社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

1月30日(水) 宴は深夜まで続く。

2019年01月31日 18時54分51秒 | 2019年

 7時起床。妻と娘を起こすことなく、7時半に家を出る。

 オフィスでいつもより早めの朝食。時間に余裕があるので、いつもより多めに食べる。

 午前中は事務作業。

 昼食もパン。

 午後は隣の部のセミナーのお手伝いで個別相談対応をする。久しぶりにお会いする経営者の方がいらっしゃり、相変わらずの溢れるバイタリティにこちらも元気をもらう。

 夜は、オフィスの入っているビルの親睦会の菓子交換会。お寿司をたくさん食べ、ビンゴで普段お世話になっている和菓子屋さんの詰め合わせをゲットし、ご機嫌でオフィスに戻る。

 少しだけ仕事をしてから、上司や先輩にお付き合い頂いて、土曜日に後輩たちを連れていく合コンの会場の下見へ。何年か前に一度来たことのある小さなバーなのだが、記憶していたよりはるかにムーディーだった。1時間ほど飲み食いをして、マスターとも打ち合わせをする。これで準備は完璧である。いつもの居酒屋に移動して、23時過ぎまで宴は続く。帰宅した時には日付が変わっていた。1時過ぎに就寝。


1月29日(火) 共有することで喜びは増す。

2019年01月31日 18時37分52秒 | 2019年

 7時半起床。娘を抱っこしてあやしながら身支度を整える。こういう朝の流れにも慣れてきて、色々なことが片手だけで出来るようになってきた。

 オフィスに出勤してから朝食。今日もフレンチトースト。

 上司や先輩に無事に保育園が決まったことをご報告する。特に女性の先輩方は朝一番で「どうだった?」と気にかけてくれ、理想的な結果だったことを伝えると自分のことのように喜んでくれた。おかげで喜びが何倍にも増えたような気がする。ありがとうございます。

 日中はオフィスで事務処理と作業。

 夕方から出張で「トレッサ横浜」へ出掛ける。待ち合わせをしていた専門家さんが30分ほど遅れるという連絡が入り、ちょうど昼食もちゃんと食べていなかったので、「越後秘蔵麺 無尽蔵」でラーメンを食べる。ラーメン自体を食べるのがかなりの久しぶりで、麺をすすった勢いでスープがシャツに飛んで大慌て。なぜこれから人と会うのにラーメンを選んでしまったのだろうと後悔する。専門家さん、すいません。ただ、味はとても美味しかった。

 出張から直帰だったので、いつもより早く帰宅。娘と戯れる。

 夕食は牛レバーの肉野菜炒め。

 23時過ぎに就寝。


1月28日(月) 無事、保活終了。

2019年01月29日 08時17分52秒 | 2019年

 7時起床。保育園の結果通知が今日届くと思うと落ち着かなくて、夜中に何度も起きてしまった。

 7時半に家を出て、8時過ぎにオフィスに出勤。コンビニで購入したフレンチトーストとクリームパンを朝食にする。

 出勤してきた先輩たちから「保育園どうだった?」と聞かれて、「それがまだ届いてないんですよ…」という会話を繰り返す。気にかけてもらえることが嬉しいし、ありがたい。

 午前中は会社で事務処理。いつ妻から連絡が入るかと思うと、ついつい意識が散漫になる。

 結果に関わらず押さえてある無認可保育園の手続きがあるため、午後からは休暇を頂いた。昼食は、上司と先輩と一緒に焼肉を食べる。

 焼肉を食べている間に妻からラインが入る。「来ました」、「今から開けます」というメッセージから1分後、「○○保育園!」と我が家から徒歩5分のところにある第2希望にしていた保育園の名前が表示された。「よしっ!やった!」。思わず小さくガッツポーズをする。設備も新しくて綺麗だし、きちんと園庭もあるし、近くに公園もある。延長保育の時間も長いし、布団の持ち込みやおむつの持ち帰りといった保護者の負担もない。第1希望と第2希望はどちらも家から近く、ほぼ同率1位みたいなものだったので、これは理想的な結果である。横浜市、ありがとう。

 押さえていた認可外の辞退手続きを終えてから、家族3人で岸根公園のハワイアンレストラン「Merengue」(メレンゲ)でお祝いをする。妻が心底安堵の表情をしている。事情をわかっているわけではないが、娘もすこぶるご機嫌である。

 その足で新横浜駅のビックカメラへ行き、電動自転車を見て、カタログをもらって帰ってくる。店員さんの説明がとても丁寧でわかりやすく、どういうものを買うべきかがよくわかった。

 夕食は鯖の味噌煮と昨日の残りのグラタン。食後には一昨日買ってきたみかんを食べる。

 私たちの保活は理想的な結果で幕を閉じた。横浜市港北区は日本一と言われる保育園の激戦区で、フルタイムの共働きでも加点がないと厳しいと言われていたので、自宅から勤務先の最寄駅までの範囲で50箇所を申込書に記載した。当然、そのために全ての場所に足を運んだ。申請から外したところも含めれば、60箇所以上を回った。ありえない数字だが、それくらい範囲を広げても危ないと言われていたのだ。だから、今回第2希望の保育園に入ることが出来たのは奇跡に近いと思う。正直なところ、娘を電車に乗せて通園することを覚悟していたので、家から徒歩圏内でなおかつ環境や条件も良いところに決まって、本当に嬉しい。素直に、横浜市に感謝したい。

