社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月29日(木)

2010年04月30日 20時21分04秒 | 2010年

  9時起床。午前中は、弟と一緒にオートバックへ行き、車のオーディオでiPodを聴けるようにするための接続機器を購入してから、川口そごうの地下に入っている「今半」でステーキ用のお肉を購入する。最初は、初任給で家族を食事に連れて行こうと思っていたのだが、家にサンを置いていくわけには行かないので、買ったお肉を自宅で焼くことにしたのだ。せっかくなので一番高いものを選んだら、見た目からしていつもとは違うお肉で驚いた。

  午後には、先日インターネットで注文した巡礼用品が届く。今回買ったのは、白衣、持鈴、山谷袋、納め札である。その他に必要な金剛杖や納経帳は、現地で購入する。とりあえず、これで事前に用意するものはほぼ全て揃った。あとは、細かい計画を立てたり、登山靴に足を慣らすなどして、当日を待つのみである。


とりあえず、形から入るタイプです。

  夕食は、午前中に買ってきたお肉でステーキ。祖母、母、弟はフィレ肉で、父と私はサーロインである。私が焼いたので、せっかくの高級な肉がふいになってしまうのではないかと不安だったのだが、みんな「おいしい」と食べてくれた。ちなみに、サン用にも小さなフィレ肉を用意したところ、文字通りガツガツ食べて、食べ終わった後もひたすらお皿をなめていた。何はともあれ、家族が喜んでくれたので良かったと思う。


お皿が小さいのか、お肉がでかいのか。

  22時過ぎから、友人とファミレスへ。翌日が仕事なので、本来であれば夜更かしは厳禁なのだが、ついに彼が仕事を辞める決意をしたとのことだったので、今回は例外的措置である。ちなみに、「ついに」という表現にしたのは、随分前から辞めるという話を聞いていたからである。辞めてどうするのかというと、従来の予定通り心理学の大学院へ行くとのこと。親御さんとの話し合いも済んでいるようで、9月の試験を目標に据えるらしい。ただ、問題はいつ辞められるかということである。彼は5月末での退職を希望しているが、今までの様子を見る限り、そんなにすぐに辞められた人はいないらしい。私なんかからすれば、法的には全く問題ないのだから無理やりにでも辞めてしまえばいいと思うのだが、律儀な彼にはそう簡単なものではなさそうだ。何はともあれ、この選択が後々から振り返って心から良かったと思えるものになることを願う。


4月28日(水)

2010年04月29日 08時19分53秒 | 2010年

  6時起床。朝から強い雨が降っている。私は傘を持ち続けるのが嫌なんで、基本的には鞄に入れられる折り畳み傘を使っているのだが、こういう日にはきちんとしたものが恋しくなる。午前中は、先輩方から頂いた仕事をこなしたり、読書をして過ごす。

  昼休み中に、隣の席の先輩に「今度四国遍路に行くので、登山用品を準備しているんです」という話をする。先輩は山登りが趣味で、それもかなり本格的に取り組んできている方なので、その手のことに関してはとても詳しいのだ。今までも何度かそのような話をしていたおだが、今日もさっそくおすすめの登山用品店を教え頂いた。しかも、まだ私が揃えていない雨具やザックは貸してくださるとのことで、本当にありがたい。

  午後は、さすがに本ばかり読むことに飽きたので、「中小企業組合士」という資格試験の過去問に取り組む。この資格は、いずれ12月の試験で受験しなければならないものであるし、内容的にもこれまで勉強してきたことが問われるものなので、力試しにはちょうど良い。もちろん、まだまだ合格するレベルには遠いのだが、それなりに解けるということがわかった。その後、16時半過ぎから、先輩方にくっついて自転車屋さんの組合へ。この組合の理事長さんは非常にアクティブな方で、既存の自転車販売という枠にとらわれずに、どんどん新しいビジネスモデルを試そうとされている。いわゆる「攻めまくり」の経営なのだ。こんなに意欲的な方と一緒に事業を立ち上げたら、きっとやりがいがあるだろうと思う。

