土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

物が大きいのは有利、不利どっち。

2012年08月31日 21時19分29秒 | Weblog

新宿オゾンで開かれるTTOSAZAI展で行われる、オーガニックマルシェで、何か販売しても良いと言われたが、テーブルや椅子等のように、あまり大きな物は持っていけないので、手彫りのキッチン用品と、エンジュの木と、桧のコースターを取りあえず出品することにした。丸太を扱うログビルダーは作る物も大きく、そこそこ値段もする物が多い。マルシェで売れるとも思われず、IVYカフェにおいている物で、作って楽しい手彫りの製品にした。

マッチョかわいいログハウスの、見本でも、一本、一人では中々持ちきれない。今回丸太は、梼原町の中岡君に頼んで置いて貰っていた冬切り材を、倉庫で乾燥して置いた物を使うが、直径30センチを超える丸太は、2メートルに切ってもまだまだ重い。宅急便で送れるはずだったのだが、一人で持てる範囲でないと送れないと今更の返事。持って持てない事はないともがいてもダメ。前もってサイズと重量は言って確認。送れますと言っていたのだが、急に手のひらを返され、慌てて他にあたる。名鉄運輸さんの好意で何とか一件落着。口約束とは言え、あまりの事と腹が立つ。サンプルをといっても、物が大きいと何かと大変。紙業関係者なんかだと、サンプルも軽く、売りやすいから楽だよなーと思うが、大きいから価値もあるのも事実。それから、土佐材で作るログハウスを、東京で売る理由付、メリットがないと売れないだろう。84パーセントの森林率、強度的に有利?デザイン、雨仕舞、材の美しさ。いろいろ考えるが決定的なキャッチがない。私の志を言うしかないのかと思うが、今までFSC認証材を使っているからと言って、契約したこともないのも事実。やはり何か他所にない魅力を伝えなければと考慮中。土佐の木材の品質が良いのは、良く言われる。高温多湿の日本には、日本の木が良いのは、家を建てる人ならだれでも感じている事。素材の良さを、私自身が感じて、表現するしかないとも思っている。


台風の置き土産。

2012年08月29日 10時40分12秒 | Weblog

凄い雨でしたねー。台風の右半円に入ると、通り過ぎた後でも、湿った暖かい空気が流れ込み、大雨が降りやすいのだとか。朝道路を見てびっくり。畑で摘果したミカンが、溝に流れ、溢れて道路にたまったのでしょう。

坂の途中もこの有様。東北では雨不足がひどく、困っているそうですが、九州四国の太平洋側は、大雨で困っている。異常気象と、一言でかたずける事が多いのですが、確かに温暖化は進んでいるような気がします。朝M邸を見て来ました。1,5メートルの軒も、さすがに役に立たず、デッキは風雨直撃でした。

総二階の建て方なので屋根が高く、いくら軒が出ていても、昨日の雨では、雨が壁を直撃です。しかし台風等で、年に数回濡れる事はログに取って、それ程問題ではありません。屋根が無く、雨露で、毎日濡れたりすると傷みやすく、長持ちしません。デッキや柱も、綺麗に塗装しており、大事に使ってくれていて、嬉しく思いました。


防災と地域活性化は、表裏。

2012年08月28日 09時53分20秒 | Weblog

高知大学の大槻教授のやっている、国際ワークショップ 「防災ー地域活性化をつなぐ」に行って来ました。ちょうどアイビーログ工房のやっている、シェルターにもなる別荘や、車一台で買える別荘、地震で倒壊しない、安全な3坪ミニログハウスを、高台の安全な場所に建てませんか。と言った提案をしていたですが、焚き火カフェと一緒に楽しむ防災の事を話して貰えないかと言う事で、提案して来ました。

スイス人建築家Rorenzo cottiさんを迎えて、何とイタリア語、英語、日本語の三カ国語を通訳しながらの講演は、時間がかかり、語学が出来ればもっと深くアイデアも出し合えるのに、残念でした。防災が地域活性化につながる取り組みは、高齢化の進む、高知県では必要な事で、若い人が、楽しみながら地域に入っていけるように出来れば、地域が活性化します。地域活性化と防災が、表裏になるこの活動は是非旨く行ったら良いなと思います。3坪ログハウスがその縁をつなげれば、とても嬉しいと思います。 

本山町の使われていない学校の再利用の提案や、イタリアの小さな町の映画祭の事例もあり興味深く聞きました。しかし通訳しながらの会は、時間がかかるのが欠点ですね。


焚き火倶楽部開催。鹿肉の燻製作りに挑戦。

2012年08月27日 10時35分27秒 | Weblog

毎月最終土曜日は、焚き火倶楽部開催です。今回は、夏野菜カレーと鹿の燻製、そして前回好評だったピザを作りました。カレースープは、鶏ガラでまじめに取りました。スパイス効いた本格的なものにチャレンジ。

燻製は市販のチップを忘れたので、急きょ桜の乾燥した木を削ってやって見ました。旨く行くか少し心配しましたが、見事な色艶で、大成功。ちょっと塩分多めの味でしたが、脂身のない肉でも結構いける味に仕上がりました。

つまみと、薄くスライスしてピザにトッピングして、戴きました。今回も参加が少なかったのでどうなるかと思いましたが、人数が少ないと言う事は、話がゆっくり出来、落ち着いて時間がゆっくり過ぎて行き、アッと言う間に9時を過ぎていて驚きました。カレーも作ったのですが、ピザと燻製でお腹が一杯になり、夏野菜の天ぷらは止め、カレーを少し食べて、お開きにしました。今回、焚き火倶楽部の名物に燻製がはいりました。桜のチップで上品な仕上がりになり満足です。焚き火倶楽部は、少人数でもそれなりに楽しく、雨天以外は開催して行こうと決めました。


木の小物、新しいアイテムが加わりました。

2012年08月24日 10時55分40秒 | Weblog

常連さんが来てくれました。暑いのでバイクは余り乗って無いのですが、たまに、ご機嫌をうかがっておかないと、いざと言う時に動かないのでは行けないので、月一回は、出来るだけ乗っているそうです。手間がかかる所が楽しいのは家も一緒。何もしなくて良い家はありません。何もしなくて良い家は30年後、建っていない可能性が、非常に高い建築だと思って、ほぼ間違いありません。

木の小物を、カフェIVYでは販売していますが、新しいアイテムが、盆明けから加わりました。タモの木の手がんな仕上げの箸。先が非常に細く、折れそうな気がしますが、繊細なものを掴みやすく、使いやすいと感じました。見た感じは、もう少し先が太い方が良いと思いますが、これはこれで特徴があって良いのかも。見習いの大工さんが作った箸で、1000円で販売中。苦言募集中。これを買うと、一人の若い大工を育てる事に、つながるかも知れません。