土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

透明の風が通る床。

2013年12月26日 22時58分24秒 | Weblog

リノベーション中の、オールドログハウスのサンルーム。2階デッキは杉のフロアーに。しかし今まで使用していたリビングが、少し暗くなったので、光と風が通る透明の床に変更。これは一度使ってみたかったアイテム。肌さわりは硬質で余り良くないのですが、杉のフロアーで囲み設置。上から見ても下から見ても、新しい風景。これから使って行く機会が増えそうな予感。

左官の外部漆喰壁塗りも、今日で終わり。今回内壁は、フォレストボードの上にタナクリーム仕上げ。なるべく自然の素材をつかいっています。訳のわからない素材はなるべく使わないアイビースタイルです。

この状態からどんなに変わったか近くアップします。明日水回りを除き完成予定。乞うご期待。年末は28日まで仕事です。cafeアイビーは29日まで営業です。来年は6日から仕事始め。cafeは、1月16日から営業しますので、来年もよろしくお願いします。


世代を超えて愛される家。

2013年12月17日 07時42分57秒 | Weblog

木の家と言うのは不思議なものだ。毎日住んで管理していると、100年200年、それ以上建っている木造建築もある。しかし住む人がいなくなった家は、直ぐに荒廃する事が多い。何故だろう。空気が入れ替わらなくなり、空気が澱むと、虫が活動しやすくなったり、湿度がたまるとか色々あるだろうが、木は伐られてからも、その育った年月は生きて、建っていると良く言われる。しかしそれは、人と共にある場合だ。人の体温、料理するとき火を使うと、空気が流れる。夏、開け放った窓から涼しい風が流れるとき、冬薪ストーブを焚き暖を取る時、人も快適だが、自然素材の家も、気持ち良いと喜んでいるに違いないと感じる。人も木もDNAは、少ししか変わらないと聞いた事がある。木の柱、テーブル等に触れる時、ホッとする感じがあるのは、そう言った事もあるのかも知れない。これからも、他所で生活しても、懐かしさや、愛着を持てる、帰りたいと思える家を建てて行きたい。常に人と共にある幸せな家を。自然の素材を使って建てた家は、世代を超えて愛される。設備や、便利さも大切だが、今からは本物の素材の時代だ。

 


一石二鳥のサンルーム増築。

2013年12月08日 22時00分12秒 | Weblog

サンルームは、暖かい四国には必要ないと思っている人が多いが、以外と快適なのだ。通風を考えて窓を配置すると、夏でも土間を兼ねた居間として使える。お客さんが来ても、家に上がらなくても用が足せるのは便利だ。

特に曇りや雨の日が、最高の読書日和となる。電灯を使わなくても明るいのはありがたいし、雨の日の楽しみが増える。観葉植物も合うし、ペットを飼っている場合は、リビングに上げないでも良いのは、掃除が楽で便利だ。

ログハウスの妻壁は、風の強い日に雨が壁に当たり、木部が痛む事が多い。今回のサンルーム増築は、生活スタイルを変えると共に、妻壁の木部を守る意味もある。一石二鳥の増改築なのだ。こうする事でこの家の寿命は飛躍的に伸びるはずです。