土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

丈夫で安全な、愛される建築を作っていきます。

2010年11月29日 08時35分45秒 | Weblog
古い民家を改修し、ギャラリー等に再利用する事が、近年多くなって来ています。骨組みがしっかりしている事と、曲がり張り等に、美しさを感じるからかも知れません。近年の建築はプレカットが主流となり、コストを追い過ぎるようになり、結果出来あがった建築は、何処にでもある、線の細い、鉄骨作りと変わらない物に成って来てしまいました。職人の存在を感じられない、機械のような製品になってしまったように、感じています。だから天井裏に隠されていた、曲がり梁や、大きな柱を見ると、感動を覚えるのだ。木は唯一、みるだけで、量感を感じえる素材だと聞きました。その育つにかかった、膨大な時間と、職人が手刻みで作業した時間に、感動するのだと感じています。近年耐震強度をクリヤーしていると、大きく歌ったCMが多く、施主もその事を基準に選ぶ事が多く、日本全国何処も一緒の、詰らない風景が増えて来ています。古い民家は100年以上建っている訳ですから、今の知恵を組み合わせれば、もっと良い地方の風景が作れます。家は骨組みも大切ですが、軸組みだけで建っている訳では有りません。その上に施工する素材の方が大切です。それは、20年程度で力を失う、ボンドや素材でなく、自然のままの木と土で作る事が、重要だと私は、考えています。そうすることで、地方の景観が作られ、地元の産業文化も守られ、なおかつ長寿命の、快適で、安全な建築が出来る事になります。アイビーログ工房は、そう言う愛される建築を作って行きます。

屋根の形。

2010年11月28日 22時06分55秒 | Weblog
ログハウスの屋根勾配と言えば、代表的なのは45度。緩い勾配だと、二階の部屋の高さが取りにくくなるので、フルログハウスの家は、大体急こう配になってしまいます。法律によって家の形が決まるのは、なんとも納得がいきません。そもそも建築の専門家は、この形だったら、こうすると建てれると言うのが筋だと思います。法律が不完全なのだから、もっと柔軟性があっても良いのではと、私は考えてしまいます。審査する側にとっては、面倒臭いことをしなくても、飯は食えるのだから、しょうがないが、県も、木を使う事を奨励しているのだから、木の可能性についてもっと考えてくれると、ありがたいと思います。在来工法で、形に縛られないのに、下部が倒れる事のない、横積みのログハウスの屋根が、小屋裏利用の一文だけで規制されるのは、何ともくやしい。急こう配だと、庇を長く取ると屋根が下がり、うっとうしい。高知では雨が多いので、ログ壁を守るために、屋根を出さざる得ないのだが難しい。構造計算をするにも、出来る人がいない。計算出来ない人が、許可を出すのだから、笑い話みたいな世界。

デザインカットが終りました。

2010年11月26日 08時34分48秒 | Weblog
四国中央市A邸の、デザインカットが終わりました。シンプルで力強いカットを、心がけました。後デザインカットをサンディングし、窓開口をカットして屋根のパーツを作れば、解体して、現地建て込みです。解体するときに、通しボルト、ダボの穴と、電気の線の穴を開けます。Aさん、電気の線が特に欲しい場所があれば、プランに書いておいて下さい。来月初めには現地入り予定。楽しみです。

憧れの仕事。

2010年11月25日 08時34分36秒 | Weblog
写真は、ラジオでイベントや話題を取り上げるアナウンサーの、おはらさん。板倉工法のM邸現場を、実況中継してくれた時パチリ。前回土佐市のF邸の時も来てくれ、中継してくれました。お疲れ様でした。アナウンサーと言う職業は、若い人には、憧れの職業の一つ。なりたいと思っても、狭き門。そう、みんながなれるものではありません。中々思うようにならないのが人生だと、感じています。しかし、なりたいと思ってなっても壁は必ずあります。なりたくないと思ってなった職業でも、続けているうちに、やりがいを見つける事もあります。一途に続ける事で、新しい夢につながる事もあると、近頃感じています。人に喜ばれる事、人のために成る事を、仕事の中に見つけて行く事が、結局一番大切な事なのではないかと感じています。人生は色々。

落成式。

2010年11月23日 12時37分43秒 | Weblog
先日土佐市のF邸の落成式があり、久しぶりに土佐市へ行って来ました。土佐の宴会は、女の人を甘く見ると、大変な目にあう事になります。返杯、返杯で悲惨な目にあう事になるので、男気は、控えめにしておいた方が無難です。久しぶりに会ったFさんに、朗報がありました。ログハウスに住んですぐに、赤ちゃんを授かったそうです。そう言えば、愛媛の土居町のSさんも、入居後すぐに、第2子を授かったと聞きました。木の家に住むと、リラックス出来るし、身体もらくだから、良いのか?ハッキリわかりませんが、気持ちが良いのは間違いない。そうだとすると、観音寺のTさんも出来たのではと思いましたが、見学会に来てくれたTさんに聞くと、うちはまだ大丈夫と言っていました。見学会で良く聞かれた事の一つに、木のベランダは痛みませんか?と言った質問が多かったのですが、木は屋根の無い場所だと、5~7年で、板が痛み取りかえる必要がありますが、屋根があると、10年以上20年ぐらいは大丈夫です。と答えます。又雨に良く濡れる所が痛んで来ても、その何枚かを取りかえるだけでいいと答えます。又腐る事は自然な事で、循環の一環、子供達に何故腐るか教える事で、物を大切にする心が、芽生えると思うし、手入れする事により、味わいが深くなる事も教える事が出来ます。日本人が昔自然に持っていた、わびさびの心。物を大切にする事が自然と学べる木の家は、やはり素晴らしいのだと思います。手入れのいらない家は、一見良いように思いますが、何とも薄っぺらく感じてしまいます。アイビーログ工房は、愛される建築を作って行きます。