土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

ミニチュアハウスが完成しました。

2012年01月30日 10時48分38秒 | Weblog

シェルターハウスの30分の一のミニチュアモデルが出来ました。佐川町のログハウスの住人、大原さんが作ってくれました。今回のモデルは、何と中が見えるようになっている。

屋根を外すと2階の中が見え。

2階部分を外すと何と一階が見えるのです。

しかも全てのツールが揃っています。

何と便器はもちろん、トイレットペーパーまで常備しています。

外して写真を撮るとこうなります。正確にシェルターになる機能を見せる為に掛かった製作時間は約一月。好きでなければ中々難しい作業です。このモデルは4月に、リクシルショウルーム行われるイベントで、お披露目しようと考えて作って戴いた物です。彼が言うには、あまりに楽しく作業に没頭して、予定より一カ月も早く出来てしまったそうです。恐るべし。好きこそ物の上手なれ。好きになれば、しんどいとか思わない物なんですね。恐れ入りました。アイビーログの工房に来て戴ければ、分かりやすくこのモデルを見ながらシェルターハウスを説明出来ます。興味ある方は、お気軽に来て下さい。

我が家にこの家を含めた3軒展示してみました。かっこいいのでは。これが本物


高級外車では無く、国産車1代ぶんの値段で買える、シェルターにもなる別荘。

2012年01月27日 08時38分12秒 | Weblog

少し前の写真ですが、地震に強い、自然素材のログハウス建築中。3坪ですが、3方アウトリガーをしているので、かなり大きなログハウスに感じます。お客さんにどの位の値段だと思いますか?と聞くと、何と1000万くらいですか?と聞かれ、こちらが驚きました。もう一人の方は、「失礼なかもしれませんが、700万円位ですか?」と、確かに、車1台の値段で買える、別荘にもシェルターにもなる家だと言いましたが、その方は、車をポルシェや、フェラーリー、GTRと想定したようです。でも考えようによっては、50年以上安全な場所を確保出来るのなら、1000万円でも安いともいえるかも知れません。いかにログハウスの値段が高く思われているか、改めて思い知りました。何時までも、こう思われていてはいけないなーと、思います。高知に、ログハウスの事を、もっと気軽に知って貰う場所を作ります。夢を夢で終わらせないように。ちなみに、この3坪ログハウスは、国産の薪ストーブと、小さなキッチンを付けて、300万円で販売しております。全て高知産にこだわった家です。災害にはもちろん、シックハウスもない、本当に安全な家だと断言します。安い家は確かにあるが、感性まで貧しくなる家は建てない方が良い。高知の職人が、高知の素材で創った、職人の手のあとが見える家は、子供の感性を、間違った方向には向かせない力があると信じています。

丸太のダメージに作った小物置き。マイナスをプラスに変える力が職人にはあります。

 

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高知県民手帳を発見。

2012年01月25日 08時49分05秒 | Weblog

高知県の事を詳しく書いてある手帳を、書店で発見して購入した。名前は、高知県民手帳と分かりやすい名がついていた。高知県のデータが、あます事無く乗っていて便利だ。一番気に入っているのは、月初めに載っている、郷土の行事。2月、如月で気になる行事は、5日須崎市野見の、潮ばかり。竹を海の中に立てて、倒れる方向によって、その年を占う。深夜行われるので、まだ行ったことがないので気になっている。

近くに大谷の楠やぶりの養殖が有名。この前の震災の時に養殖いかだが壊れ、ぶりが海に逃げ、釣りをすると、ブリが入れ食いになったように、リアス式海岸で風光明媚な所。だが津波の被害も多い地形だ。後気になっているのが、秋葉神社大祭。今年こそは見に行きたいと思っています。一番寒い中行われますが、やはり遠いので、終わった後ニュースで知る事が多いのです。随分前に一度行ったきりなので、今年こそは、見に行こうと思っています。パソコンにも情報が一杯乗っていますが、アナログ人間なので、やはり紙に書いてあるほうが、何か安心で良いようです。


囲炉裏で思う。

2012年01月24日 08時56分26秒 | Weblog

香南市の、E邸のメンテナンスがようやく終わりました。去年から、取りかかっていたのですが、部材が年末年始にかかってしまい、中々はいらず、気が付けば一月も終わり近くなってしまいました。メンテナンスは、人があまりいないので、余り急がずやれると、本当にありがたい。今回はEさんの「何時でもいいですよ。」に助けられました。メンテナンスやちょっとしたことは、少し早目に言って戴けると、弱小メーカーは大助かりなのです。

話は変わりますが、今はまっているのが、日本古来の囲炉裏。火が入ると予想以上に暖かいのに驚きます。写真は郷の兄に作った囲炉裏。彼は何とここで薪を焚いているのです。囲炉裏はかなり大き目なので、薪を焚いても大丈夫なのです。タイヤが付いて、移動可能なこの囲炉裏は寒い時期は、作業中の暖房に、暖かい時期は作業台にと、欠かせない物になっています。創った方としては、大事にして使わないより、汚れても味が出て良いと思いながら見ています。でも、私は何でこんなに火のある暮らしは楽しく感じるのだろうと、不思議に思います。小さい頃、火が常に暮らしの中にあった。そんな原体験があるかも知れませんが、雑誌で、焚き火特集や、薪ストーブ特集がよくあるから、焚き火が嫌いな人はあまりいないのでしょう。ログハウスや木の家が嫌いな人が、あまりいないように、普通の事かもしれません。ただ普通の事が特別に感じる、現代の生活が異常なのかも知れません。ログハウスは別荘か、贅沢品と思っている人が、まだまだ高知、いや日本にはなんと多い事か。私に言わせれば、20~30年で壊したくなる家の方が、最初安くても、使い捨ての贅沢品だ。そう皆が思うようになればと思う。


ゴミにならない素材を選ぼう。

2012年01月21日 08時36分47秒 | Weblog

安芸出身の岩崎弥太郎の生家へ行って来た。この場所が写真を取るベストな場所だと、案内の方に教えて頂き撮って見ると、成るほど構図的にも全体が納まりグッドです。庭には、日本列島をイメージして置かれた庭石があり、若い頃から広い視野を持っていた事に感心する。

グローバルな視野を持ち、グローカルに活動することが求められる時代の今、何をすれば良いのか、迷う事もある。衣食住に困らない現代の日本に置いて、求められ生き方はと考えると、私は、ゴミを出さない生き方、物を大切に使う生き方だと考える。良いものを大切に使う生活は、昔の日本人なら、当たり前にやっていた生活なのだから、今更と思うが、街にあまりにも物が溢れ、ゴミになるものが何とも多い。その中で、良い物必要なものだけを買うと言う事は、かなり難しいのだ。その時考えるのは、壊れて使えなくなった時どうするか?と考えると、分かりやすい。何で出来ているのか?ゴミになるのか?再利用できるか?単純だが、それが分かるとあまり心配はいらない。問題は解らないものが多すぎる事だ。

弥太郎の家にある蔵の引き手。土佐漆喰で美しく仕上げてあった。古くなっても美しく飽きない。石灰、土と藁、鉄と木で出来ている。