6時起床。一応朝はオフィスに出勤したが、今日は海老名にある県の産業技術センターで行われる国主導のイベント「中小企業ワンストップ・サービス・デイ」へ出張なので、1時間ほど事務処理をこなしてから、すぐに出発する。
11時前に海老名駅に到着し、まずは海老名ビナウォーク6番館1階にある「麺屋いろは」で、名物の「富山ブラックラーメン」を食べる。このラーメンは、ラーメン通の間では有名らしく、うちのチームのラーメン好きな先輩も、前からずっと「一度食べに行きたい」と言っている。今回、海老名出張のおかげで、その先輩より一足先に私が体験することになったわけだ。出てきたラーメンは、まさに「ブラック」。見た目のインパクトは強い。しかし、肝心の味に関しては、好き嫌いがはっきりと分かれそうである。ラーメンというと、多かれ少なかれ「しょっぱさ」のあるイメージがあるが、ここのスープにはそれが全くといっていいほど見られず、むしろ甘い。かなり独特な味である。そのため、繰り返しになるが、やはり好き嫌いがはっきりと分かれるような気がする。
今回は、具材がたくさんのっている「黒プレミアム」を注文した。
産業技術センターには、12時前に到着(入れ替わりで、朝から来ていた上司がオフィスへ戻る)。「中小企業ワンストップ・サービス・デイ」とは、各種の支援団体の相談窓口を1ヶ所に集めることで、中小企業者のどんな相談にもその場で応じるというものである。とはいっても、私たちの組織として実際に相談に乗るのは私ではなく普段からお世話になっているコンサルタントさんなので、私には特にやることはない。要するに、ただいればいいのだ。しかも、このイベントは事前の周知活動がほとんどなされていないので、相談者は全くと言っていいほど来ない。そのため、私はもはや会場にいる必要すらなく、建物内の図書室で資格試験の勉強をしたり、敷地内を散歩したりして過ごした。このイベントに意味があるのかは甚だ疑問だが、勉強は捗ったし、何より敷地内で見られる紅葉がとても綺麗で、仕事とは全く関係のないところで充実した時間を過ごすことが出来た。
産業技術センター。そもそも、こんな立派な建物が必要なのだろうか?
敷地内は野良猫の生息地となっている。
完全に爆睡中。一瞬、死んでるんじゃないかと心配になった。
白のサザンカって、こんなに綺麗だったんだ。
紅葉の時期は、ずっと木々を眺めていても飽きない。
イベントは16時で終了。コンサルタントさん曰く、「とにかく暇だった」そうだ。どうせやるなら、周知活動ぐらいしっかりやらないと…。ニーズはあっても、それが表面化してこないじゃん。
今日は、そのまま直帰する。海老名から本厚木へ移動し、16:45発の特急あさぎり号に乗って、一路新宿へ。前々から1度乗ってみたかった列車だったので、ちょうど時間が合ってラッキーだった。本厚木から新宿までの所要時間は、45分。半分は勉強に費やし、半分は外の景色を楽しんだ。前回本厚木へ出張した時もそうだったが、小田急線沿線からの直帰の場合、ロマンスカーに乗れるのが嬉しい。
特急あさぎり号(JR所有車両/本厚木駅にて)
特急はこね号(新宿駅にて)
直帰のおかげで、帰宅は18時過ぎ。普段ではありえない時間である。おかげで、金曜日の夜をダラダラと過ごすことが出来た。