  組合訪問終了後、定時を過ぎていたのでそのまま直帰する。湘南新宿ラインで横浜を出た後すぐに眠ってしまい、気付いたらもう赤羽の手前だった。18時半過ぎに帰宅し、夕食と入浴を済ませる。明日は休みなので、少し夜更かししてから就寝。


4月27日(火)

2010年04月27日 23時36分57秒 | 2010年

  6時起床。午前中は、上司の指示を受けて某組合の総会に向けた資料&登記申請書類作りに取り組む。上司が私に仕事の指示を出す時には、必ずその仕事が事業全体の流れの中でどのような位置にあるのかを詳しく説明してくださる。そのため、「木を見て森を見ず」という状態に陥ることなく、常に全体像を意識しながら個々の作業に向かうことができる。今回も、自分が何をやっているのかきちんと理解した状態で仕事に取り掛かることが出来た。

  昼休みに入ってすぐに、四国八十八箇所第6番の安楽寺へ電話をかけ、宿坊の予約をとる。「もし満室だったらどうしよう」と不安だったのだが、どうやらかなり余裕があるようだ。昼食は、「ひもの屋」でサーモンハラミ定食を食べる。相変わらず、ここの干物はおいしい。午後は、法律の勉強をした後、16時から財団法人神奈川産業振興センター主催のセミナー(毎日新聞社経済部長、逸見義行氏による「日本経済の行方」と題した講演)に参加する。逸見氏のお話は、随所に新聞記者ならではと思われる視点が垣間見られ、大変興味深かった。このような会に仕事として参加できる(会費も取られない!)のは、本当にラッキーなことだ。

  閉会が18時過ぎだったので、職場に連絡を入れてそのまま直帰する。19時半過ぎに帰宅。入浴と食事を済ませ、簿記の復習を少しやってから、本格的にお遍路の計画を立て始める。徳島空港から1番札所までのアクセスが予想以上に不便だったり(ほぼ、タクシー以外に選択肢がない)、食事をどうするかなど色々と問題はあるが、まあ何とかなるだろう。


4月26日(月)

2010年04月26日 23時33分52秒 | 2010年

  6時起床。今週は木曜日が休みなので、月曜日独特の倦怠感は少ない。午前中は、部会議。まず始めに部長から今年度の予算配分に関する説明があり、その後各チームのリーダーからそれぞれが取り組んでいる事業についての詳しい説明と、それらの進捗状況及び今後の展望についての報告がなされる。同じ部といえど、今まで他のチームがどのような仕事に取り組んでいるのかあまり理解出来ていなかったので、とても有意義な時間だった。

  昼食は、昨日大学時代の恩師から教えて頂いた鰻屋「わかば」で鰻丼を食べる。普段は鰻を食べる機会が全くないので、最初に値段を見たときは少し驚いたが、なるほどその価格も納得の美味しさである。今までは、鰻というと油っこくて重たいイメージがあったのだが、ここの鰻にはそういう嫌な感じがない。しかも、それでいて味がしっかりしていていて、「鰻ってこんなにおいしいものだったのか」と目から鱗だった。注文してから料理が出てくるまでに時間がかかるので、昼休みの時間ではゆっくり味わうことが出来ないのが残念だが、たまの贅沢に通いたいお店である。

  午後からは、上司や先輩から指示されていた仕事を全て片付け、身軽になって法律のお勉強。チームのメンバーは私以外の全員が外に出ていたので、電話番をしながらひたすら本を読んでいた。

