ふと見上げたら、楠の木の枝に、黒い実が一杯着いていました。今頃実をつけるんだと改めて知りました。楠木は樟脳の原料で、木は柔らかく、刃物が気持ち良く入るので、彫刻等に良く使われます。狂いも少なく、広葉樹の中では、扱いやすい木です。テーブルを作った事がありますが、匂いも気にならず、手触りも良くて好評でした。市街地にも良く植えられていて、おなじみの木です。須崎市や香美市にも、巨木が有り神社に、ご神木として良くあります。風が良く通る場所にあり、夏なんかは、蚊も少なくて、木陰で昼寝すると、気持ち良く眠れます。
久しぶりに、家でカレーを作りました。カレーは日本の国民食と言える程、皆好きな食べ物です。簡単に出来、失敗も少なく、それなりに美味しいので、嫌いな人は少なく、キャンプなんかでは、必ずメニュウに入ります。独身時代は、面倒くさいので、夜カレーを大量に作り、翌日の朝、昼、夜と良く食べた事が有りましたが、いまだに嫌にならないのは、不思議です。そういえばインド人は、毎日カレーを食べているのに飽きないのだから、二三日たべても、飽きないのは当たり前。昔、倉本さんが撮った、ライスカレーと言うドラマ。ライスカレー屋さんを、カナダで開いたら儲けると、カナダに渡った若者達の話を思い出しました。時任三郎、や、陣内、、中井喜一が出て、カナダのカムループスや、ラックルジューンを舞台に、ログハウス造りをする話のドラマが有りました。私も縁あって、カナダのログスクールに行ったことを、思い出しました。ドラマの舞台で、実際ログハウスを作ったのですが、今では、とても楽しい思い出です。頑張れば、自分で自分のログハウスが作れる。私の家作りの原点です。私にとってカレーは、特別な愛着のある食事です。今日は肉が無くてミンチ入りの、野菜たっぷりカレーとなりました。
来月10日には、新居浜の、O邸の建て込みが始まります。一般的な建築ですが、少しログのエッセンスが入れられれば良いと思っています。写真は前も、紹介した新居浜の蕎麦屋の版築の壁。何時見ても味が有り、良いと思って見てしまいます。何故良いか、やはり手仕事の良さです。自然の土と職人の感性が、何とも言えない、懐かしさ、安心感を感じさせます。フルログの家と版築の壁を組み合わせた、100年~200年と建ち続ける、日本の気候風土に合った、地震にも強い、美しいログハウスを建てたいと思います。ノッチ組みのログハウスを日本の風景に溶け込ませれたらと、考えています。話は変わりますが昨日、ワイルダーと言う雑誌が、書店に出ていました。表紙に、梼原のFSCの森に建つ、大学生と、建てたツリーハウスが出ています。なんか嬉しいものです。ツリーハウスは、楽しみながら、遊び心満載で作りました。住宅も、遊びがないと、やはり面白くないのですが、有りすぎると疲れてしまいます。程々にメリハリをつけるよう、気をつけて建てています。でも楽しい家を創りたいなー。
冬だと言うのに、ブーゲンビリアの花が咲き誇っています。工房から10分程の所にある、西島園芸団地。寒い季節にはお勧めのスポットです。入場料はいりません。中は広く、南国の花々が、たくさん見られます。コーヒーも、トロピカルフルーツのジュースや、アイスも注文出来、モーニングサービスも有るとのこと、中々穴場的存在です。メロンやスイカ、イチゴ等販売がメインですが、花も販売しています。広々とした場所で、植物に囲まれて飲むコーヒーは、普通のカフェにはない、気持ち良さがあります。外は木枯らしが吹いても、此処は別世界、寒い季節程、行く価値が有ります。本当に、アイビーログ工房の、冬専用作業場にしたい気持ちです。
佐川町のM邸、随分前から言われていた、塗装工事にようやく行って来ました。何時でもいいですよ。と言われて、中々行けないで、ずーっと気になっていましたが、今日ようやく行け、ほっとしています。何時までにと言われると、段取りしやすいのですが、優柔不断な私は、優しく言われると、ずるずると時間が経ってしまいます。今日ようやく塗装作業が終わり、心の重りが取れました。後は愛南町のWさん。なるべく早く行こうと思っています。今回は施主さんが、メンテナンスを結構まめにやってくれていたので、凄くきれいでした。ログハウスを、本当に愛してくれているのが分かり、とても嬉しく思いました。感謝感謝です。写真は塗装用に使っている高所作業車に、ミスアイビーに乗りたいと言われ、体験乗車をしている所。中々度胸満点で、将来有望です。10数年後、アイビーログ工房のマスコットガールとして、宜しくお願いしておきました。