土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

雲の上

2008年08月31日 14時52分04秒 | Weblog
久しぶりに、東京へ行って来ました。JALの飛行機は新型なのか、翼のエンドが、垂直に立ち上がっている、格好の良い物でした。天気は荒れ模様で、かなりゆれましたが、雲の上は写真のように、晴れ渡っていて、快適でした。雲の形が変わったものが次々に現れあきず、あっと言う間に、東京に着きました。高知の、三原村へ行くより近いので、何か変な気分になります。良く考えると、高知と言う所は端から端まで、長く、東京から行くとなると、日本で最も遠い市が、土佐清水市と聞いた事があります。そんな土地柄なので、いまだに、職人が多数残っているのかなと考えました。新建材は高くて買えないので、地元の素材だけで、職人が腕を振るい、金物を使わず、家を建てる文化が残って来たようですが、近年は、早く安く出来るので、新建材仕上げだけの家になって来て、技術の伝承も、危なくなって来ています。働く場があれば、木の文化は残ります。本物の日本の木で、家を建てましょう。

鏡の木楽家さん

2008年08月27日 13時44分19秒 | Weblog


高知市鏡、柿ノ又の木楽家さん、久しぶりに訪ねました。以前、ベランダとして使っていた所にフルログで増築したのですが、接続部分がなかなか難しかった。でも、何とかうまくいきました。改めてながめて見るとやっぱりフルログで増築して良かったなあと思います。初め、P&Bを提案しようと思ったのですが、奥さんからやっぱりフルログのほうが合うよね。と強い気持ちを伝えて戴き、このようにすてきなログハウスになりました。また癒されに伺います。

秋景色

2008年08月25日 21時38分33秒 | Weblog
久しぶりに、工房の写真を撮りました。いつの間にか、朝晩、秋の風を感じるようになりましたが、まだまだ日中は、30度を越える日が続いています。アイビーログ工房の周りの田んぼも、あっと言う間にコンバインで、稲を刈ってしまい、秋の風情が漂っています。夏が終わりそうで、寂しい気もしますが、涼しくなるので、少しほっとしています。奥に見える、岡山のM邸の刻みも半ばとなり、来月末には建て込みに、岡山へ行く予定です。三原村のK邸も、大工工事はほぼ終わり、来月末の、9月20日、21日の2日間、見学会を開催したいと、思っています。シンプルな、使いかっての良い家です。是非見に来て、木の家の良さを感じて下さい。

ロングライフ住宅。

2008年08月24日 11時53分24秒 | Weblog
今、長持ちする住宅が求められていますが、現実は安い、一世代持てば良い建築が建ち続けているのが、現状です。坪単価、見せ掛けだけのエコ住宅。CMで日夜報道され、自分が確固たる、考えを持っていないと、とてもベストな選択は出来ません。その為には教育が大切なのですが、法律は大きな会社、力のある企業に有利なように、作られる傾向が有るようです。本当に大切なのは何か、それを感じ取れる消費者が育つには、どんな社会、教育をすれば良いのか、わかりませんが、利益を追求するだけではいけないのは、皆感じているのではないかと、楽観しています。写真は故郷の山です。右の方は、8年程前、チップや、炭、薪用に全伐採され、禿山になりましたが、今は、木も育ち緑に覆われています。しかし山桜で、美しかった山が消え、残念でした。伐る方も、地域の事を考えて仕事をするような人材が、育成できない物かと思います。ロングライフ住宅には、素材感が何より大切だと、考えています。化学的、工業的には長持ちする物は、作る事はできますが、愛着の持てるのは、経年変化で美しく滅びる自然素材には適いません。愛着の持てる木、土等、身近にある自然素材でしっかり作る事がメンテナンスやリフォームも自分で出来、結局長持ちする事に、繋がります。アイビーログ工房の建てる、ポスト&ビームの土佐の現代民家は、素材感もあり、愛着が持てる、ロングライフ住宅であると思います。

一枚の写真。

2008年08月22日 09時06分18秒 | Weblog
我が家のカヌー犬、お盆で海水浴をした後、毛を乾かしている所を写真に撮りました。近頃は呼ぶと、自分で泳いで来てくれるように、犬かきも進歩して、効率良く泳げるようになりました。習うより慣れろ、の格言を思い出しました。ログワークも同じです。写真を見て分かるように、青い海と空、は良いのですが、コンクリートの防波堤と、プラスチックのポールが、とてもチープな感じになりました。写真に人工物が写らない場所を探す事は難しくなりましたが、これからは、効率ばかり追わないで、見て自然な物、素材で作って行きたいと、思ってしまいます。良く写真で、外国の庭や風景、日本の名園を見ますが、プラスチックやコンクリートは写ってなく、感心します。見えない所には、使っているのかも知れませんが、凄いと思います。雑誌の取材で、カメラマンが、プラスチックや、ビニール製品がなるべく写らないように、配慮していたのを、思いだします。みんなが、そういうセンス、感性を持つ事が出来れば、美しい四国が、もっともっと、魅力的な場所になって来ます。頭の良い悪いではなく、そう言う、情操教育は本当に大切だと思います。