  17時に退社し、簿記講座の前の夕食時間を削って、昨日も訪れた新宿の「Victoria」でお遍路用の軽登山靴とトレッキングパンツを購入する。どちらのフロアでも、私が初心者だと言うと店員さんが丁寧に一から説明してくださり、私が安易に決めようとしても、「こっちも試して比較したほうがいいですよ」と親切にアドバイスしてくださった。特に、トレッキングパンツのコーナーの店員さんは、友人が四国遍路を回っていたらしく、そこから得た情報を元にとても詳しく解説をしてくださった。どちらも決して安い買い物ではないが、ここまでしっかり納得して物を買うのは久しぶりである。ただ、時間を忘れて試行錯誤を繰り返したため、簿記講座には思い切り遅刻した。まあ、そんなこともあるさ。

  22時半過ぎに帰宅。着々と、四国遍路の準備が進んでいる。明日は、宿坊の予約をするのを忘れないようにしよう。


4月25日(日)

2010年04月26日 23時21分27秒 | 2010年

  9時起床。10時半過ぎに家を出て、青山一丁目駅へ。改札で先輩と待ち合わせ、「ステーキハウス ハマ」でステーキランチを食べる。このお店は、店内の雰囲気にしても、客層にしても、とにかく「上品」という言葉が似合う。肝心の料理のほうはというと、シェフが目の前で焼いてくれるステーキはもちろん、付け合わせのほうれん草炒めや漬け物、デザートのメロンスープも絶品で、トータルでも文句の付けようがない。これでまた、デートで使える「鉄板」のお店が増えた。問題は、肝心のデートをする相手が見つからないことである。


デザートの「メロンスープ(バニラアイス添え)」

  昼食後、溜池山王へ移動し、大学時代の恩師と合流して「東京さぬき倶楽部」で開催された「お遍路講習会(入門編)」に参加する。これは、NPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」主催のイベントで、四国遍路を始める上で必要となる情報を提供するものである。これからまさに四国遍路に手を付けようとしている私にとっては、ジャストミートの企画だ。事実、予想以上に準備が必要なことがわかったし、「お接待を断ってはいけない」というような独特のマナーも教えて頂いて、とても勉強になった。むしろ、これを聞いていなかったらどうなっていたんだろうという感じである。また、先輩からは、歩きでの四国遍路には必携といわれているバイブル「四国遍路ひとり歩き同行二人」を頂き、苦せずして最重要の携行品を手にすることが出来た。このイベントへ誘って頂いたことも含めて、本当にありがとうございます。

  その後、3人で喫茶店に入る。先生とお会いするのは大学卒業以来2年以上振りなので、正直最初は少し緊張したが、相変わらず仏様のような優しさで、何だかとても懐かしかった。また、先生は横浜が地元でいらっしゃるので、私の勤務地近辺にも大変詳しく、特に野毛地区や伊勢佐木町に関する昔話はめちゃくちゃ面白かった。ただ、やはり健康面ではすこぶる快調とはいかないようで、少し心配である。大学教員という仕事は一見すると優雅な感じがするが、実際にはかなりの激務らしいので、あまり無理はしないで欲しい。今度は是非、研究室にお邪魔したいものだ。

  溜池山王駅で先生と別れ、新宿へ移動して「Victoria」で軽登山靴やトレッキングザック、雨具などを見る。その後、友人と合流し、3人でジャーナルスタンダードや東急ハンズをぶらぶらしてから、高島屋の中に入っている「クリヨン」で夕食。全体的にレベルの高いお店だったが、個人的には友人の注文した「ハンバーグステーキ トリュフソース」が一番の当たりだった。その後、伊勢丹近くのカフェへ移動。マンゴースムージーと、かわいい店員さんが印象的なお店である。そのお店には、結局閉店時間まで居座る。総計すると、かれこれ4時間近く喋っていたことになるのだが、あっという間に時間が過ぎてしまった感がある。そもそも、今日そのものが超高速で過ぎていったような気がする。


高島屋レストラン街にあるテラスからの夜景


これは、私が注文した「牛肉の赤ワイン煮込み」


このお店の名前、何だったっけ?

  23時半過ぎに帰宅。この日記の更新は明日へ回し、入浴をしてからすぐにベッドに入りって、「四国遍路ひとり歩き同行二人」の解説編に目を通してから就寝。