 一方で、ツイッターを見ると横浜市で保育園に落ちたというツイートで溢れかえっている。そういった方々の気持ちを考えると胸が痛い。しかし、公式発表では横浜市に待機児童は1人もいないことになっている。これは、落ちた人たちを「待機児童」ではなく「保留児童」と定めるという言葉遊びの誤魔化しによるものである。この点において、横浜市とそのトップである林文子市長への怒りは収まらない。現実として需要の増加に保育園の整備が追い付かないのは起こり得ることだし、仕方ない。しかし、それを嘘でひた隠しにするのは間違っている。落ちた人たちの悲痛な叫びをないものかのように扱うのは許せない。嘘をつくのはやめて、現実と真摯に向き合うべきだ。もしそれすらも出来ないのなら、首長の座に居座る資格はない。行政のトップが嘘つきなんてありえない。自分の娘が保育園に入れたからといって、この怒りは決して忘れまい。現在進行形で困っている方々、これから保活に挑む方々のためにも、横浜市の保育行政の行方とそれに対する政治家たちの姿勢を注視し続けたい。そして、具体的な行動レベルでも、何か出来ることがあれば何でもしたい。選挙権の行使以外にも何か出来ることがあるような気がする。


1月27日(日) 落ち着かない日曜日。

2019年01月28日 07時56分29秒 | 2019年

 8時起床。妻は早朝に娘に授乳をしてから、保育園のことが気になって眠れなかったらしい。

 朝食はトーストに目玉焼きを乗せたもの。平日に私がよく食べているデイリーヤマザキのパンを再現してもらった。

 洗濯機を回し、掃除機をかける。何だかんだで小一時間かかる。

 娘がお昼寝に入ったタイミングで、ウォーキングがてらに先日妻が押さえてくれた認可外保育施設の場所を確認しに行く。我が家からは徒歩約15分。子どもを連れていたら20分は掛かるだろう。ただ、園自体は静かな住宅街の中にあって、環境としては悪くないと感じた。

 駅の反対側の大通りへ出て菊名駅方面へ歩き、もう1ヵ所候補に挙がっている認可外施設を見に行く。こちらは菊名駅から近いが、大通り沿いなので騒がしい環境に思える。

 そのまま菊名駅を通り過ぎ、妙蓮寺駅まで歩く。

 「お肉屋さんの揚げ物、コロッケ的なものが食べたい」という妻の要望に応えるべく、妙蓮寺駅前にある「伊藤精肉店」でコロッケ、メンチカツ、ハムカツを購入。

 帰途につく。あえて急な坂道を上るルートを選んで歩いてみたら、丘の上から遠くに富士山が見えた。

 昼前に帰宅すると、妻が娘に昼食を食べさせているところだった。それに便乗して、私も買ってきたばかりのコロッケをつまむ。

 昼食は昨日の鍋の残りで作った雑炊と私が買ってきた揚げ物。

 午後から妻が美容院へ出掛け、私は娘とお留守番。おやつを食べたらすぐに眠ってしまい、手持無沙汰になる。ただ、起きてきてからはたくさん遊んでもらった。

 昨日中井PAで買ってきた湘南ゴールドを食べる。少し酸味が強めだが美味しい。湘南ゴールドの味だ。

 夕食はグラタンなど。

 今日は私が娘のお風呂当番ではなかったので、1人でゆっくり入る。せっかくなのでお風呂場にスピーカーを持ち込んで午前中のウォーキングの時に聴いていたラジオの続きを聴いていたら、随分と長湯になってしまった。手のひらがしわしわになっている。しかし、寒い冬に温かいお風呂に浸かって好きなラジオを聴くというのは、幸福体験の中でもかなり上位に来るものだということがわかった。癖になりそうだ。

 さて、今度こそ明日には横浜市から保育園の結果通知が届く。「日本死ね」「横浜市死ね」と声高に叫ぶ準備は万全だ。しかし、出来ることなら「死ね」ではなくて「ありがとう」と叫びたい。


1月26日(土) この怒りはどこへ向けるべきか。

2019年01月27日 09時45分02秒 | 2019年

 7時半起床。身支度を整え、妻が焼いてくれたウインナーや卵、かぼちゃを頬張る。

 9時前に家を出て、新横浜の駅前へレンタカーを借りに行く。今日は家族3人で清水(静岡)へ「さくらももこ ありがとうの会」を見に行く。今日届く予定になっている横浜市からの保育園申込結果通知を家で待っているのは嫌だということで、妻の発案である。

