久しぶりにこのブログを見てみると、まだかなりの人が、このブログを見てくれている事に驚き、久しぶりに書く事にした。
だいぶ前、木のサーフボードを、足摺に行く途中で見つけていたが忘れていた。
木の板を削っただけの物だったが、サーファーの店主が持っていたのだが、滑れるかどうか聞かなかったが、かなり使ったような感じがする板だ。
去年の ものつくり総合技術展で木のサーフボードを作ったが、杉では重すぎて上手く乗れなかった。
今年はもっと軽量化しているが、薄く軽い板がやはり正解なのかもしれない。
性能を追求し、薄板を骨格に張り、グラスファイバーを巻いたりするのはNGとしているので、やはり薄く軽くで作るべきなのかもしれないと写真を見て思った。
桐の木がやはりベストか?もう一度行って確かめて来ようと思っています。
木の建築に関しては、基本的な技術は昔の方が進んでいたようで、昔の建築は私たちにインスピレーションをくれる。
しかし現在の素材で、技術で、新しい木の建築を考える事も必要だと考えている。
木のサーフボードは私達に何かを気づかせてくれるかも知れない。
ハンドカット優秀賞を頂いたM邸。今日鳥取で地震があったので、取材陣が予定通り来られるのか、少し心配です。
話は変わりますが、ホームページが新しくなります。
このブログも今日までで、明日から新しいホームページに移動します。
今後共よろしくお願いします。 http://ivy-log.com/
地震が頻発しています。地震に強いログハウスは、これから、ますます注目されると感じています。
地震に強く、風雨にも強い。
板倉とフルログの、ハイブリッドログハウスは、化学物質の心配も無い、これからの日本の自然素材住宅の決定版となる。
土地の加工されていない素材を使い建てる事により、新しい日本の風景を作っていこう。
新しいブログはアイビーログ工房HPの中にあります工房ブログに替わりましたのでどうか宜しくお願い致します。 http://ivy-log.com/
焼き杉の外壁。風雨にさらされ、表面の炭化した部分が飛ばされ、黒色からシルバー色に変わってきている。
変わらないのが良いと言う価値感の人には、受け入れられないかもしれない。
でもこの場所の、風、雨、太陽が作った時の印。
家を守ってきてくれた事に、愛しささえ感じます。焼き杉は、触ってみると凸凹になっていました。
自然素材の良さは、時とともに変わってくる事により、経過した時間を感じられることです。
仁淀川のH邸。時が経ち、住む人の生活スタイルが変わっていたが、ログハウスを愛する心は変わっていなかった。
家を建てて10数年経つが、「この家が一番良い」と言ってくれるおばーちゃん。
自然素材は嘘をつかないし、それ以上でもない。謙虚に対峙する事で良い家になる。
どんな家でも弱点はあるが、それを見せないようにする為に、結局サイディングで覆われた、同じような家ばかりになったし、30年前後で壊す家になった。
弱点を直し、良い家にしていく事で、愛着も湧く。
古びても愛情を持てる家は、やはりログハウスだと、私は感じている。
山岳写真家の田渕さんが、「自然は美しい。自然は正しい。」と言っていたが、これは私の考え方とシンクロする。
本当に良い家は、地元の加工されていない自然素材で、地元の誠実な職人が建てる家だ。
決して便利で使いやすい素材の家では無い。
日曜日、香川のM邸に、ログハウスオブザイヤー受賞の報告を兼ねて
メンテナンスへ行って来ました。
芝生の緑が鮮やか。花木も増えて、どんどん素敵にになっていました。
庭作りはこれからずーっと、長い間楽しめるもの。
ライフワークとして取り組むとのこと、これからお邪魔する楽しみが増えました。
生憎の雨の中、ドアの調整と、外部のコーキング作業をして来ました。
丸太を出さない良さと、敢えて出す事との良さを兼ね備えた建築です。
課題も見つけたので、これからのログハウス作りに役立てて行きます。
課題をクリアすることで、どんどん良くなる建築を志ます。
アイビーログの建てる家は、ちゃんと作り、暮らす事で、100年建築は当たり前となります。
内部は無塗装の壁の良さが感じられ、苦労したかいが有ったと感じました。
自然乾燥、無塗装仕上げの壁は、この先どんなに変わっていくか楽しみです。
今年は、ログハウスオブザイヤーに、香川のM邸でエントリーしています。
南面だけ丸太見出しで、2Fデッキ下には、差しかけ屋根が設けてあり、台風でも丸太には雨が当たりにくい様に設計してあります。
風雨に強い、高地県仕様になっており、100年住宅を目指して作りました。
内部はフルログハウス。外壁は板倉工法の壁なので、器具の収まりも良いので効率的です。
フルログの耐震性はそのままに、メンテナンスも最小で良いので、フルログハウスはメンテナンスが大変と思っている方でもOK。
この家の一番の売りは、素材が何で出来ているか明確な事。
高知の、杉、檜の丸太、杉の板。
断熱材は、杉の皮を、トウモロコシのノリで固めたフォレストボード。
防水シート等は使っているが、最小限だ。
建材を使わないと言う事は、家を建てるにあたり、使うエネルギーは最小のエコハウスと言える。
久しぶりに、「四万十川がたり」を読み直したら、
野村のおんちゃんが、こう書いてあった。
都会におるときは、自分で自分の食べるもんを、こしらえたり、捕まえたりすることがないじゃろ。
流通の途中で何かあったら、食料が手に入らん言う事になるわけやし。
食品には添加物いうもんがはいっちょるけんねえ。都会では好むと好まざるにかかわらず、だいたい体にようない、添加物入りのものを食う言う事になるわねえ。
そういう都会の不安定さやら不透明さやらが、気になって仕方なかった言うちょったわね。
フルログハウス、板倉工法は、自分が、胸を張って良い家と言える作り方。
応援してくれる方が増えて来ているから、頑張るしかない。