 | Weblog

愛媛県愛南町の基礎も、ほぼ完成していました。畑だった頃と、すっかり赴きは変わり、家が建つことが、実感出来ます。整地してみるとかなり広く感じられます。反対に基礎は案外小さく感じられますが、ここへ実際家が建つと、かなり大きな家と感じられる事と思います。今回も柱はアンティーク色ですが、外壁は漆喰仕上げとなります。イメージがもう頭の中では出来ています。大きな家根がかかり、どっしりとした外観になります。早く上棟したいところですが、来年の一月中ごろをめざしています。

寒波が来てきっと、基礎は雪に覆われている事だとおもいますが、高知は快晴で仕事日和。チェーンソーワークもはかどりそうです。雪が積もると、雪かきをしないと作業できない北国より良いと思えますが、夏の酷暑とどっちがいいのか?でも暑くても、私は高知が好きです。

 


新しい土佐の現代民家完成。見学会に来てくれた、多くの方に感謝します。

2014年12月15日 10時49分58秒 | Weblog

四万十市の見学会は、多くの方に来ていただきました。本当に有難うございました。幡多地方の町から色々な人が来てくれ、多くの人達がログハウスに興味を持っている事を、肌で感じる事が出来ました。

この家が建ち始めて、ずーと見てきている方も多く、完成を楽しみにしていたと言ってくれた方が多くいて、本当に嬉しかった。工程を詳しく話す人の何と多かった事。僕よりも詳しいのではないかと思うほどでした。

地元の人に愛される建築が建てれた事を、誇りに思います。古民家風のたたずまいに、新たなログハウスのファンも、増えたように感じました。このような自然素材、地元の素材を多く使った家が、この道沿いに増えて、新たな幡多路の風景が作れたら良いなと思いました。

玄関を入ると広い土間。そこにメイドイン高知のonoストーブさんの薪ストーブが鎮座。その横にストリップの無垢の階段その横にはオープンなステンレスキッチンがあり、壁は、キッチンパネルではなく、平野サーフィンビーチをイメージできる、さわやかな青のタイルが組み込まれています。オープンな間取は皆さん好評で、施主さんのセンスの良さも感じられ、これからの暮らしぶりが楽しみです。

左官さんが苦労した、モザイクタイル仕上げの、手作り洗面台。良く見ると作業の大変さが伺え、本当にご苦労様と言いたくなりました。

電話台も特注のデザインで作っています。板倉工法の構造丸見えの仕上げも、違和感無く、逆にかっこ良く見えます。凹凸があるので、音響は良いのではないかと、ひょうたんマジックさん達も言っていました。

玄関の上には、かんぴょうのフードの照明。ロフトから見ると、山小屋風。新しい土佐の現代民家の完成です。素材が本物である事。イコール、仕上げをしなくても貧しさは感じず、センスの良さを感じれるH邸です。


ログmeets板倉。完成見学会は、12月13日、14日の、土曜日、日曜日開催します。

2014年12月09日 08時49分39秒 | Weblog

手作りを愛する人がこんなに多いのかと、改めて感じた、カルポーとでの出店でした。ただ素材が本物だったら何でも良いと言う時代から、、自分が欲しい物が具体的になった、新たな時代に入ってきた事を感じられました。イベントに出店するのは、正直しんどい事も多いのだけれど、そういう流れも感じられるので、続けようと思っています。愛媛県愛南町正木の物件も、長い材料の加工は、もう少しで終わります。一月には移築したいと考えています。それと今度の土曜日、日曜日にに、四万十市平野の板倉工法のログハウスの、見学会を開催します。ログと板壁、漆喰が新たな表現を作り出しました。オリーブ色で表された、古民家風の外観と、板倉の構造が表しになった内装は、シンプルシックな仕上がりで、好感が持てます。是非新築を考えていられるなら体感しに来て下さい。