 我が家から清水までは約150キロ。横浜町田ICから東名高速道路を西へ走る。

 2時間ほど走り、愛鷹PAで休憩。娘のおむつを交換するついでに少し外の空気を吸わせる。ずっとチャイルドシートに座らされていたので、外へ出た娘は随分と嬉しそうだった。

 妻に運転を代わってもらう。隣に座る娘はミルクを飲んでご機嫌にしている。

 天気が良いので富士山がよく見える。また、由比PA付近では海も綺麗に見えた。ここまで来れば清水はもうすぐそこである。

 12時前に目的地の「エスパルスドリームプラザ」(通称:ドリプラ)に到着。清水エスパルスの応援に通っていた頃にしょっちゅう来ていた場所なので、とても懐かしい感じがする。

 娘に離乳食を食べさせてから、「清水すし横丁」に入っている「入船寿司」で昼食。地魚を中心とした握り寿司のセット「駿河湾特選」に、私は中トロ、妻は炙りトロを追加してもらう。また、生しらすの沖漬けと桜海老のお造りも注文。味はどれも美味しくて、特にシラスの沖漬けが印象に残った。これでご飯を食べたら何杯食べられるだろうか。お店の雰囲気的にも、赤ちゃん連れの対応も手慣れたものだったのでありがたかった。

 お目当ての「さくらももこ ありがとうの会」を見る。会場内はそれほど広くないが、さくらももこさんが描いた原画や使用していた道具などの展示、お別れの会で放映されたVTRの上映など、内容はかなり充実している。子どもの頃から日曜の夕方に「ちびまるこちゃん」を見て育った世代である私たににとっては、とても感慨深いものがあった。改めて考えてみると、ここまで全てのキャラクターを記憶していて、なおかつその特徴がすぐにイメージできる漫画というのも珍しい。

さくらさんの仕事場はこんな感じだったそうだ。

「りぼん」の1986年8月号に掲載された記念すべき「ちびまる子ちゃん」第1話の第1ページ。

静岡市のマンホールのデザインも手掛けていたそうだ。

2018年11月16日に青山葬儀所で開かれた「さくらももこさん ありがとうの会」で上映されたVTR。ついつい最初から最後まで見てしまった。

 会場の隣には、メッセージコーナーが用意されている。やはり彼女は静岡の誇りなのだろう、すごい人気である。

 続いて、常設の「ちびまる子ちゃんランド」を見て回る。まる子の家の各部屋や学校の教室が見事に再現されていて、テンションが上がる。作品の世界に迷い込んだような臨場感があって面白い。

 ドリプラを後にして、清水駅前にある喫茶店「羅比亜」へ。久しぶりにここの大きなパフェが食べたくなった。妻は苺のフレッシュジュース、私は「フルーツタワー」(チョコレート味)を注文。文字通りタワー状に盛られているフルーツを、少しずつ妻と娘に分けながら食べる。店員のお姉さまが娘を色々と気遣ってくださって、赤ちゃん連れでも気楽に過ごすことができた。ありがとうございました。

 15時過ぎに帰途につく。東名高速道路に乗ってほぼすぐ、由比PAで一旦車を止めて運転を妻に交代する。ここからも富士山が綺麗に見える。

 1時間ほどで中井PAに到着。トイレ休憩や娘への授乳に加えて、青果の直売所で買い物をする。近隣で採れた様々な野菜や果物が安く売られていて、思わず夫婦で大量に購入する。特に湘南ゴールドが置いてあったのが嬉しくて、思わず2袋も買ってしまった。

 ここからは再び私が運転し、18時過ぎに家へ帰ってくる。道がそれほど混んでいなかったので助かった。

 「さあ、保育園申込の結果や如何に!」と心して家のポストを覗いたが、空だった。「え?」と拍子抜けする。とりあえずレンタカーを返しに行って戻ってきても、やはり空だ。それから30分置きくらいに確認したが、結局のところ今日届くことはなかった。

 夕食は鍋。身体が温まる。

 食事を終えてから娘をお風呂に入れて、寝かしつける。夫婦2人で寝室で横になっていたら、危うくそのまま眠ってしまうところだった。

 ツイッターを見ると、続々と横浜市の保育園の結果がツイートされている。内定して喜んでいる人がいる一方で、全てに落ちて途方に暮れている人も多い。「横浜市死ね」という類の過激なツイートも多々ある。そんな中で、一部の人が「まだ届かない」とつぶやいている。通常同じ市内には発送翌日に届くはずなのだが、やはり数が多すぎて全てを配達することは出来ないのだろうか。明日は日曜日で配達はないから、今日届かないということは月曜日まで届かないということになる。結果次第では認可外保育施設へのアプローチを始めなければならず、それが一刻一秒を争う激戦であることを考えれば、この2日間のロスはかなりの痛手である。明らかに不公平だ。私たちは幸運にも既に認可外を押さえてあるからいいが、そうでない人たちにとっては死活問題だろう。私たちだってあと2日もこんな落ち着かない気持ちで過ごすのかと思うと気が滅入る。「死ね」とまでは思わないが、この怒りは横浜市へぶつけるべきか、郵便局へぶつけるべきか、どちらだろうか。